【社長と音楽】BOOWYファン集結の伝説イベントで全力B・BLUEしていた氷室京介好き社長

特集・インタビュー

[2017/12/23 12:00]

あの『1000人ROCK』にも参加していた社長

インターネットメディア運営、インターネットサービスの開発・運営、ウェブ広告業、リラクゼーション店舗運営など多岐にわたる事業を展開中のIdealink株式会社。同社社長が大の氷室京介ファンとのこと! どうやらあのイベントにも参加していた様子……。何ともロックな社長さんである。

Idealink株式会社 島袋直樹社長

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——6月に開催された『1000人ROCK』(※)をこのサイトでも取材したのですが、社長さんも会場にいたようですね!
(※)BOOWYファン1,000人が衣装や楽器持参で群馬県の伊香保グリーン牧場に集合し、全員でBOOWYの曲を演奏するというアツいイベント。

はい! ボーカルのエリアの最前列にいました。本当にすごいイベントでしたよね。最高でした!

——ボーカルは特にすごい数の人が集まっていましたが……社長さんも告知を見てすぐに申し込んだ感じですか?

告知っていうか、ぶっちゃけ感じ取りましたよね。BOOWYのデビュー35周年で何かありそうな時期でしたし。氷室さんに関することなら匂いでわかるんですよ、ハイ。

『1000人ROCK』の模様

——すごい嗅覚……。あのイベントに参加するあたりかなりのファンだとわかります。そもそもご年齢って?

いま36歳で、氷室さんと20歳違いです。

——BOOWY世代ではないですよね?

そうなんです。僕、高校生のときは熊本県にいて寮生活だったんです。その寮の先輩がめっちゃBOOWY好きで、朝6時からBOOWYを流すんですよ。それでめちゃくちゃハマちゃって。気がついたら氷室さんみたいにマイク握って、片足あげて、片耳に手をあてて……

——おお! バンドを始めたんですね!

いいえ!(きっぱりと) カラオケ専門なんですけど。

——えー(笑)!

すみません! でも本当にBOOWYも氷室さんも大好きで。

——一番好きな曲は何でしょうか?

一番は氷室さんソロの『JEALOUSYを眠らせて』ですね。横浜ライブバージョンは煽りまで完コピできます。あとはBOOWYの『B・BLUE』。

——『1000人ROCK』でもみんなでやった曲!

そうです! あとソロの『魂を抱いてくれ』も好きですね。『JEALOUSYを眠らせて』は車のなかでよく聴いてます。レインボーブリッジに差し掛かるあたりでイントロが始まると最高なんだよなぁ……。

『1000人ROCK』にて全力で『B・BLUE』を熱唱する島袋社長

——氷室さんのどんなところが好きなのでしょうか?

やっぱりストイックなところですね。ライブのリハも細かなところまで納得いくまでやるじゃないですか。ああいうストイックなところが大好きですね。

——骨折してるのにライブをやっちゃうくらいですもんね。

あのライブ(2014年7月20日に開催された神奈川・横浜スタジアム公演。一時は同ライブで“氷室京介を卒業する”ことになっていた)は伝説ですよね。リハで転んで胸骨を骨折したのにライブをやったんですよね。しかもライブが雷雨で一旦中止になったりして。本当に神すぎです……。

——ラストのドームツアーは参戦しましたか?

いや……それが……チケット取れなかったんです。遠くから見守らせていただきました! あんな過密すぎるスケジュールでライブを25年以上も続けて……本当にお疲れ様でした!

——“社長”として氷室さんに影響を受けている部分はどんなところでしょうか?

ストイックさにも憧れていますが、氷室さんがチームを大切にしてる部分もとても魅力的だと思っています。氷室さんってバンドメンバーだったり裏方さんをすごく大事にしてるんですよね。ライブで裏方さんにもちゃんと感謝の言葉を伝えたりして。そういう部分からチームビルディングの大切さを勉強させていただいています。あとはアメリカに移住したり、常にチャレンジしてきたところからも勇気をもらっていますね。僕もいま氷室さんがアメリカに行ったときと同じような状況っていうか……。

——それはどういうことでしょうか!?

僕、26歳のときに仲間とふたりで起業して、彼と共同代表という形をとって会社を大きくしてきたんですけど、2016年に分社化してidealinkを立ち上げたんです。より飛躍していこうってことで。まさに新たなチャレンジなんです。

——今後にますます期待ですね!

ありがとうございます!(キメ顔で)

氷室さんを意識した表情とのこと

——idealinkはさまざまな事業を展開していますが、そういった部分からもチャレンジングな姿勢がうかがえます。

会社のスタイルもさまざまだと思うんですが、僕はいろんなことをやりたいタイプなんです。もちろん最初からうまくはいかないし、失敗もたくさんしてきました。でも失敗からいろいろなことを勉強して、正しい努力をしていければ、競合に追いつき、追い抜くことができるんです。おかげさまでいまでは、手がけた事業をほかの企業に譲渡させていただいて、また新しい事業を作り上げて……という形で新しいことにどんどん挑戦させていただいています。

——事業を展開するうえで大切にしていることは何でしょうか?

それぞれでゴールを設定することです。ゴールを作ったほうがおもしろいし、そこに向かって努力できると思うんですよ。そのゴールを達成することができたら、次の好奇心を形にしてまたゴールに向かっていく。そういう姿勢を大切にしています。

——アーティストが作品を制作するのと似ていそうですね。

そうかもしれません。やっぱり何らかのゴールがないと続けられないんじゃないかと思うんですよね。氷室さんもコンスタントに作品を作っていましたもんね。しかも作品によっていつもチャレンジがあって……本当にかっこいいです。ずっと憧れです。

——今後も氷室さんとともに歩んで行くと。

ハイ! ずっと歌い続けていきたいです!

——最後に氷室さんにメッセージはありますか!?

わぁ、何だろう……。えっと……えっと……氷室さん、黒のベントレー乗せてくださいっ!

——(笑)。今日はお忙しいなかありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!
(おわり)

あふれる氷室イズム

氷室京介についてはフランク&楽しげに、仕事に関してはアツい表情で応えてくれたエネルギッシュな島袋社長。髪型や服装はファッショナブルに整えられており、キックボクシングで鍛えているという身体つきも男らしく、そういった部分からも“氷室イズム”を感じることができた。同社はバラエティ豊かな事業展開のほか、社員に毎日無料で社食を提供したり、ひとりあたり5,000円(月)/100,000円(年)のスキルアップ費用を支給したり、産休/育休中の社員に毎月おむつを届けたり、家族/恋人の誕生日に特別休暇を取得できる制度があったりと、福利厚生が充実しているのも魅力。インタビュー中にもあったチームを大切にするという社長の信念がこういった部分からもうかがえる。『1000人ROCK』がまた開催されることがあれば、ボーカルエリアの最前線に注目だ! ヒムロックばりのエモさで歌唱する島袋社長に会えるハズ! 島袋社長、今回はありがとうございましたぁぁ!

プロフィール

しまぶくろなおき●1981年11月21日生まれ。熊本県出身。2004年に大学を卒業したのち、ペルシャ絨毯の販売に携わり、入社2年目に営業成績が約200名中でトップ5にランクイン。2006年4月にIT企業に転職し、2008年4月にエンジェル投資家と創業パートナーに恵まれ、独立。8年間で年商20億に成長させる。2016年3月、設立した会社を創業パートナーと分社化しIdealink株式会社を設立。現在インターネットメディアの立ち上げやストレッチ店のフランチャイズ加盟開発など、多岐に事業を展開する。尊敬する『株式会社じげん』に倣い、“事業化集団Idealink”を目指す。

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