丸山隆平がピック弾きをしていたのはナゼ!? ダブルストップも炸裂した関ジャニ∞『関ジャム 完全燃SHOW』

連載・コラム

[2016/1/25 20:14]

お楽しみのセッション、今回はスガシカオ
1月24日に放送された関ジャニ∞による音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』。今回のゲストはスガシカオで、セッションコーナーでは同氏が2006年に書き下ろした楽曲『Progress』が演奏された。この曲はテレビ番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』のために結成されたバンドkokua(スガシカオもメンバーでボーカルを担当)の楽曲だ。


原曲にはないソロ回しに挑戦! 関ジャニ愛がどんどんProgress
今回はスガシカオと錦戸亮(ギター、ボーカル)、安田章大(ギター、ボーカル)、丸山隆平(ベース、コーラス)、大倉忠義(ドラム)、村上信五(ピアノ)の関ジャニ∞メンバー5人、そしてサポートのギターやストリングスを加えての演奏となった。原曲のイントロは1本のギターで演奏されるが、今回はそのフレーズを錦戸と安田がギターで弾き分けてスタート。そして、ゆったりとしたグルーヴで安心感のある演奏を展開し、中盤では原曲にはないソロ回しが登場した。村上、大倉、錦戸、安田、丸山の順でソロが回され、彼らの演奏面にもしっかりとフィーチャーした内容に、ファンのみなさんの関ジャニ愛もどんどんProgress(=進行)したことでしょう!


丸ちゃんのオールドスクールなピック弾き
丸山隆平は、今回はピック弾きでベースをプレイしていた。この番組では指弾きでの演奏が多いが、ここではピック弾きをチョイス。kokuaのベーシストである根岸孝旨が同曲をピックでプレイしているためそれに倣ったと思われるが、この曲のようなゆったりしながらも力強い楽曲にはピック弾きも合う。ピック弾きは指弾きよりアタックが強く出るため、ベースラインに力強さが出るのだ。丸山はプレシジョンベース(ヴィンテージ?)にアンペグのベースアンプ、そしてフラットワウンドと思われる弦のチョイスで、ほどよくゴリッとした、昔ながらのベースサウンドを放った。構えるポジションが高めだったのもよりオールドスクール感を演出していて、ベース好きな雰囲気がうかがえた。

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ソロ回しではダブルストップも!
また、先述したソロ回しでは、1小節という短い尺のなかでハイポジションでのダブルストップ(和音弾き)を披露して存在感を放った。スライドでハイポジションに上がり、滑らかな音の繋ぎでダブルストップをキメた。そのあとのサビのベースラインも、それまで聴かせていたルート音だけのアプローチでなく、ラインニング気味のアプローチを取り入れて、エンディングに向けて盛り上がりを演出。見事だ。

次回はV6の坂本くんとセッションだ!
さて、次回(1月31日)の放送では、ゲストであるV6のリーダー坂本昌行とエルヴィス・プレスリーの『監獄ロック』をセッションする予定。この曲は坂本がミュージカルで歌ったことのある楽曲とのことで、躍動的なショーが期待できる。放送後、またメンバーの好演をピックアップしてお伝えします! お楽しみに!

[耳マン編集部]