THE BOOM宮沢和史や某人気アイドルグループのメンバーなどを輩出したスゴい英語教室があるらしい!

特集・インタビュー

[2016/11/17 16:00]

豪華アーティストを続々と輩出してる!?

『島唄』『風になりたい』などの名曲で知られるバンドTHE BOOMのギターボーカル・宮沢和史や、今をときめくアイドルグループのメンバーなどの豪華アーティストを輩出している英語教室があるらしい———ある日、そんな噂が耳マン編集部まで届きました。今回はアイドルもバンドも大好き、そして英語をしゃべれるようになりたいけど今更どうやって挑戦したらいいのかわからない、そんな私がさっそくその英語教室『ラボ・パーティ』の高円寺教室に潜入してきました! パーティって名前の付くことは大体好きだし、ライブハウスとかレコード屋さんが多くて何だか馴染みのある高円寺という街……めっちゃ行きやすいッ! 自由が丘とか中目黒だったら何着て行けばいいかわかんないし高円寺で本当に良かったぁ〜。そんな想いを胸に、同教室を存分に楽しんだ模様をレポートしますっ♡

楽しげな英語教室にいざ潜入!

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レッスンの様子を見学! 教室はハロウィン仕様でめっちゃハイカラな件

教室に着くとそこには下は3、4歳くらいから上は大学生くらいまで、子ども&若い子がいっぱい! しかもみんな可愛らしいこと! 子どもも若い子も大好きな私はそれだけでテンションがアップ。なんと『ラボ・パーティ』では、ひとりでお座りをすることが可能であれば0歳から親子クラスでレッスンを受けることができるそう。そんなに小さな頃からってすごい! そんななか、平均年齢をグイグイ上げつつレッスンを見学させてもらうことに……。ちなみにこの日はハロウィンシーズンだったので教室もハロウィン仕様に飾り付けられ、生徒のみなさんも思い思いの仮装に身を包んで楽しそうにキャッキャしておりました。こういう外国の文化を取り入れたりするのめっちゃハイカラな感じしてイケてるぅ……。

入り口ではハロウィン仕様の可愛いガイコツさんが出迎えてくれました!
キュートなハロウィンの装飾がイイ感じ……ハイカラですなぁ

教室で行われていたこととは、一体……!?

すると、生徒さんと先生、全員で手を繋いで大きな輪になり「Hello,Hello」とあいさつの歌を歌ってレッスンが始まりました。生徒さんたちは次々と歌を歌いながら、英語の手遊び歌『Eenie Meenie Miney Mo』(日本で言うずいずいずっころばし的な数え歌のようです)を歌ったのち、優しい先生の指導のもと、英語でひとりずつ自己紹介を始めます。それから身振り手振りを交えながら感情表現たっぷりに先生が英語の絵本『We’re Going on a Bear Hunt』を読んで高校生・大学生の生徒さんたちが幼児さんたちを巻き込んで英語劇をしたりと、次々におもしろい仕掛けがなされた授業が進んでいきます。あれ? 黒板の内容をノートにとったりしないし、もはや教科書も使ってない! その様子はいかにも“授業”というような堅苦しいものではなく、あくまでも楽しみながら英語の言葉を聞いて&発していく斬新なスタイルで、見学している側もワクワクした気持ちになって夢中で眺めてしまいました。なかでも気になったのは、幼稚園児くらいの小さい子も大学生くらいの大きい子も一緒になって歌や英語劇を楽しんでいること。英語でコミュニケーションをとって教え合っている姿は何だか兄弟や姉妹のようで、ほっこりと温かい気持ちになりました。

みんなで手を繋いで歌う姿はとっても楽しそう!
先生の演技力あふれる絵本の読み聞かせは、生徒さんたちも夢中になって引き込まれているようでした
年上の生徒さんの主導のもと、幼い生徒さんも楽しんで英語劇に参加

実際に教室に通っている生徒さんにインタビュー

ひと通りレッスンを見学させていただいたあと、生徒さんおふたりに話を聞いてみました! 笑顔がさわやかな高校生Aくんは現在16歳で、大学生のBちゃんは現在19歳。ふたりはそれぞれ2歳、3歳の頃から『ラボ・パーティ』に通われているそうです。長く教室に通いたくなる魅力とは何なのでしょう!?

今回お話を聞かせてくださったおふたり。左からAくん、Bちゃん

———学校の勉強との違いは何ですか?
Bちゃん:ラボでは英語の文法とかはあまりやらないんですけど、歌を歌ったり英語劇をやったりして、コミュニケーション能力みたいなものがすごくつくんです。外国の家庭にホームステイに行ったり、逆に海外からホームステイの受け入れをしていて、外国の人とも交流ができたりします。学校ではそういう機会がないから新鮮だし楽しいです!
Aくん:学校よりも世界が広いので、僕もすごく刺激を受けています。教室に通っていて年齢の幅を超えた友達が増えるのも嬉しいです。

———おふたりとも、とってもキラキラしてますねぇ。レッスン内で歌や演劇を行っていましたが、表現活動に興味が出たりはしますか?
Bちゃん:そうですね。中学生以上になるとシェイクスピアの『ハムレット』や『ロミオとジュリエット』などの本格的な英語劇を学ぶんですよ。学校では恥ずかしくて劇をやってることとか隠してるけどラボではバリバリ役柄を演じちゃったりして(笑)、演技の楽しさに気付きました。
Aくん:ラボではみんなが恥ずかしがらずに歌ったり演じたりしてるから、学校とは違って、自分を表現できるよね。

———違う自分になれるっていいですね! ところでおふたりは洋楽は聴きますか? 音楽を聴いていて英語が覚えられたりします?
Bちゃん:私はテイラー・スウィフトが好きです。洋楽を聴いていて、習ったことのある単語が出てくると少し歌詞の意味が理解できたりします。
Aくん:僕は両親の影響で幼い頃からずっと洋楽を聴いていて、今はマイケル・ブーブレが好きです。耳が英語に慣れているので、リスニングは得意になりました!

数々の生徒さんを輩出した先生にもインタビュー

キラキラとした瞳でお話してくれた生徒さんに続き、優しくフランクな雰囲気で生徒さんたちに親しまれていた先生にもお話を聞いてみました。

とっても表現豊かでみんなに人気の先生

———授業では歌をたくさん歌っていましたが、歌を歌うと英語を覚えやすいんですか?
そうなんです。赤ちゃんが言葉を覚えるのも、最初からあいうえおの表を見て覚えるわけじゃないし、お母さんやお父さんがしゃべった言葉をどこかから聞いていたり、子守唄を聴いたり、大人がしゃべっているのを真似して自然に口ずさんでいったりするでしょ。だから英語も耳で聞くのが一番。色んなお歌を耳で聴いて一緒に歌って、“英語ってすごく楽しいものなんだ”っていう印象を付けることが大切なんです!

———なるほど! 大人でもそうですか?
大人でもそうです。文法的なことだけを学んでいても、実際に外国の方とお話するときに相手が何を言っているかが聞き取れなかったりするけど、歌を聴いたり歌って覚えるとリスニング力や発音が鍛えられますから、会話をするにはすごく近道なんです。

———英語を覚えるのに最適な楽曲があったら教えてください!
これ、っていうものはなくて、とにかく自分の好きな曲、耳馴染みのいい曲を聴くのが一番いいと思いますよ! 好きこそものの上手なれです!

———なるほど……。じゃあ私も自分の好きなノイズ……じゃなくてグラムロックをこれまでよりも歌詞に注目して聴いてみて、英語力を鍛えます! ところで『ラボ・パーティ』にはミュージシャンや表現活動の道に進まれた卒業生が多いんですか?
ええ。THE BOOMの宮沢和史さんは山梨県の教室に幼稚園から高校生まで通われていましたね。彼はラボに『ひとつしかない地球』という楽曲も提供してくれたんです。国境を超えた人間愛が感じられる曲で、全国の教室でその曲を歌っています。ほかにも世界的に活躍するDJ KENTAROは東北の教室の出身です。人気のアイドルグループに所属している元生徒さんは長崎県の教室出身で、グループのなかでも英語の発音が良いって言われているみたいですね。英語を使って表現の世界へ進む生徒さんが多いのはすごく喜ばしいことだと思っています。

レッスンの最後には、ハロウィンを記念したお絵描きやお手紙を書くコーナーも。みなさん仲良くお話しながら楽しそうに書いていましたっ
今回ハロウィンのカボチャに扮していた可愛い生徒さん♡ 元気いっぱいに授業を楽しんでいました。彼のお母さまも『ラボ・パーティ』の卒業生さんだそうです!

音楽好きに向いてる! しかも大人からでも習えるらしいっ

今回潜入した高円寺教室では土地柄なのか、ご両親がミュージシャンの生徒さんも通われているそうです! 歌を歌ったり英語劇を演じたりしながら英語を覚えていくなんて楽しそう。私も小さい頃からこの教室の存在を知っていれば今頃ペラペラに……と嘆いていたところ、やはり学ぶことに遅いということはなく、なんと大人が通えるクラスもあるそうです! また、今年50周年を迎えた『ラボ・パーティ』には親子二代で通っている方も多いそう。自分がやってみて良かったことを子どもにも体験して欲しくなるのは自然なことなのかもしれないですねぇ。そんな音楽好きにもオススメの『ラボ・パーティ』、全国に教室を構えているそうなので、これから英語を学びたい方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうかっ!?

[榊ピアノ]