いよいよ開幕する2017年プロ野球!注目の選手入場曲【番外編】
1曲目 安達了一(オリックス)
オリジナル曲『CLAP ADACHI!!』
チャンスの場面で彼に打席が回ると、ヘヴィな楽曲&ラップ調で「CLAP!ADACHI」と、中毒性が半端ないオリジナル曲を引っ提げて彼が登場します! 1度聴いたらクセになる! 安達選手と言えば内野の守備の要。守備でお金が獲れる選手とは彼のことを指すのでしょう。グラウンドを右往左往し、逆シングルで華麗にダイビングキャッチするとすぐさま起き上がり、目の覚めるような送球! 守備範囲の広さ、強肩ぶり。類いまれな守備に魅了され、幾度となくテレビのスタッフに彼の好プレーを取りあげてくれと頼み込んだ記憶があります。野球の醍醐味はホームランや華麗なヒットだけじゃない、そう守備で表現してくれる内のひとりだと思います! はやく彼のプレイを観れることを一日千秋の思いで待っています。CLAP ADACHI!!
【安達あるある】
辛いのが苦手だから奧さんに甘めのカレーを作ってもらっている。
2曲目 吉村裕基(ソフトバンク)
オリジナル曲 (ケツメイシ作)
吉村選手の入場曲は知人のケツメイシが制作したオリジナルナンバー。歌詞には「よしむらゆうき」と本名も入っていて粋な計らいにExcitement! 陽気なアップテンポの曲にたてノリしちゃう! 吉村選手と言えば豪快なホームランを放つその壮大なスケール感。彼が打席に立つだけでホームランの夢をみちゃいます。彼の描く綺麗な弾道のホームランの美しさはわかりやすく言うと、永遠に変わらない美しさ=永作博美さんと一緒かちょい上ぐらいだと思います! ホームランを打った後のバット投げ(通称、歌舞伎投げ)も美しく、プロ野球ファンはそのシーンだけでおかずなしで3日は白飯だけで生活できるほどです。
【吉村あるある】
福岡生まれの九州男児だがトイプードル飼ってる。
3曲目 新井良太(阪神)
プリンセスプリンセス『世界で一番熱い夏』
年間チャート2位も記録したプリプリの大ヒットナンバー! 最高にカッコいい元祖ガールズバンドのしびれる曲でございます。新井良太選手の兄、広島・新井貴浩選手は毎シーズンオフに、護摩行で燃え盛る炎に耐え顔面火傷しながら精神を鍛え、“世界で一番熱い冬”を過ごします。真っ黄色に染まったアルプススタンド。“世界で一番熱いファン”の声援の後押しを受け、ベンチから“世界で一番フルイニング出場した”金本監督に見送られ、“世界で一番熱い冬”を過ごした兄を持つ弟は打席に立つのです! プリプリの『世界で一番熱い夏』が流れると阪神ファンの熱気は最高潮! ホームランを放ったときの新井良太選手のバット投げは、世界で一番カッコいいのでぜひ目に焼き付けてください! 世界で一番熱い甲子園の夏……りょうた見に行きませんか? 映画のキャッチコピーみたいやな(笑)。
【新井あるある】
兄貴浩の愛車を勝手に乗り回していた。
4曲目 斎藤佑樹(日ハム)
アニメ『忍たま乱太郎』テーマソング『勇気100%』
こちらはNHKのアニメ『忍たま乱太郎』の主題歌! 小学校の運動会等で頻繁に流れていますよね! ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手と言えば、甲子園の決勝戦で現ヤンキース田中将大選手と投げ合った伝説の試合も記憶に新しいですね。僕たち野球ファンは、諦めずにがんばれば実を結ぶとゆうことを彼から学び、勇気100%の自信を手に入れたものです。しかしながら幾度となくケガに悩まされ、佑ちゃんは佑樹30%も本来の実力を出せていないのかもしれません。だけど今年こそ、日本中を感動の渦にまきこんだあの頃のように、佑樹100%の力で覚醒してバッターを抑え込み復活の狼煙をあげるはず! プロ野球ファンは彼の背中に勇気100%の声援を送り勇気100%を大合唱してみなさんで盛りあげましょう!!! いつも通ってる定食屋のお姉さん。今度こそあの人に思いきって声かけるんだ! 僕にください斎藤選手……勇気………100%……。
【斎藤あるある】
甲子園で使っていたのはハンカチではなくミニタオル。
5曲目 鈴木大地(ロッテ)
FUNKY MONKEY BABYS『告白』
ファンモンの『告白』は最高に胸が熱くなるラブソング。上京して5年になるのに彼女がひとりもできない僕は、居間の巨人・坂本選手のポスターに、大好きって声をかけるだけの寂しい生活をしております。鈴木選手は堅実な守備でチームを引っ張るロッテのキャプテン。打席に入る際、必ず審判に斜め45度で挨拶をします。礼に始まり礼に終わる。律儀で真面目な彼こそ、日本人の鑑、いやプロ野球選手の鑑であります! 鈴木選手について“告白”させてもらうとロッテの試合終わりにナインが、ライトスタンドのロッテファンに対して声がけをするんですがそのときに使うメガホンの使い方が下手です(笑)。今年は華麗に使いこなして盛り上げてほしいです(笑)。この曲が流れて胸が熱くなり、ロッテ名物であるウグイス壌の「すぅずぅきぃぃーー」の甲高い優しい声で気持ちも良くなり、さらに審判への挨拶で爽やかな気持ちになれる……。最高じゃありませんか? 鈴木選手が登場したら歌詞にも出てくるあの言葉を彼に対して投げかけましょう……「やっぱ大好きしかでてこない」。
【鈴木あるある】
結婚へ向けて愛の“告白”をした場所は、実家に帰る途中の車内。
プロフィール
ケイジロウ●よしもとクリエイティブエージェンシー所属。熱狂的な巨人ファン。亡き祖父に幼少時の頃から巨人愛スパルタ教育を受けて育つ。その影響で子どもの頃、世の中のテレビは、巨人戦とポンキッキーズしかないと思っていた。スポーツ番組『Going』の企画でテレビ6台を自宅に置きプロ野球セ・パ両リーグ全試合観戦したおそらく世界初の芸人である。「ヨシモト∞ホール」などで活動中。