ハードロックカフェ主催のバンドコンテスト『HARD ROCK RISING』に潜入……ハイレベルな演奏にお酒も進む

特集・インタビュー

[2017/5/29 17:30]

『HARD ROCK RISING 2017』潜入取材を敢行!

アメリカンレストラン『ハードロックカフェ』が、まだ世に知られていない才能あふれるミュージシャンやバンドを発掘すべく、『HARD ROCK RISING 2017』なる世界規模のバンドコンテストを開催しているとの話を耳にした。今年で4回目になるそうで、16歳以上のミュージシャンであれば、誰でもエントリーできる間口の広いコンテストだそうだ。しかも、優勝者はなんと米マイアミのアメリカンフットボールスタジアム『ハードロック・スタジアム』のハーフタイムショーでライブ演奏ができるとのこと! さらにその模様はMVとして撮影され、全世界の『ハードロックカフェ』で配信されるというのだ。これはぜひとも一度潜入取材に行かないと! そういうわけで5月24日、六本木にある『ハードロックカフェ』東京店で行われた東京大会決勝を観に行ってきました。

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入場料は1500円で3ドリンクつき!?

『ハードロックカフェ』お馴染みのインパクトある外観は見慣れてはいるが、実は中に入るのは初めて。思えば、夜の六本木も結構久しぶりだぞ。入場料は1500円の3ドリンクつき。ん? 1杯500円と計算すると、入場料は実質タダ!? いや~、山積みの仕事をほったらかしにしてでも取材へ来てよかった。入口では入場者にサイリウムブレスレットも配布。これはテンションが上がりますね。

やっぱりバドワイザーだよね!

この日の店内はスタンディングのライブハウス会場にすっかり様変わり! 19時半の開演時間まではまだ30分あるが、もうすでにかなりの盛況ぶりだ。気持ちも高ぶってまいります。とりあえずビールですな。いつもは国産ビールばかり、いや、ウソです、いつもは第3のビールばかりだけど、今日はやっぱりバドワイザーだよね! 開演時間が近づくに連れて、観客の数もどんどん増えてきました。

東京大会決勝、開幕

MCはバイリンガルコメディアンKAORIさん。ハードロックカフェ東京店スタッフの野宮洋平さんをアシスタントに、ふたりの進行で東京大会決勝がスタートです。これから東京大会の決勝まで勝ち進んできた4バンドが登場し、アジア大会進出を懸けた戦いが始まります。応援グッズとして配られたバルーンスティックを両手に、こちらはもういつでもスタンバイOKですよッ!

1番手 LOKA

トップバッターはLOKAが登場。ラウドサウンドを響きわたらせ、会場のボルテージは一気にヒートアップ。初っ端からスロットル全開だ。音はヘヴィながらも、かなりグルーヴ感があって耳心地がいい。ジャンル的にはインダストリアルメタルになると思うが、よりダンサブルな音で充分踊れる感じだ。実際、輪を作って踊っていた観客たちの姿も。

それぞれの持ち時間は20分だそうで、あっという間に終わってしまった。いやぁ、楽しかった~。あ、ちゃんと取材はしていますよ!

2番手 Soultyfrog

続いてはSoultyfrog。コントラバス&ボーカル(兄)とアコースティックギター&コーラス(弟)による兄弟デュオだ。珍しい組み合わせに興味津々。アコースティックギターの音色にコントラバスの低音が見事に絡み合う。メロディアスな曲に、ジャジィな雰囲気が加わって、かっこいい! 兄弟ならではのコーラスワークも素晴らしい。聴かせる曲もあり、思わずうっとりと聴き入ってしまいました。

3番手 THE STEPHANIES

お次は3ピースのガールズバンドTHE STEPHANIES。昨年の東京大会の優勝バンドだそう。ルーツミュージックとなるオールディーズをベースにしつつも、単なる懐古趣味ではない楽曲にセンスを感じる。昨年の優勝者というのも納得だ。力強いボーカルも、3人お揃いのトラディショナルなスーツ姿もサマになっていて最高! 心から楽しそうに演奏している姿を見て、こちらも幸せな気持ちになりましたよ。

4番手 THE KEY PROJECT

最後はTHE KEY PROJECT。日本ロック界の重鎮3人(エンリケ/ベース、八重樫浩/ギター、工藤哲也/ドラム)から繰り出されるのは骨太な、まさに大人の正統派ロックサウンド。当たり前だけど、演奏うますぎですッ! ただただ感心しながら、20分間ずっと見とれちゃいました。そうそう、MCでエンリケさんがマンチェスターで起きたコンサート爆発事件に関してかなり怒っていました。わたくしも、まったく同感であります!

すべての演奏が終了! どのバンドも素晴らしい……レベル高い

すべての演奏が終わり、残すは審査のみ。審査員はキーボーディストの大浜和史さん、『ベースマガジン』編集員・岡見高秀さん、『オルフェウスレコーズ』代表取締役社長・内宮則一さんの3人。甲乙つけづらいほど、どのバンドもよかっただけに審査は悩むだろうなぁ。集計作業の間、バドワイザーアンバサダーズのダンスタイムを見ながら審査結果を待ちます。お、ついに結果が出た模様。優勝は!?

東京大会の優勝は……

優勝はSoultyfrogに決定! 4バンドそれぞれに個性があって、どれも本当に素晴らしかったですが、納得の結果ですね。優勝したSoultyfrogに喜びのコメントをいただきました。「嬉しいのひと言です。昨年『島村楽器』主催のアコースティック大会で、グランプリを獲ることができました。そこで世界各国のいろんなジャンルのバンドが参加するこの大会で、自分たちのスタイルが一体どこまで通用するか挑戦してみたら?と薦められ、参加を決意しました。どういう評価が下さられるのか、正直かなり心配だったんですけど、優勝というこれ以上ない評価をいただけて、とても自信になりました」

マイアミに行ってほしい!

最後に東京大会の参加者全員で記念撮影。「どのバンドもよかった。今年が今までで一番熱い大会だったと思う」と審査員の総評。ロック色が強かったのも今年の東京大会の特徴だったとか。今後は東京大会のほかにも開催されている大阪大会、福岡大会の優勝バンドがアジア地区代表選出ラウンドへ進出。音源やライブ映像審査によって、世界4地区(北米、中南米、ヨーロッパ、アジア・中東)の代表バンドが選ばれ、そのなかから優勝バンドが選出されます! マイアミのショーに立てるのは、一体どのバンドになるのでしょうか!?  Soultyfrogがんばって〜!

コンテストが終わり、時計を見ると時刻は22時。2時間半のあいだ立ちっぱなしだったのか。さすがに疲れてはいるが、ライブを大満喫したので心地よい疲労感。大満足でした。来年も同コンテストがあったら、ぜひみなさんも会場に足を運んでみませんか? 素晴らしい演奏と美味しいお酒が楽しめ、マジ最高ですよー! もちろんわたくしもスケジュールを空けておきますッ!

[高山こうすけ]