2017年はマンガの最終回ラッシュ!? 映画化されたアノ作品から100巻超えの超大作まで

連載・コラム

[2018/1/4 07:00]

思い出の作品はどれ?

2017年は、誰もが1度は耳にしたことがあるような超有名マンガがいくつも完結した。なかには、映画化が大成功したもの、ファンが驚くタイミングでの連載終了、コミックス100巻以上刊行している超大作まであった。誰しも、思い入れがある作品がひとつくらいはあったのではないだろうか?

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『毎日かあさん』

作者の西原理恵子自身の家族のエピソードをモチーフに、主婦の日常生活や子育てがリアルに描かれたマンガが、6月26日に最終回を迎えた。毎日新聞朝刊(毎日新聞社)に2002年10月より2017年6月26日まで週1回連載されていた。単行本は全14巻。

『君に届け』

多部未華子主演で2010年に映画化され、大ブームを巻き起こした椎名軽穂によるマンガ『君に届け』。見た目が暗く長い黒髪から「貞子」と呼ばれた黒沼爽子と、爽やかで人気者と対照的な風早翔太の恋の行方も、11月13日発売の『別冊マーガレット』12月号で完結を迎えた。全29巻。

『FAIRY TAIL』

累計発行部数は全世界で6,000万部以上を誇る真島ヒロによる長編ファンタジーマンガ。『週刊少年マガジン』2017年第34号で最終回を迎えた。なお、真島は速筆で有名で、同作で『週刊少年マガジン』史上初となる「2週連続での一挙3話掲載」を行っている。全63巻。

『ベイビーステップ』

同じく『週刊少年マガジン』連載、勝木光による人気テニスマンガ『ベイビーステップ』も10月に最終回を迎えた。新シリーズが展開し始めたばかりだっただけに、消化不良のファンも多く、早くも第2部への期待が寄せられている。全47巻。

『浮浪雲』

『ビッグコミックオリジナル』でなんと44年も連載が続いていた、秋山ジョージの超大作。9月に最終回を迎えたが、8月に掲載された回ですでに登場人物が「ご本人の心の中でもう、終わったようですのでねえ」と最終回を予告していた。2018年1月に発売予定の112巻で完結。

その他あの超有名四コマも完結

このほかにも、『週刊少年サンデー』連載の『マギ』(作・大高忍、全37巻)、同じく『週刊少年サンデー』連載の『ハヤテのごとく!』(作・畑健二郎、全52巻)、『まんがタイム』連載の『おとぼけ課長』(作・植田まさし、全29巻)、『週刊コミックバンチ』連載の『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」(作・神崎裕也、全24巻)が2017年に最終回を迎えている。

ファンにとっては寂しい限りだが、大団円を迎えた作品も多い。これを機にイッキ読みしてみては?

[沢野奈津夫@HEW]