永野『2021年最後に聴きたいこの一枚』

自分にとって新しい面を人様に見せる事の出来た一年でした

2021年は自分にとって新しい面を人様に見せる事の出来た一年でした。何より去年から始めたYouTubeチャンネルにおける音楽語り。今まで隠していた90年代ロック好きの自分を解放する事によってリットーミュージックさんから本まで出版する事になり、まさかこんな展開が待ってるとは思いもしませんでした。自分の中では人様に知られると恥ずかしいと思ってた事が人様にとっては喜ばれる場合もあるのかと。あと、その恥ずかしいと思ってた事ぐらいでは自分の培ってたものは崩されないんだと！

そんな2021年最後に聴きたい一枚はウータン・クランの『ウータン・フォーエヴァー』です。ウータン・クランの不穏さにニルヴァーナを見たと勝手に解釈して以降今になってウータンを聴きまくってるのですが、前作『燃えよウータン』で築き上げたカンフーテイストを全面に出さずに好き放題やってるCDで言うところの2枚組アルバムに「自分で自分のイメージを制限したらダメなんだ」と言う事を学びました。

自分はもう歳だし人に気を遣ってる暇はないのでウータン・クランの首謀者・RZAみたいに自由に生きます。トライアンフ最高。ロックじゃなくてごめんなさい。