【ぱいぱいでか美、桃色の半生!】第1回:とんでもない芸名を名乗る私の肩書き
「言うほどでかくないがそこそこでかい」おっぱいを武器に歌手、バラエティ、グラビアなどジャンルにとらわれず活躍するタレント・ぱいぱいでか美が自身の半生を初めて振り返る連載!
第1回:とんでもない芸名を名乗る私の肩書き
ぱいぱいでか美と申します!
初めまして。そうじゃない方は改めまして。このたび『耳マン』で連載を開始することになりました、ぱいぱいでか美と申します!
いやぱいぱいでか美て。すごい名前ですよね。もはや麻痺してきてますけど。何ならゆるキャラみたいな気持ちですけど。それでもいまだに初対面の方に自己紹介をするときは少ーしだけ緊張します。
『ぱいぱいでか美、桃色の半生!』はそんなとんでもない芸名を名乗りながら活動する私ぱいぱいでか美の半生を振り返る、そんな連載です。前から応援してくださってた方には私のことをもっと知ってほしいですし、今日!今!初見!な方にもこの連載を通して好きになっていただけるような場所にしていきたいです。目指せ、書籍化!
バラエティ、グラビア、執筆、音楽活動……全部やりたい!
「お仕事は何してるんですか?」
芸能界の端っこにいる者が聞かれて1番困る質問です。誰しもが知っている存在じゃない限り、なかなかこう、胸にクるものがあるのです。でも最近では「タレントです!」と元気よく答えています。なぜなら私のウィキペディアにそう書いてあったから。ウィキペディアが言うならば自信を持とう!と「タレントです!」と答え始めました。
2014年にバラエティ番組『有吉反省会』に初出演し、2015年からは同番組のレギュラーとしてお世話になっております。テレビの効果は絶大で、『有吉反省会』を通して私のことを知ってくださった方がほとんどなんじゃないでしょうか。ほかには単発で汚部屋の掃除をしてもらうテレビの企画に出演したり、AbemaTVの番組にも不定期に出演させてもらってます。
バラエティを通して名前を少しだけ知っていただけてからは、グラビアのお仕事も不定期にやっています。何てったってぱいぱいでか美ですから! 名乗るほどは大きくないんですけどね(笑)。グラビアのお仕事は軸になるほどたくさんはやっていないのですが、お話をもらって露出度などを確認し、これならイケる!と思ったらやっています(笑)。
文章を書く仕事もちょこちょこやっていて、この連載もそうですし、カルチャー誌でコラムを執筆したり、音楽雑誌でレビューを書かせてもらったりもしています。
ここまで読んでわかっていただけたでしょうか。ぱいぱいでか美、かなりいろいろなことに手を出していると。
そんなこんなでテレビなどのメディアを通して知ってくださる方が多かったりするのですが、普段は地下アイドルやインディーズバンドと一緒に、ライブハウスでライブを行っています。オケを流してソロで歌って踊ったり(踊りはちょっとだけ)、ぱいぱいぱいチームというバンド編成でのライブもあったり、あとはひたすらおしゃべりし続けるトークイベントに出演することもあります。最近ではアイドルの子たちとともにAPOKALIPPPSというグループ活動も始めました。こっちは結構がんばって踊ってます。あとは敬愛するハロー!プロジェクトとその関連楽曲しか流さないという信条でDJもやっています。
音楽活動はほかにもやってまして、実はCDも出してるんです。シングル3枚とアルバム1枚。オリジナル曲が意外に多くて、2017年にワンマンライブを行った際は19曲歌ってもまだまだ歌ってない曲があることに自分でびっくりしました。楽曲は自分で作詞作曲することもあれば、作家さんにお願いして提供していただくこともあります。
とまぁこんな感じで、ぱいぱいでか美にはアーティスト(か、かっけぇ……)の一面もあるのです! ぱいぱいでか美の通帳には、定期的に印税(か、かっけぇ……)が振り込まれているんですよ。めちゃくちゃおもしろくないですか。
バラエティ、グラビア、執筆業、そして音楽活動。全部やりたいので私の肩書きは「タレントです!」。
幼い頃からブレることのない夢
これはぱいぱいでか美がまだ仲井優希(本名)だった頃、ヘッダー画像にも使われてる天パとぽっちゃり真っ盛りの20年前、6歳頃の話です。(ヘッダーの美しい犬は当時飼っていたアリスちゃんです。可愛いなー!)
テレビのなかにはソファーの前で体を揺らしながら「イッツオートマーチック♪」と歌う女性がいました。そうです、宇多田ヒカルさんです。
何なんだこの曲、この動きは。しかも16歳だなんて!
幼心に衝撃を受けつつも「え、歌手ってがんばれば10年後になれんの?」そう思った私はこの瞬間から将来の夢が「歌手」に大決定しました。幼稚園の頃からケーキ屋さんなどと並行して歌手の夢はありましたが、たまたまテレビで宇多田ヒカルさんを観たことで、バチッ!と夢として歌手がハマりました。
その後、モーニング娘。さんの大ブームや、avex系歌姫たち、バンド音楽との出会いによってよりブレることのない夢として「歌手になりたい」が確立されていきました。この辺の話はまた追って!
いろんなお仕事をさせてもらいながらも地道に音楽活動を続けているのは、小さい頃からの夢だから。とりあえずは叶ってるけど、全然MAX値には到達してないので。まだ夢の途中!
次回はそんな「歌手」という夢を見つけたぱいぱいでか美……いや、仲井優希ちゃん小学生編のお話をしていきます。