小学生のときにぱいぱいでか美は始まっていたのかも【ぱいぱいでか美、桃色の半生!】第2回
「言うほどでかくないがそこそこでかい」おっぱいを武器に歌手、バラエティ、グラビアなどジャンルにとらわれず活躍するタレント・ぱいぱいでか美が自身の半生を初めて振り返る連載!
第2回:小学生のときにぱいぱいでか美は始まっていたのかも
宇多田ヒカルを観て歌手になるのを決意した小2のでか美
こんにちは。ぱいぱいでか美です! 前回から始まったぱいぱいでか美の半生を語る連載、その名も『ぱいぱいでか美、桃色の半生!』。初回からなかなか好評で嬉しかったです。やっぱりみんな、ぱいぱいでか美って名前で活動してる女の成り立ち、気になるんだな。ありがとうございます。今回も次回もご贔屓にお願いいたします。(ガンガンRTしたり感想呟いてくださいという意味です……えへへ)
テレビに映る宇多田ヒカルさんを観て、歌手になるのを決意した小学2年生の私。我が家ではなんとなく「シングルは我慢するけどアルバムは買う」みたいな風潮がふんわりあったので、ファーストアルバム『First Love』が発売されたとき、お母さんにお願いして生協で買ってもらい毎日聴いていました。「最後のキスはタバコのflavorがした」の意味なんてもちろんわからないまま。
今思うと自然と音楽に触れやすい家庭環境だったのかも
もともと両親も音楽が好きで、お父さんはギターやベースを趣味程度にやっていたり、お母さんはママさんコーラスや大正琴の教室に通ったりしていました。音楽という共通項はありつつも自由に趣味のある両親だったからか、私自身の習いごとも「これをやりなさい」と言われたことはなくて「やりたいものがあったら言いなさい(やらせてあげるから)」という方針だったので、そろばんと習字(即やめた)、それからピアノも習っていました。そのなかで1番自主的に取り組んでいたのはピアノでした。裕福な家庭というわけではなかったけど、ピアノも買ってもらったり両親の趣味であるゴスペルのライブ鑑賞にも連れて行ってもらったりしてたし、今思うと自然と音楽に触れやすい家庭環境だったのかなぁと思います。
そして宇多田さんを好きになってからは、それまで教科書に載ってる課題曲のクラシックしか弾いてこなかったピアノで、J-POPを弾くようになりました。それもまたお母さんに生協で『J-POPかんたん伴奏集』のような本を買ってもらい、両親が好きなKiroroやDREAMS COME TRUEの弾き語り……というほどにはできてなかったと思いますけど、家で歌を歌うようになりました。
こういう風に育っていけば、そりゃもう幼稚園児の「おうたをうたいましょう」の時点でノリノリだったらしい私は、歌うのがどんどん楽しくなっていくわけで。好きな歌手もどんどん増えていきました。
ポケビの“鉄球の映像”はいまだにトラウマ……モーニング娘。のブーム到来!
さまざまな歌手のなかでも、ポケットビスケッツが大好きでした! 家事の手伝いをしてこつこつ貯めたお小遣いで初めて買ったCDは、ポケビのファーストアルバム『Colorful』。しかも中古で800円。ポケビ……というか千秋さんには当時かなり憧れを抱いていて、初めて歌詞を見ずに歌えるくらい何度も何度も聴いて、何度も何度も歌った曲もポケビの『Power』でした。『Power』は両親に頼み込んで頼み込んで、8センチシングルを買ってもらったなぁ。
当時はポケビがやっていた署名運動にももちろん参加したし、好きすぎるあまりライバルユニット・ブラックビスケッツのことは敵対視していました。ビビアン嫌だ!千秋のほうが絶対可愛い!ナンチャン最悪!ウッチャン最高!という完全に厄介なヲタク(笑)とは言いつつ結局ブラビもめちゃくちゃ聴いてましたけど(笑)。
余談ですが、私いまだに『ウリナリ』でのポケビのマスタリング済み音源が鉄球で潰される映像がトラウマなんです。私のなかでは鉄球=ポケビの音源破壊する玉ってくらいの悪印象。それくらいポケビにはハマっていました。
ポケビと同時に、モーニング娘。のデビュー&大ブームもやってきました。クラスの女子はみんなモーニング娘。が大好き。私も例に漏れず大好き。「タバコのflavor」に続き「くちびる見つめないで 心の中が読まれそう」なんて意味、考えもしないまま歌っていました。まさか高校生になって再びハロプロを好きになり完全にヲタクになるとは思いもしませんでしたが、これはまた別の話。ちなみに当時の推し遍歴は飯田圭織さん→矢口真里さんでした。
音楽とテレビは20年前から生き甲斐で大好きなものだった
現在、バラエティのお仕事と音楽活動を半々くらいでやっている私ですが、実はもう小学生のときにそれが決まっていた・望んでいた道だったのかな?とすら思います。ミュージシャンとかアーティストとか音楽活動をしている人ってメディアに出ること自体が苦手な人が結構多いと思うんですよ。私のまわりにもめちゃくちゃいるし。私も元はと言えば音楽活動を主軸にしていたのに、テレビに出たりすることに何の抵抗もないというか、むしろ最高のお仕事!喜ばしい~!もしかして向いてるのでは~!ってなっているのは、この小学生当時がかなり影響しているのではないのかな、と。言わば人格形成初期、物心のつき始める頃に宇多田さんをテレビで観て歌手の夢を抱き、ポケビやモーニング娘。をはじめJ-POPを好きになる、という。
ポケットビスケッツもモーニング娘。も、始まりはバラエティ番組から生まれてるんですもん。私もほとんどの人には『有吉反省会』の人、と思ってもらっていますし。そう考えると、テレビと音楽って私のなかでは20年も前から繋がっていたお仕事、生き甲斐、大好きなものだったんだなぁ。
ぱいぱいでか美の人格形成初期編はどうでしたか。この頃は多分まだおっぱいも大きくなかったかな、さすがに。それでは次回もぜひ読んでくださいねー!