竹下幸之介(DDTプロレスリング)の『ニシナリライオット』第22回:「KEW旗揚げと西成のレイ・ミステリオとS君の涙と」
DDTプロレスリングの未来を担う若き逸材・竹下幸之介。そんな彼が自身の昔のブログを読み返しながらつづる、地元・西成のお話!
2007年06月06日
314話『ラウンディングプレス』
最近昼休みにプロレスごっこをやるのが流行っています!!
そして一つの団体が出来上がりました( ̄◇ ̄;)
その名も...
KEW
キッズ エンターテイメント レスリングごっこ
なかなかハードなバンプをみんなとってて、今日友達のコルバタを喰らったさい額が擦りむけました(笑)
今日も友達とサッカーやったりしていました!!
ミスター君が903シリーズの携帯電話を買っていました(゜o゜)
すごいですな~(~o~)
こげこげ君がいきなり『団体旗揚げしたし、今から走るぞ』
って言ってきたので、20人ぐらいでサッカーして遊んでたんですが、その内旗揚げメンバーの5人でランニングに行きました…
ついにKEWの旗揚げが決まった。旗揚げ戦は茶話会のレクリエーションタイムで、写真のメンバーがおもな旗揚げメンバー。団体のロゴを試行錯誤するところから始め、W☆ING風のかなりカッコイイデザインができ上がり選手のモチベーションは一気に上がった。
休み時間には基礎練と、体育倉庫から持ち出したマットで受け身の練習。アマチュアなりには一から丁寧に練習していて、時間がわりととれる昼休みにはスパーリングと技の練習をしていた。
そんななか、意外な才能をみせたのがともや君だった。小学生なのに少しアッシュがかったような茶髪で、グリーンのランドセルを背負っていて女子受けは抜群。運動神経も抜群で、身長が低かったこともあり西成のレイ・ミステリオとして売り出すことに。
竹下とともや君の手が合ったのか当時のブログでも記しているとおり、コルバタやミステリオラナ、デジャヴ、下駄箱の上からの雪崩式フランケンシュタイナーができるようになったので、満場一致で旗揚げ戦のメインイベントは「竹下幸之介 vs ともや」のKEW初代王者決定戦でいこうということになった。(次ページへ)