【社長と音楽】時にラッパー、時にフォークシンガー!? 常に“発信”し続けるキヨシロー好き社長

特集・インタビュー

[2018/2/1 11:30]

YouTubeにオリジナルソングを投下!

日本最大級のアフィリエイトサービス『A8.net』やスマートフォン向けアドネットワークサービス『nend』などを展開する株式会社ファンコミュニケーションズ。同社について調べてみると、社内のお偉いさんっぽい人がオリジナルソングを歌っている動画に辿りついた……。どうやらこれ、社長さんっぽいぞ! 早速、同社を突撃してみると、社長はあのロックスターの大ファンであることがわかった。なんて魅力的な社長さんなんだ!

株式会社ファンコミュニケーションズ 柳澤安慶社長

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——YouTubeにオリジナル曲をアップしているユニークな社長さんがいると知りまして、今回はおうかがいしました!

ハハハ! 僕なんかでいいのかなぁ。

——オリジナル曲はラップ調だったり、フォークっぽいものがあったりとても興味深いです。やはり音楽好きなのでしょうか?

そうですね。僕らはニューミュージック世代っていうのかな、フォークからロックっぽくなってきたくらいの時期がど真ん中で。RCサクセションにどハマりしましたね。中学3年くらいのときに初めて彼らを聴いて、高校以降は何回もライブに行ったりもしました。キヨシローの真似して化粧したり、髪を染めたりして楽しかったですね。

ラップにも挑戦!?

——おぉ!キヨシローですか!

あの頃にあんな歌詞聴いたらハマっちゃいますよね(笑)。若いときってマイノリティ志向っていうか、アンダーグラウンドなものが好きになるじゃないですか。そういう意味でも当時のRCサクセションはドンピシャだったんですよね。

——RCサクセションとの出会いは?

ラジオでした。確かタモリのオールナイトニッポンだったと思うんですけど、彼らがゲストで出てライブしたんですよ。それがもう衝撃的で……。

——やっぱり当時はラジオなんですね。

テレビに出ないアーティストも多かったですからね。ラジオは刺激的でした。僕は長野出身なんですが、魅力的なアーティストがたくさん出てるFM TOKYOがどうしても聴きたくて。アンテナ持って屋根に登ったりしてましたもん(笑)。結局、全然聴けないんですけど(笑)。

——(笑)。清志郎さんのライブで特に印象的だったのは?

最初に観たRCサクセションのライブですね。高校生のときだったんですけど、地元から近い小さいホールでライブがあったんです。前のほうで観ることができて、本当に興奮しまくりでした。キヨシローがTシャツをビリビリに破って投げたりして。みんなでそれに飛びついたり。

——逆に最後に観たのはいつでした?

大学1年くらいのときに、夏のフェスにRCサクセションで出演していたときだったと思います。復活ライブ(※喉頭癌から復帰して2008年に武道館で開催したライブ)も行きたかったんですけど、仕事が忙しくて行けなかったんですよね。本当に残念です。

——清志郎さんが亡くなったときは何をされていましたか?

やっぱり仕事が忙しい時期で、出勤前に訃報を耳にしました。「キヨシローがいなくなっちゃったよ……」って本当にショックでした。今でも命日には友だちと家に集まって、RCサクセションのDVDを流しっぱなしにして酒を飲んだりしています。聴くたびに発見があって、ずっと色あせないですよね。

——清志郎さんが残した歌詞でいちばん好きなのは?

いちばんがたくさんあるんですが、やっぱりライブのオープニングでやっていた『よォーこそ』は忘れられない曲です。この曲はバンドのメンバーを紹介しながら観客にコンサートに来てくれたことを感謝する曲なんですけど、歌詞の中に「オイラと組まないか、儲けようぜ」っていうフレーズがあるんですが、「よし俺も大人になったら仲間集めて儲けてやろう」って勇気をもらえたんですよね。一緒に組む仲間を探さないといけないという僕の起業の原点かもしれません。あと挙げればキリがないんですが、個人的にはロック調の曲よりバラードが好きなんですよね。『スローバラード』とか『多摩蘭坂』とか。『あの歌が思い出せない』って曲も名曲です。よく落ち込んだときに「この街角 一人で何のあてもない~♪」なんて、この曲を口ずさんだもんですよ(笑)。歌っているとなんか希望が湧いてくるんですよね。

——そんなキヨシロー愛にあふれた社長が手がけたオリジナルソングについても聞かせてください!

あれは副社長と一緒にやっている音楽ユニットなんですけど、基本は彼が楽曲をつくっているんです。1曲目は3年前にアップしたんですけど、そのころYouTuberが騒がれていた時期だったので、僕らも試しにやってみようといういうことで。それで会社の紹介も兼ねて、ラップでおもしろい曲に仕上げました。2曲目はフォーク調の曲で、僕らの会社がある渋谷の街について歌っています。

ほのぼのフォークソングに仕上がった『ようこそ渋谷一丁目一番地』

——3曲目は一転してメッセージソングですね。

この曲は当時社会問題となっていたメディアの信頼性(※不正確な記事や著作権侵害等)の件からひらめいたらしいんです。それもあって「金儲けのためなら何でもありなのか!?  自分のプライドを大切にしょうぜ」っていうメッセージを込めた曲になっています。

——PVにはドローンも使われてますね! これはすごいです!

そうなんです! 新しい技術も取り入れたいといつも思っていて。でも撮影中に砂浜の砂がドローンに入ってしまって壊れちゃったんですよ。本当はもっといろんな映像を撮りたかったんですけどね(笑)。

3曲目となる『あどけない世界』。歌詞も要チェックだ! さらば、ドローン!

——どの曲もかなり手の込んだ作品になっていて驚きました。今後も音楽活動は続けていくのでしょうか?

1年に1曲はアップしたいと思っているんです。そうしないとちゃんと活動してる感じにならないですもんね。CDとかも出したいと思っています(笑)。

——それは楽しみです! このように曲を公開したり、SNSでも積極的に発信されていますが、どのような思いからの行動なのでしょうか?

僕の考えとして、発信をしないと情報ってちゃんと入ってこないと思っているんですよ。コミュニケーションは“双方向”で成立するものだと思っていますので、発信しないとしっかりと受け取ることもできないと思っているんです。その気持ちは仕事をするうえでも一番大切にしていることなんです。これからも常に発信していこうと思っています。

——音楽面での発信にも期待していますね!

はい! 新曲も制作中ですので楽しみにしていてください!

(おわり)

感度の高さがうかがえるオシャレ&エネルギッシュ社長

洋楽ではカルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、スタイル・カウンシル、ポリス(スティング)、U2などが好きだといい、UKテイストのオシャレダンディズムをまとっていた柳澤社長。毎年、誕生日には年齢分のキロ数を走る“バースデーラン”も実施しているといい、ランニング中にはザ・ブルーハーツや真心ブラザーズを聴いてテンションを上げることが多いそう。こちらもなんとも素敵なセンスである。ネット業界の最先端をいく社長だけあって、言葉の端々から感度の高さをビシビシとうかがうこともでき、非常に刺激的な時間を過ごすことができた。インタビューにもあったとおり今年も新曲が公開される予定だという。次はどんな曲なのでしょうか! こちらもお楽しみに! 柳澤社長、ありがとうございましたぁぁ!

プロフィール

やなぎさわやすよし●1964年10月20日生まれ、長野県出身。成城大学経済学部卒。広告代理店、インターネットプロバイダーを経て、1999年にファンコミュニケーションズを設立、代表取締役に就任。広告代理店自体にはコピーライターをしていたこともあり、現在もブログ『ダダステーション』で広告やマーケティングなどについてユニークな持論を展開する半面、Twitterではダジャレや愛犬・愛猫の写真など親しみやすい側面を発信する“ヤナティ”として、投資家やアフィリエイターなどのステークホルダーに知られている。

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