関ジャニ∞丸山隆平のさりげない指弾きチェンジに注目! 『関ジャム 完全燃SHOW』でKANA-BOONとセッション

連載・コラム

[2016/2/8 16:56]

ゲストKANA-BOONは『ナントカナルサ』を手がけたバンド
関ジャニ∞による音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』の2月7日放送回は、若い世代から支持を集める4人組ロックバンドKANA-BOONがゲストで登場。KANA-BOONは関ジャニ∞の楽曲『ナントカナルサ』(アルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』収録/2015年11月)を手がけていることもあって、トークコーナーも非常にリラックスした雰囲気で展開された。

KANA-BOON (c) テレビ朝日

ツインベース&ツインドラムのセッション!
名物のセッションコーナーでは、関ジャニ∞の錦戸亮(ギター、ボーカル)、安田章大(ギター、ボーカル)、村上信五(キーボード、ボーカル)、丸山隆平(ベース、ボーカル)、大倉忠義(ドラム、ボーカル)とKANA-BOONで『なんでもねだり』(KANA-BOON/2015年5月)と『ナントカナルサ』を演奏。ツインベースにツインドラムというユニークな編成で、2曲をメドレーで披露した。大倉と小泉貴裕(KANA-BOONのドラム)のふたりは、『なんでもねだり』ではアイコンタクトを取りながらフィルもバッチリ合わせて、一糸乱れぬドラミングを披露。『ナントカナルサ』では、パートごとに叩き分けながらも疾走感はまったく失わず、両者のドラミングの相性の良さをうかがわせた。

丸ちゃん、さりげなく指弾きにチェンジ!
ツインベースに挑んだ丸山と飯田祐馬(KANA-BOONのベース)は、ユニゾンで両曲を演奏。丸山のフェンダー・プレシジョンベースのまろやかなサウンドと、飯田のヤマハBBのエッジの効いたサウンドが気持ちよく混ざり合っていた。そんななかで、ベースに敏感な耳マンが特に気になったのは『ナントカナルサ』で丸山がさりげなく指弾きにチェンジした点だ。この曲はAメロ(サビもところどころで)のベースラインに休符が入っており、そのニュアンスがキモになっている。この曲のように休符でノリを作るフレーズの際は、ミュート(音をしっかりと切ること)が楽な指弾きのほうがプレイしやすいため、ピックでも指でも演奏できる丸山は指弾きをチョイスしたのではないかと思われる。ピックでガシガシ弾き続ける飯田と、指弾きでグルーヴィに攻める丸山の対比が非常におもしろかった!

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来週はOKAMOTO’Sがゲスト、丸ちゃんの“ベース卒業試験”!?
次回2月14日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』は4人組ロックバンドOKAMOTO’Sがゲストで登場する。OKAMOTO’Sは関ジャニ∞の楽曲『勝手に仕上がれ』を手がけており、この曲もベースがアツい。OKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモトはTwitterで「“勝手に仕上がれ”を皆さんと演奏 とてもいいテイクだった。 裏テーマはマル氏の“卒業試験”(笑) みなさま、見てのお楽しみということで」と収録時のことを振り返っており、丸山の“ベース卒業試験”の結果が気になるところ。番組終了後、ぜひまたレポートしたい!

ハマ・オカモトTwitter

[耳マン編集部]