清野アナ&大槻ケンヂがプロレステーマ曲を語り尽くす!中学男子バイブス全開なイベントが楽しすぎた件……
清野アナ×大槻ケンヂ×大坪ケムタによるプロレス&音楽トーク!
4月26日に東京・LOFT9 Shibuyaにてアナウンサーの清野茂樹による“プロレステーマ曲”本『1000のプロレスレコードを持つ男』の出版を記念したトークイベントが開催。同イベントには著者の清野アナを中心に、司会に大坪ケムタ氏を迎え、ゲストに筋肉少女帯や特撮でボーカルを務める大槻ケンヂ氏が出演! 3人はまるで中学生男子のように(!?)熱く&楽しくプロレスや音楽トークに花を咲かせました。
清野アナ私物『マッチョドラゴン』のレコードにはまさかの大物のサインが!
第1部では清野アナと大坪氏がトーク。同書のタイトル通り、実際に1,000枚を超えるレコードを所持する清野アナが、自身のコレクションのなかから厳選したレコードをピックアップし、気になる楽曲(ラッシャー木村選手のテーマ曲:ダニエル・ブーン『スカイダイバー』やハルク・ホーガン選手『一番』などなど……)を聴きながら、テーマ曲や選手にまつわるエピソードを披露。清野アナのレコードはプロレスラーからのサインが入っているものが多かったのですが、なかでも気になったのが藤波辰爾選手の『マッチョドラゴン』! このレコードに入っていたサインは藤波選手のものかと思いきや……作詞を担当された森雪之丞氏のサインだそうです。ある意味レアすぎる一品に、会場は驚きと爆笑に包まれていましたっ。
オーケンお気に入りのテーマ曲とは……?
第2部では清野アナの実況と彼が選出したテーマ曲(キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』)が披露されるなか、大槻氏が華麗に登場! もし自身がプロレスラーだったら同曲をテーマ曲にしたかったという大槻氏(候補はほかにもいくつかあるそう)は、「中2病ですけど、男なら1度は(自身のテーマ曲を)考えますよね。コスチュームとかね(笑)」と照れ笑いを浮かべながら語っていました。話題は大槻氏がテーマ曲に目覚めたきっかけから、筋少の楽曲をテーマ曲に使用している選手についてまで多岐にわたりました。そんななか、大槻氏が紹介したお気に入りのテーマ曲は、「あまりにも吹っ切れてて良い曲」だというエンセン井上選手の『エンセン井上入場テーマ』。ハワイアン調で陽気な同曲と、強面なエンセン選手とのギャップが衝撃的かつ素晴らしかったです……。
この日1番の盛り上がりをみせた(!?)「筋少っぽい」楽曲
プロレスのほか、格闘技にも造詣が深い大槻氏。彼が「みんなが忘れても俺は忘れない」というほど好きな(!?)、“骨法”という武術の後継者である堀辺正史氏による『骨法のテーマ』で会場はこの日1番の盛り上がりに! 「喧嘩!喧嘩!喧嘩!喧嘩!」といった歌詞が続き、熱気ムンムン&男気あふれる同曲を、大槻氏は「筋肉少女帯っぽいんですよ!」「ものすごく、おいちゃん(筋少のギタリスト・本城聡章氏のニックネーム)が作ってきそうな曲!」と分析。筋少ファンの方はぜひ同曲を聴いて、“筋少っぽさ”を確かめてみてはいかがでしょう……!?
日本で1番有名なプロレステーマ曲は……やっぱりアレ!
その後も、清野アナいわく「日本で1番有名なテーマ曲なのでは?」というアントニオ猪木選手のテーマ曲『炎のファイター』を聴いたり、濃密な楽曲鑑賞会&トークは続き、プロレス会場さながらの熱気のままイベントはお開きに。大槻氏が求めるテーマ曲とは「小さい会場でも大きい会場でもハッキリ聴こえて、戦意を高揚させる曲」「わりとちょっとダサかっこいいくらいの、わかりやすい曲の方が良いですね!」とのことでした。
イベントは最初から最後まで情報量たっぷりでお届けされましたが、3人にとってはまだまだ語りたい名曲がたくさんあることでしょう! こんなに楽しくマニアックなトークが、ふたたび聞ける機会があることを願いますっ。これをきっかけにプロレステーマ曲に興味が出た方はぜひ清野アナ渾身の著書『1000のプロレスレコードを持つ男』をお手にとってみてはいかが?