【レポート】1000人ブルーハーツに大興奮&感涙! 今年の『1000人ROCK』もすさまじかった……
今年の『1000人ROCK』はブルーハーツ
1000人でバンド演奏を行うという目的で2017年にスタートした『1000人ROCKFES.GUNMA』(通称、1000人ROCK)。6月1日、同イベントの第3回がこれまで同様に群馬県の伊香保グリーン牧場にて開催された。第1回、2回は開催地・群馬県から誕生した伝説的ロックバンドBOOWYの楽曲を課題曲とし大盛況を収めたが、今回はBOOWY同様に熱狂的ファンが多いTHE BLUE HEARTS(以下、ブルーハーツ)の楽曲を1000人で演奏することが決定。『耳マン』編集部もブルーハーツ大好き!ということで、なんと今回は我々がプロデュースをさせていただきオフィシャツTシャツも制作させてもらったのです!
今回は我々もこのTシャツを着て参戦! 感動に包まれたイベントの様子をレポートしましょう!
車で東京から約2時間。見えてきました伊香保グリーン牧場! 懐かしい! そもそも我々は記念すべき第1回を取材させてもらい、そのときの感動が忘れられず今回ご協力をさせていただくことになったのでした。わぁぁ、あの興奮が蘇る……!
リハーサルに向けて参加者も続々と集まり、各自セッティングを始める。こういうときドラマーって永遠に叩いてるよな……。そんなドラマーあるあるを体感しつつ会場を見まわすと、友達同士や家族、カップルなど本当に幅広い参加者が集結しており、みなさんめちゃくちゃ楽しそう。晴天のなか野外で楽器を鳴らすなんてなかなか経験できないですもんねぇ。
すぅ・ひなんちゅ❗️群馬県の1000人ロックフェスに行ってきました😊🌈1000人以上で一斉に音を奏でる迫力は凄かったです!2人ともすごく楽しんでました💐
— SILENT SIREN (サイサイ) (@staffsaisai)2019年6月1日
この模様はNHK「J-MELO」
国際放送(NHK WORLD-JAPAN) 7/15(月)国内放送(BSプレミアム) 7/20(土)にて放送となります!是非ご覧ください😉pic.twitter.com/M7EHB7Ksy9
入念なリハーサル! 楽しく、一生懸命やろう!
そしてリハーサルがスタート。1時間をかけてパートごと、そして全員で『終わらない歌』、そしてアンコール曲として参加者には事前に伝えられていた『リンダリンダ』(テンションあがる!)をみっちりと練習する。このイベントでは会場中央で演奏するホストバンドに合わせるようにみんなで合奏するのだが「歌い出しはドラムのカウントに合わせてください」や「ボーカルはなるべくみんなでオンマイクにしてください」などなど、みんなで少しでも“良い演奏”をしようとする姿勢が感じられ(指示をするのは実行委員長の柄澤純一郎さん。音楽好き!)バンドマン心が燃え上がる。みんなでがんばろーぜ!!
言葉はいらないのである
リハーサル後はご飯を食べたり、お酒を飲んだり、持ち込んだアウトドアチェアーに座ってのんびりと楽器をつま弾いたり、練習し続けていたり(やっぱりドラマー!)、それぞれが思い思いに時間を過ごしつつ本番を待つ。そしてついに本番がスタート。渋川市長の髙木勉氏の挨拶のあと、実行委員長の柄澤さんの「1000人ROCK〜! カモン!」の合図で『終わらない歌』、そして『リンダリンダ』が演奏された。言葉はいらない。ただただ楽しく、アツく、感動的なのである。
1000人で演奏する楽しさ! 誰も一人ボッチじゃない!
いろいろな境遇にある1000人が全国から集まり「世の中に冷たくされて 一人ボッチで泣いた夜 もうだめだと思うことは 今まで何でもあった」と熱唱(熱演)する姿に涙があふれた。1000人の音楽愛&ブルーハーツ愛がひとつとなり、この瞬間ばかりは誰一人として一人ボッチではなかったはずだ。参加者の方々に話を聞いてみると、これまでに開催された3回すべてに参加している人も多く、『1000人ROCK』自体のファンになっている人の多さに驚かされた。1000人の合奏が生み出す感動と興奮が深く心体に刻まれているのだろう。
今回の盛り上がりをみる限り来年の開催も間違いなさそうだ。実行委員長の柄澤さんは「素晴らしいバンドメンバーと出会えて幸せでした」と終演後にコメントしていたが、ぜひあなたも『1000人ROCK』のバンドメンバーになってみては? 思っているより1000倍アツく、感動的なイベントですよ! 課題曲などはもちろんまったくの未定ですが(誰の曲になるの!?)どんな曲目であっても1000人で合奏すればめちゃくちゃ楽しい!
音楽好き、楽器好きには全力でオススメしたい『1000人ROCK』、参加者のみなさまお疲れさまでした。Tシャツをご購入いただいたみなさまも本当にありがとうございました! 『耳マン』より愛をこめて!