『JAMESON HALLOWEEN FES 2』開催記念! グドモがジェムソン片手にぶっちゃけトーク〜バンドマンとYouTuber〜
——それはお楽しみってことですね。おふたりはアイルランドに行ったことってあります?
金廣:俺はないですね。イギリス止まり。
たなしん:僕もないです。憧れますね。
——アイルランドにどんなイメージがありますか?
金廣:やっぱり音楽ですよね。U2とかもいますけど、自分のイメージとしてはフォークソングで楽しく踊ってるような。音楽とお酒が密接で、それが国民に根付いてるっていうイメージ。
たなしん:ウイスキーを楽しみながらみんなで夜通しバーで踊ってるみたいなね。あと寒そうっていう。単純にね。
——今おふたりでお酒を飲んでますけど、ふたりがサシで飲むことってあるんですか?
金廣:去年ライブハウスの店長さんたちと僕らでキャンプをしたんですけど、みんな寝ちゃったときにたなしんと飲みながら永遠に答えが出ないような話をずっとして(笑)。
——永遠に答えが出ない話!?
たなしん:全然、ほとんど覚えてないんですけど。
金廣:俺がすごい覚えているのは、たなしんの“しん”っていう字は“慎む”っていう漢字なので、たなしんは慎むことが大事だよっていうのをずっと言ってました(笑)。
たなしん:それ覚えてる。人生ってね、自分の名前に反するようになっていくんだよね。金廣真悟は“真実を悟る”っていう字だし。
金廣:そうなの。辛い(笑)。
たなしん:あのあと「確かに全然慎んでねぇわ」と思って、知り合いの書家の方に“慎”っていう字を書いてもらって玄関に貼りましたからね。それを見ながら毎日「恐縮です!」つって。
——効果あるんですかそれ(笑)。おふたりは学生時代からの仲ですが昔はサシ飲みもよくしていたんですか?
金廣:いやぁ、むしろ歳とってから何回かっていう感じですよ。
たなしん:僕自体が誰かとサシで飲むってことがないですからね。大勢での打ち上げとかそういう場が多くて。金廣は誰かとサシ飲みって結構あるみたいだけど。
金廣:うん、結構行ってる。でも同じ仕事の人とはそんなに飲まないかも。違う職業の人と仲よくなってそれで飲むほうがおもしろいなって。
バンド活動とYouTuberって僕のなかでは似てるんです(たなしん)
——グッドモーニングアメリカといえば、たなしんさんのYouTuber活動も注目を集めていますよね。
たなしん:それこそ金廣が言ってたみたいに、音楽業界ではあるけどあまり接点のない方に登場してもらったり、すごく刺激をいただいています。
——かなり手間……いや動画のなかでの言葉を借りると“足労”がかかってますよね?
そうですね。編集も全部自分でやってますし実際かなり足労はかっていますけど、「これを形にしたらみんなが喜んでくれる」っていうイメージが湧くんですよね。だからできてるっていうところがあって。そういうスイッチが入ると、もちろん足労はかかってるんですけど、あんまり大変とは思わないというか。バンドもそうで、お客さんに楽しんでほしいっていうモードになるとあんまり苦じゃなくなるというか。そういうふうにずっとバンドをやってきたし、バンド活動とYouTuberって僕のなかでは似てるんです。
——性格的に合ってるんでしょうね。
たなしん:そういうのが好きなんですよね。楽しませるみたいなことが、きっと。YouTuberっていかに自分をさらけ出せるかっていうところが勝負だったりもしますけど、そういう部分も楽しめていますし。
——金廣さんはたなしんさんがYouTuber活動を始めることになったとき、ぶっちゃけどう思いました?
金廣:まぁ「好きにすりゃぁええよ」って(笑)。始めたタイミング的にもYouTuberのピーク的な時期だったと思うんですけど、流行りに乗るだけじゃなくてちゃんとたなしんらしさが出ていったらいいなって。一瞬で終わるものでなければいいんじゃないかなと。
——開始当初は「ナゲットを○個食べる!」みたいなYouTuberっぽいネタを結構やっていたと思うんですけど、今はベースを主軸にした音楽的なコンテンツが多いですよね。
たなしん:当初からバンドをやりながら自分のペースでやりたいなとは思っていたので、無理なく続けるためにやっぱり音楽的な動画が多くなっていってますね。
——スゴ腕のベースプレイヤーにベースを教えてもらうみたいな動画もありますが、YouTuberになってからベース上手くなりましたよね、絶対。
たなしん:そうなんです。ライブがやっぱり楽しくなってます。
自分らしい生き方しかできない故に、俺は音楽がないとダメというか(金廣)
——金廣さんはたなしんさんのプレイヤーとしての成長を感じることはありますか?
金廣:あとは遠くに音を飛ばすって意識がもっと強くなってくれたらいいですよね。最近はそういう演奏ができるようになってきたと思うし、すごくいいと思います。
——金廣さんはYouTuber活動に興味ありませんか? どちらかというとあまり素の自分を見せない方なのかなと思うんですけど……。
金廣:壁は作りますよね。だから音楽ができてると思います。そういう生き方しかできない故に、音楽がないとダメというか。音楽を作ってないと、まぁ、苦しくなっちゃうんですよ。
——音楽で自分をさらけ出すっていう感じですかね?
金廣:そうですね。
——金廣さんは最近、ソロの弾き語りライブを精力的にやっていますがその理由は?
金廣:単に7月と8月が多すぎたんです(笑)。誘われたライブはできるだけ出ようと思ってたらかなり多くなっちゃって。
——ソロライブはバンドとはまた違う刺激がありますか?
金廣:もちろん刺激はあります。弾き語りの人って要するにギターとテメェとテメェの声と歌詞だけで勝負してる人たちですからね。最初はバンドメンバーがいないとステージに立つ自信がなかったですけど、バンドマンの自分だからこその弾き語りの形もあるって感じるようになりましたし、今は自信を持って弾き語りできてます。まぁ最初なんて、怖くて足が震えましたけどね。
——そんな金廣さんのソロ活動は、たなさんにとってはどういうふうに映ってるんですか?
たなしん:そうですね……やっぱり羨ましいですよね。歌を歌えるっていうのが。
金廣:お前も歌えばええやん(笑)!
——バンド活動以外でいろいろな刺激を受けているタイミングのようですが、そんななか本職であるグッドモーニングアメリカで参加する今回の『JAMESON HALLOWEEN FES 2』のライブへの意気込みを改めて聞かせてください!
たなしん:YouTuberの活動も一番のモチベーションはやっぱり楽器が上手くなりたいっていうところなんです。前までは「ライブ怖いな」とか「間違っちゃったらどうしよう」とかって気持ちもあったんですけど、今はいい演奏ができるんじゃないかって楽しみなんです。ライブは10月の末なので、それまでにまた練習もして自信をもってステージに上がれると思います。ライブを楽しみにしていただければ嬉しいです。あ、あと冒頭でも言いましたけれども、おもしろいコスプレもしますのでね!
——コスプレは何でしょうね? アイリッシュ系ですかね?
たなしん:そうですね!
金廣:何だよそれ(笑)。
たなしん:まぁでも、渋谷では誰もやってないやつをやりたいですね!
——渋谷で誰もやってないって、かなりハードル高いですよね。
たなしん:「ウソだろ!?」ってやつで。
——金廣さんもお願いします!
金廣:運よくジェムソンと出会ってウイスキーを飲ませてもらって、運よく本当に好きだったので、そんな『JAMESON HALLOWEEN FES 2』のスペシャルライブっていうところを受け止めて、その日にしかできない俺らのライブっていうのができたらいいなと思っています。もちろん他のバンドさんもそこを目指してくると思うので、みんなでいいライブをしてお客さんに楽しんでもらいたいですね。
——楽しみですね。会場でもジェムソン ジンジャー&ライムも飲めるみたいですけど、これすっごい美味しいですね。
金廣:めっちゃ美味しいですよ。
たなしん:もうなくなっちゃいました。
『JAMESON HALLOWEEN FES 2』詳細
2018年に開催された音楽プロジェクト『JAMESON HALLOWEEN FES』が今年もやってくる! 今回はグッドモーニングアメリカ、DATS、FINLANDSという勢いあふれる3バンドとコラボレートし、彼らが出演するスペシャルライブのほかさまざま企画を実施。スペシャルライブに参加したい人はオンラインスマホ音楽ゲーム『BEAT!BEAT!BEAT!』に挑戦だ! キャンペーンサイトにアクセスして同ゲームに挑戦し、ドラマーになりきって30秒間スネアドラムを連打。タップ数が多いほど当選確率が上がり、ライブチケットのほかサイン入りフェンダー製エレクトリックギターなどがGetできる! 10月14日(月)まで何回でもチャレンジOKなので何度もトライしてみよう。また、10月末まで渋谷の音楽バーを中心にスクラッチキャンペーンも開催! スペシャルライブのチケットがその場で当たるチャンスだ! 今すぐサイトをチェック!
『JAMESON HALLOWEEN FES 2』キャンペーンサイト
グッドモーニングアメリカ
“グドモ”の愛称で親しまれている4人組ロックバンド。2001年に東京・八王子にて前身バンドが結成され、2007年からグッドモーニングアメリカの名前で活動をスタートする。2013年にメジャーデビューし、2015年に初の日本武道館単独公演を開催。2018年には6枚目となるアルバム『!!!!YEAH!!!!』をリリースした。ベースのたなしんは2018年よりメジャーバンドマンとして初の(!?)バンドマンYouTuberとして活動し、注目を集めている。