『BRADIOのファンキーハンター』【日本屈指の振付師&ディスコフリーク・パパイヤ鈴木編:第6回】

連載・コラム

[2016/12/23 17:00]

対談を振り返って
真行寺がパパイヤ鈴木とのファンキー対談を振り返る



ダンサー・振付師、そしてバラエティでみせる面白くて気さく、柔らかな方というイメージに対して、いい意味でそのまま(ありのまま)だったパパイヤ鈴木さん。インタビューも「それじゃ始めますかっ!」という感じではなく、世間話のような、初めてお会いしたとは思えないぐらいの心の距離感で迎えていただきました。

お話をしていくなかで、“歌う”だったり“踊る”ことは本来僕たち人間や動物の本能なのだと改めて感じさせられました。大昔の人たちが生きるために豊作を願い、枯れ果てた大地に雨を降らすために踊ったことのように、小鳥が子孫を残すために自分の羽を広げ求愛の舞をすることのように。

いちばん嬉しかったのは、BRADIOは最近の音楽でも特に濃いほうだって言っていただけたこと。僕の解釈だけど”濃い”とか”土臭い"って同じニュアンスの言葉に感じていて、それってなんか“俺たちここに生きてるんだ”っていう当たり前すぎて照れくさくてなかなか言えないことに誠実で一生懸命で情熱をたぎらせている印象があって。だから“自分たちはこうだ”とか“助けてくれ”みたいな主張や存在を歌ってたりするソウルが好きなんだなって改めて感じました。ソウルバーみたいにオススメの曲をその場で流していただけたし、貴重なダンスレッスンまで! ダンスの名前から歴史まで丁寧に教えてくれて、とにかく”濃い”方でした。インタビューというよりも僕が吸収させていただくことが多すぎて、パパイヤ鈴木さんの“ファンキーセミナー”といった具合。まさに俺得でした。

パパイヤさんにとって、ダンスとは自分の気持ちを伝えるコミュニケーションツール、そしてファンキーとはそんなコミュニケーションの中で恥ずかしくて伝えられない想いを伝えるための照れ隠し。この質問、毎回相手任せでザツな質問だなとわかっているんですが(笑)、パパイヤさんはこの質問を投げかけた瞬間にこの答えを返してくれました。ライブハウスシーンで“ファンキー”という言葉を使っている身として、“ファンキー”という言葉(これに関しても諸説あるなかであくまでポップにしか受け止められない僕の解釈)がライブに来てくれる人たちにとって、照れながらも自分を解放する・できるような言葉になったらいいなと思いました。


パパイヤ鈴木との“コミュニケーション”で見つけたファンキーワード

「ファンキーとは照れ隠しである」
by パパイヤ鈴木


次回もBRADIOが“Funky!!”に出会いに行く予定! お楽しみに!

【著者紹介】

BRADIO
真行寺貴秋(ボーカル)、大山聡一(ギター)、酒井亮輔(ベース)、田邊有希(ドラム)による4人組ロックバンド。楽曲ごとに異なるサウンドを鳴らす楽器陣を軸に、熱唱&ファルセットを使い分ける真行寺の歌声で、観に来たFUNKY PARTY PEOPLEを虜にするエンターテイナー集団。2017年1月18日にセカンドフルアルバム『FREEDOM』の発売が決定!

[耳マン編集部]