Suchmosジャケ弁を持ってグリーンルームフェスに行って来たぞ!〜オバッチの『ロックな食生活』〜

連載・コラム

[2017/5/31 12:00]

ジャケ弁を作ってフェスに行ってみよう

横浜の赤レンガ地区で開催された『グリーンルームフェスティバル’17』に行ってきました。

フジロックやサマソニだと真夏だし、環境や時間などの理由でジャケ弁を作って持って行くのはちょっと難しいのですが、グリーンルームは日帰りで行けるし、スタート時間もお昼過ぎなので、ジャケ弁を作って持って行くには最適なイベントかも!ってことで、作って持って行ってみることにしました。

横浜で開催のフェスということで地元・横浜への愛にあふれたバンドSuchmosのアルバム『THE KIDS』のジャケ弁を作ってみました。


(1)お弁当箱に梅干しを並べます。(メンバーの数に合わせて6等分したもの)

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(2)ご飯を敷き、カットした焼き海苔を配置。

(3)ごまとゆかりふりかけをふりかけます。

(4)カットしたカマボコと焼き海苔を配置。

(5)薄焼き卵を文字の形にカットして、配置して完成です!

Suchmos『THE KIDS』ジャケット

クーラーバッグに入れて保冷剤で冷やしつつ持って行きましょう。


ここは横浜赤レンガ! ジャケ弁のお供に美味しいおかずもゲット

当日は夏のような気候で、これまた最高のフェス日和。会場に入る前の無料エリアにたくさんのブースがあって、ここのエリアだけでも見ててかなりおもしろいな~。そして会場に入ります。

まずはビールで乾杯です! 紙コップもグリーンで良い感じ。すぐ近くは海だし良いロケーションですね。

ライブはお昼過ぎてからスタートなので、ゆったりしたタイムテーブルもいいな!

んじゃさっそくお弁当を食べよう。海を背景に、良い感じ。もぐもぐ……

あ……おかず、持って来なかった(笑)!!! なんか買って来よう、う、会場内のお店は大行列。赤レンガのなかの飲食店も混んでるなぁ。あ、さっきの無料エリアのところで売ってたこれにしよう。

横浜と言ったらこれでしょ! 美味しいシュウマイ崎陽軒~! 久々に食べたらめちゃくちゃ美味しいぞ、崎陽軒。

腹ごしらえを済ませて、ライブを観つつ会場内を見て回ってみる。飲食店とかは人がたくさん並んでるけど、それ以外はぎゅうぎゅうって感じもなくて、のんびりした雰囲気。

無料エリアにいたら、イギリスのバンド、ニュー・マスター・サウンズのメンバーが普通に歩いて楽屋のほうに入っていくのを見かけました。そのちょっとあとにライブを観たらステージ衣装のまんまだった。こうゆうラフな感じがまた良いですね。

船のステージがあるのね~と見に行ったら……

停泊してる船の中でやってるのかと思ってたら、船が動いてるなかでライブやってるみたいでした。面白いですね。こういうシチュエーションだからできるんですね〜。でもチケットは売り切れていたので、観たいアーティストが出る場合は早めに買っておくべきなんだね。乗ってみたかった~。

その後、CHARA姉さんのライブを観ていたら「昔、横浜の男の人と付き合っててそのときに作った歌だよ」とのMCが! そ、それはあの人か?と思いつつ、お酒をグッと飲み干しました。


地元を愛するアーティストは素敵

日が暮れてきて、いい感じの時間帯。Suchmosが始まる頃、ステージ前にはたくさんの人が。これが噂のSuchmos……すごい人気だ!

ボーカルのYONCEさんはいきなり「気持ちいいぜ! 横浜バイブレーション!」。千葉出身のオバッチはYONCEさん節をよく知らなかったので、そのキャッチーなMCに釘付けでした。地元への愛を語りつつ、ライブは進んでいきました。あれ? グッナイってやつ、やらなかった……聴きたかったな。地元だったから有名すぎるあの曲はあえてやらなかったのかも。

さて、さらにいい感じに日も暮れて来ました。

大トリのマイケル・フランティさんの登場です。今日はこのお方を観に来たのです! マイケル・フランティさんはフジロックや朝霧ジャムで観て大好きになったので、かなり久々にライブを拝見しました。昔は楽しさと激しさと平和さがあるライブのイメージだったのですが、楽しさの割合が以前よりも増えた感じ。

最後に客席エリアまで降りて来て、お客さんとハグしまくるのが彼のライブのスタイルだったのですが、今はライブ中に何度も何度も客席エリアに降りて来るスタイルになってました。合計7回。あれですよ、柵の手前でハイタッチとかじゃないですよ。スタッフさんが客席エリアにお立ち台を用意して、その上で歌うのが7回ですよ!

最前列のお客さんをお立ち台に上げて唄わせたり、会場にいるお子様をステージに上げてみたり、お立ち台で歌いながら、客の帽子を被りまくってファッションショーしたり、坂本九さんの『上を向いて歩こう』を歌ってくれたり、最高のエンターテイメントでした。私は気が付かなかったんだけど、サウンドガーデンの曲をワンフレーズ演奏して、数日前に亡くなったクリス・コーネル(サウンドガーデンの元メンバー)の追悼もしていたみたいです。相変わらず素敵なライブでした。

一言だけ言わせてください。フランティさん、ちょっとだけアンドリューW.K.にキャラ似てきたような気がした(良い意味でだぞ)!

ライブが終わり、帰り道。今日ライブで観た海外から来てたアーティストのみなさんが「ヨコハマ!!」って言ってたな。幕張メッセやさいたまアリーナのライブでは「トキオー!!!」って言う人がほとんどなのにな。

千葉生まれ千葉育ちだから、幕張でライブ観てるときに「TOKYO」って言われると不思議な気持ちになるんだよねぇ、埼玉のみなさんもそうだったりするのかな?

横浜に負けないぜ!って気持ちでその日に持っていたジャガーさんトートバッグを見ながら「横浜グリーンルームが地元アーティスト推しなら、今年の氣志團万博には千葉の英雄ジャガーさんが出るんだもん」という、どうしようもない対抗心を燃やしながらオバッチ初めてのグリーンルームは終わりました。

MCで地元への愛を語っていたYONCEさん、地元を愛するアーティストは良いな! 最後に千葉を愛するジャガーさんの写真をどうぞ。

船橋で行われていたジャガーさんトークショーの写真です! 千葉と言えばジャガーさん、いつかジャガーさん弁当も作りたいです。

下記の動画は今回のジャケ弁の制作過程です。観てみてね♪

『JAKEBEN - Suchmos "THE KIDS" ジャケ弁 #suchmos』

【著者紹介】

オバッチ(ジャケ弁職人)
本職は印刷関係のデザイナー。料理の腕は人並み、手先は器用。好きなミュージシャンはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ナイン・インチ・ネイルズ、ベン・ハーパー、岡村靖幸など。いつかザック・デ・ラ・ロッチャさんにお弁当を食べてもらうのが夢です。

[オバッチ(ジャケ弁職人)]