クイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観た!〜感動状態でジャケ弁製作〜
(※今回の記事は映画『ボヘミアン・ラプソディ』の感想を含みます。未見の方はご注意ください!)
試写会へ道連れ
クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーのフィギュアがうちに来て、2年くらい経過しました。フレディはフジロックやサマソニのほか、旅行にも連れて行きましたが……。
今回は初めてフレディと映画館に行きました! この映画は一緒に観ないとね。
そうです! 現在絶賛公開中のクイーンの伝記ミュージカル映画『ボヘミアン・ラプソディ』です!
運よく試写会のチケットが当たったので、TOHOシネマズ六本木ヒルズへ。本編上映前に舞台挨拶があり、クイーンを演じた俳優3人(フレディ役のラミ・マレックさん、ギタリストのブライアン・メイ役のグウィリアム・リーさん、ベーシストのジョン・ディーコン役のジョー・マゼロさん)が登壇ゲストとして登場。
日本で人気のあったクイーンを演じられて、日本に来られたことが嬉しいことや、フレディが日本文化が好きで、映画に出てくる着物はそれを忠実に再現したものだということ。また、配役の最終決定はブライアンとドラマーのロジャー・テイラーで、彼らが選んでくれたこと。最後の『ライヴエイド』(※)の映像は5週間ものリハーサルして撮影に挑み、ブライアンとロジャーが撮影を見に来てくれて、クイーン役の俳優4人にアドバイスをくれて、携帯電話で演じている彼らを撮影しはじめたこと。
(※「アフリカ難民救済」を目的として1985年にイギリスとアメリカで行われた20世紀最大のチャリティコンサート)
などなど、興味深いお話をたくさん話してくれました。俳優さんたちのお話から、クイーンへの深い敬意が語られて、観る前から心にグッときました。
最後に法被を着た3人が鏡開きをやることになりました。ステージ端に置いてあった酒樽を舞台中央へ移動させることになって、酒樽の後ろから登場したのはお笑い芸人のひょっこりはん。え?なんで?と思っていたら、司会の方が「フレディの白いランニングシャツつながり」と言っていました。あ!なるほどね!ww
『ウィ・ウィル・ロック・ユー』の有名なリズムに合わせて手拍子と足拍子で会場が盛り上がったところで鏡開きし、俳優さんたちは楽しそうに舞台を降りていきました。
映画にすべてを
そして映画がスタートです。思っていた以上に、フレディのパーソナルな部分に踏み込んでいった内容でした。
実在の人物のストーリーだから大体の話の流れはわかっているのに、フレディの恋愛シーンはドキドキするし、思わずニコニコしちゃうシーンもあるし、辛くなるシーンもあって、観ていていろんな気持ちになってしまう。
個人的に好きだったのはレコーディングのシーン。あの有名曲はこんな風に作られていたのか!ってわかるのがおもしろかったです。当時のレコーディングのおもしろさとバンドのアイデアとか主義が伝わってきて、わかっているけど改めてクイーンはすごいバンドなんだなぁと。
あとは会話のなかで出てくるそれぞれの時代のアーティストの名前にニヤッとしたりね。そして、役者さんたちがどんどん本人に見えてくる。特にブライアンは本人にしか見えない!
圧巻だったのはやっぱり最後の『ライヴエイド』のライブシーン。ライブに至るまでの経緯、バンドの圧倒的なパフォーマンス、それを再現した役者さんのすごさは映画館なのに立ち上がって大歓声を送りたくなるくらいの迫力でした。
これから観る方へのアドバイス、ハンカチを準備していってくださーい! 本当に必要です。
六本木のTOHOシネマズは、ディスプレイがいろいろあっておもしろかったです。座ると曲が流れるダンボール製のピアノ!
フレディの衣装が、映像が映し出される箱のなかに入ってて、眺めているだけでも楽しいディスプレイ!
輝ける7つの食材
とっても映画に感動した状態で、『クイーン2』のジャケ弁を作りました。
(1)お弁当箱にご飯を敷き詰めます。
(2)焼き海苔をご飯の上に敷いて黒い面を作ります。
(3)顔と手の形にカットしたハムを配置します。
(4)(4)顔のパーツの形にカットした焼き海苔を配置し、マヨネーズで髪のツヤを出します。
(5)カットしたさつま揚げと、昆布の佃煮を配置。
(6)文字の形にカットしたカマボコを配置して完成です。
あ! フレディ、できたよ、お弁当。7つの食材で作ったんだよ。
実写映画という名の欲望
ミュージシャンの伝記映画はたくさんありますが、バンドメンバーが製作に関わっている作品は観る側としても信用できますね。数年前やっていたN.W.A.の映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』もN.W.A.メンバーが製作に関わっていて、アイス・キューブ役なんて息子のオシェイ・ジャクソン・Jrが演じてますからね。
今回観た映画『ボヘミアン・ラプソディ』ではフレディが猫好きということで、かわいい猫ちゃんがたくさん出てきます。いろんなフレディの苦悩を猫たちが癒していたのかもしれませんね。
みなさまも映画館でぜひ観てみてください! 何度も観たくなる作品です!
↓今回のジャケ弁製作過程の動画はこちら↓