三重のご当地グルメに舌鼓!歴史が詰まったレトロ喫茶&伊勢うどん【ナカジマノブ(人間椅子)の食道楽の旅 イエーイ!】第26回

連載・コラム

[2018/3/29 12:00]

イエーイ! 三重県四日市、東海道の宿場町で絶品ご当地グルメに舌鼓! 昭和な雰囲気漂う、懐かしさとレトロ感がたっぷりの商店街で、心もお腹も幸せいっぱい!


★四日市駅から徒歩5分、老舗の喫茶店『カフェテラス スワサロン』

朝イチから食べられる幸せの素『ハンバーグランチ』!

★諏訪公園のすぐ近く、三重うまし国横丁のなかにある『おいないさ』

みなさんご存知三重県名物、『伊勢うどん』!

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イエーイ! ドラムやってます、ナカジマノブです!

いやー、春だねー。桜が咲いてきたねー。ちょっと歩くだけでもうきうきだね! 桜を見かけるとつい足を止めてじっくり鑑賞しちゃうよねー。俺が住んでる高円寺も、駅前、表通り、路地、公園、どこを歩いても桜が楽しめちゃう! 歩くのに良い季節だから、閉じこもってないで出かけようぜっ!

さて、2018年も頭っからライブツアー三昧。各地で美味しいもの食べまくってるっす! そんななか、初めてゆっくり歩いたらもうすっかり虜になってしまった素敵な街がある。それは三重県四日市。何ていうか街全体に陽の光があふれてて、空も広くて、みんなが笑顔で、懐かしい佇まいの路地にキュンとくる。そして美味しい食べものもある! 最高じゃないですか! 今回はそんな四日市を、俺目線でご紹介。

レッツゴー!!


ちょっと肌寒い2月の終わり頃、大阪でのライブ後にバンドメンバーゆかりの宿泊地である四日市までひとっ走り! 翌日は名古屋でライブなので出発はゆっくり。というわけで、少し早起きして四日市の街をゆっくり散策することに!

さーて、どこを目指そうかな……。ちょっとだけ調べたら、駅の南にある商店街の筋が旧東海道みたい。しかも諏訪神社の表参道にもなってるらしいじゃないか! これは歩いてみたいっ。

実は最近できた目標があって、絶対にいつか東京の日本橋から京都の三条大橋まで、旧街道を歩いてみたいと思ってるんだ。五十三次、宿場町を制覇したい! その手始めというか、下見というか……まずは四日市宿から!

あったあった、表参道スワ栄。交差点には、四日市のゆるキャラ“こにゅうどうくん”が。

いいねー。スワってカタカナのところがまたグッとくる。もう昭和レトロな感じがプンプンで、ワクワクするなー! お、やはりここが東海道。

な、な、な、なにこれ!!! 大入道がぁぁぁぁぁ、首が伸びてるぅぅぅぅぅ!

電動式で、一定間隔で伸びてる。びっくりしたけど、すっかりはしゃいでしまった! これは一見の価値あり!

(※大入道……四日市で毎年10月に行われる諏訪神社の祭礼・四日市祭に大入道が乗った山車がでる。高さ2.2メートルの山車の上に乗る大入道は身の丈3.9メートル、伸縮する首はさらに2.2メートル、舌を出したり目玉がかわる巨大からくり人形である)

まずは諏訪神社にお参り。

とっても静かで、やわらかい陽に包まれた良い神社。心が落ち着くね! よし、じっくり商店街を歩ってみよう!

本当に懐かしい感じの通り。おもちゃ屋さん、レコード屋さん、路地にある雀荘。すべての場所から楽しげな声が聞こえてきて、ふらっと麻雀をしそうになった(笑)。実は俺、親父や部活の先輩に仕込まれて、けっこう麻雀愛好者! スワホール、次回は挑戦します!

おっ。「イエーイ!」のネオン看板見つけた! イエーイ!

なんだか写真を撮ってたら、背後にものすごく良い空間がある感じがする……。振り返ったそこには、スッゲーばっちりな佇まいの喫茶店が! 「喫茶スワサロン」っていう看板もまた実に味がある。メニューのディスプレイもいいねー。時間はまだ午前中の早い時間だけど、やってる。よし、入ろう!

やはり名古屋に近いからか、喫茶店での朝食・モーニングの文化が色濃くあるみたい。店内は落ち着いてて安らぐ感じ。おれは、あの「イエーイ!」看板が見えるところに陣取ることに決定!

さてさて……ぬおー! ハンバーグランチがあるじゃないですか!  焼き菓子と飲み物もついてくる。え!? 激安。790円だって……よし、決定!

それにしても、このナイフとフォークがいい絵になりますなー。紙ナプキンのロゴとひまわりがいいねー。

来ました、来ました! ザ・ハンバーグって感じで、俺のハートをわしづかみ。バーグが大きいのも、嬉しい限り!

そしてこのライスの横に、ちょろりんとある紅ショウガが、なんとも憎い演出。うむむ、ではいただきます!

うまーーーーい、うますぎーーーーーる! バーグはちゃんと熱々で、ひと口頬張ると肉汁がジュワー! ひき肉とつなぎの割合がばっちし。やっぱタマネギがこのくらい入っていてこそ、ハンバーグだよね。

焼き加減もばっちし。ソースも奇をてらわず基本に忠実。料理されてる方の真面目さが伝わってくる。バーグ、ライス、バーグ、ライス、野菜、バーグ、ライス&紅ショウガ、またバーグ! 攻めてくる、攻めてくる。ハンバーグランチが、美味しさを武器に全員一斉攻撃で、俺の舌と胃袋を攻めてくるー! うんまーーーーい!

もう一気に完食。そして美味しさに完敗! 朝から至福です!

食べ終わって、しばしぼーっと美味しさを反芻していると、セットの焼き菓子と飲みもの、手作りプリンとコーラが出てきた。うーーーん、美味しそう!

コーラにレモンが入ってる。このひと手間が、最高に幸せな時間に誘ってくれる。そして、またまたスワサロンのマーク入りコースターが、センスいいね!

もう見るからに美味しそうな、プリンをパク! あわわわ、激うま。ひえー、手作りならではの優しい甘さと食感。俺の心の叫びを聞いてくれー!

「グッジョーーーーーブ!!!」

カフェテラス スワサロンさんのハンバーグランチ、素敵すぎました。朝イチから幸せ度マックス。イエーイ!


さて、四日市で行きたいところがもうひとつ。俺が最近集めている“マンホールカード”が配られているのだ! 駅の北側にある四日市市立博物館とプラネタリウムが入っている建物・そらんぽ四日市の1階で配布してるとの情報により、さっそくゲット。イエーイ!

そのカードとマンホールの実物をパシャ! 商店街にはほかにも綺麗で可愛いデザインに彩られたカラーのマンホールがあるので、足下にも注意して歩きたい!

そうそう、パンダとコアラの描かれているマンホールがあったので、動物園があるのかと思って調べたんだけど、四日市には動物園がない。不思議に思って、そらんぽのマンホールカードを配っているスタッフの方にそれとなく聞いたら、おもしろい答えが返ってきた。

「動物園はないんですが、単純にパンダとコアラが可愛いからデザインに採用しました」とのこと。なるほど! 確かにポップでキャッチーで誰もが知ってて目を引くもんね……。でも、あまり関係のないものが描かれていたとは! よし、マンホールのまめ知識として持っておこう!


さっきハンバーグを食べたばかりだけどあともうひとつ何か名物が食べたいな~と、南側の商店街に戻って諏訪公園通りを散策していると、俺の目にどーんと「伊勢うどん」と書かれたのれんが飛び込んできた!

おー、これは以前からぜひ1度食べたいと思っていた伊勢うどん! お店の名前は三重うまし国横丁。何やら名物がいっぱいありそうなネーミング! さっそく入店。

俺「すみませーん!伊勢うどんをいただきたいんですが……」
店員さん「でしたら、こちらの“おいないさ”のほうにどうぞ、おあがりください。」
俺「ありがとうございます。店名の“おいないさ”ってどういう意味ですか?」
店員さん「伊勢の方言で“おいでよ”って意味です。ここは伊勢の魚介類を使った名物料理と、伊勢の地酒をお出ししてます。伊勢うどん、美味しいですよ!」

このやりとりで、三重うまし国横丁はいくつかのおみやげ屋さんと、名物料理屋さんとが入った地場産の総合店みたいな場所ということがわかった!

おいないさは靴を脱いでゆっくりできるお店。こちらの店内も窓が大きく開放的で、陽がさんさんと入ってきて、気持ちいい!

メニューには「伊勢地方で400年前から続く郷土食」ってある。よし、さっそく伊勢うどんをオーダー!

店員さん「伊勢うどんは、独特の食感を出すために調理に時間をかけています。ゆで上がりまで10分ほどかかりますが、お時間大丈夫ですか?」
俺「もちろん大丈夫です、お願いします!」

みなさんも伊勢うどんを注文するときは、時間に余裕を持ったほうがいいと思います! どんな味と食感かな~と、ワクワク、そわそわしながら待つこと、約12~3分。来ました!

見た目は太いうどんという感じ。たっぷりの鰹節とネギ、そして生醤油がかかってる。では、いただきます!

おっ。何この食感! 初体験。もっちもちであっつあつでつるつるで、喉ごしが食べごたえ抜群! お餅みたいでもありうどんみたいでもあり、うわー、これは癖になる! 生醤油が全体的に行き渡っていて風味豊かで味わい深くて、半熟の卵と絡めると最高!

うまーーーーい! うーーまーーすーーぎーーるーー!

あっという間に完食。グッジョブ!

おいないささんの、伊勢名物・伊勢うどん、歴史を感じる美味しさに脱帽!

いやー美味しかった。さーて気持ちを切り替えて、ライブをがんばるぜ! ……とその前に、さっきSugakiyaさんを見つけてたんだよねー、こっちにきたらSugakiyaさんのソフトクリームを食べないとね。うまい、うますぎる!

四日市・東海道の宿場町は今も賑わっていて、見て、知って、食べて、歩いて、そして歴史に触れて、どれも満足。俺、四日市の大ファンになりました! イエーイ!


老舗の喫茶店カフェテラス スワサロンさん
美味しくて幸せ度マックスなハンバーグランチ、絶品です。ありがとう!

三重うまし国横丁の中にあるおいないささん
名物には美味しさと歴史があった! 伊勢うどん、最高です。ありがとう!

Sugakiyaさんのソフトクリーム
もう言葉はいらないね! 美味しくて癒されます。ありがとう!

みなさんも、見どころいっぱいの四日市をぜひ堪能してください。四日市、素敵な街でした!

これまで、いろんな場所に行っていろいろなものを食べてわかったことがある。「名物にうまいものなし」っていう言葉をどこかで聞いたことがあるけど、絶対に間違ってるね! 名物は、名物になる理由と美味しさがある!

むむむ、お腹減ったぞ!? よし、隣の駅に、前から気になってたちゃんぽん屋さんがあったっけ。善は急げだ、行ってきます!

次回からちょっと連載の内容を一新してみようかな、なんてことも考えてます。よし、ちゃんぽん食べながら考えよう! イエーイ!


【著者紹介】

ナカジマノブ
(人間椅子)
1966年生まれ、東京都出身。多数のバンドでドラマーとして活躍し、2004年に人間椅子に加入。ドラマー界きっての食通であり、特に好きな食べ物は肉とエビ。日野日出志やアンティークウォッチ、スニーカーなどさまざまなアイテムの収集癖を持つ。ダム巡りも趣味のひとつで、ダムカードも集めている。愛称は「ノブさん」「アニキ」。

人間椅子、初のMV集を4月4日にリリース!

人間椅子『おどろ曼荼羅~ミュージックビデオ集~』 ジャケット

『おどろ曼荼羅~ミュージックビデオ集~』2018年4月4日発売
Blu-ray/TKXA-1119/3,704+税
DVD/ TKBA-1251/2,778+税

全16曲を収録! ※()内は、オリジナル作品リリース年
『りんごの泪』(1990)、『夜叉ヶ池』(1991)、『ギリギリ・ハイウェイ』(1995)、『ダイナマイト』(1995)、『幽霊列車』(1999)、『怪人二十面相』(2000)、『見知らぬ世界』(2001)、『東洋の魔女』(2003)、『洗礼』(2004)、『品川心中』(2006)、『浪漫派宣言』(2009)、『なまはげ』(2014)、『宇宙からの色』(2014)、『恐怖の大王』(2016)、『虚無の声』(2017)、『命売ります』(2018)

2018年春のワンマンツアー決定!

人間椅子。左からナカジマノブ(ボーカル&ドラム)、鈴木研一(ボーカル&ベース)、和嶋慎治(ボーカル&ギター)

『おどろ曼荼羅~人間椅子2018年春のワンマンツアー』(全11公演)
4月1日 高松 Olive Hall
4月3日 神戸 Chicken George
4月5日 博多 DRUM Be-1
4月7日 沖縄桜坂 セントラル (沖縄公演のみオープニングアクトあり)
4月9日 大阪 umeda TRAD(前AKASO)
4月11日 名古屋 Electric Lady Land
4月18日 札幌 cube garden
4月20日 仙台 CLUB JUNK BOX
4月22日 青森 Quarter
4月24日 宇都宮 HEAVEN’S ROCK Utsunomiya
4月27日 東京渋谷 TSUTAYA O-EAST

※全11公演の前売りチケットの一般発売は、2018年2月11日(日・祝)から発売開始!

人間椅子の公式LINEアカウントがスタート!

詳細はこちら

[耳マン編集部]