咲良菜緒(チームしゃちほこ)『ハタチまでにやっておきたい10のコト』第2回:ガイシホールでワンマン

連載・コラム

[2017/3/9 12:00]

名古屋を拠点とするアイドルグループ・チームしゃちほこの“マリッジブルー”担当、咲良菜緒ちゃんによる初の連載ッ! 2017年9月にハタチを迎える菜緒ちゃんが、それまでにやっておきたいあんなコトこんなコトを(妄想も込めながら!?)綴っていきます!


少しでも可能性を感じられたら叶えてやろうって思わん?

2回目になると連載の実感がすごい湧いてくる! ありがとう♪♪

<耳マンのそのほかの記事>

3月21日に夢だったガイシホールでワンマンをやらせてもらうんだけど、結成当時はショッピングモールでライブしてたくらいだから、10,000人も入るガイシホールでのライブなんて現実味なくて、夢らしい夢だなって思ってた(笑)。でもZeppツアー、日比谷野音、武道館とワンマンをやってくなかで可能性感じ始めたの。少しでも可能性を感じられたら叶えてやろうって思わん?

例えば、体力テストの立ち幅跳びであと5センチ跳べば満点もらえる的な。5センチくらいなら可能性感じるよね? でもその5センチの壁が高いんよ。いつも壁が立ちはだかってくるけど、みんなができることなら評価されないわけだし、壁があって当たり前か!

2012年4月7日、チームしゃちほこが路上デビューしたときの写真
2012年8月『TOKYO IDOL FESTIVAL』の写真

苦労や努力は当たり前。自分を甘やかすことはしたくないの

こっからが本題かな? 最近ね、「ガイシホールの夢が叶いますけど、苦労や努力したことって何ですか?」ってよく聞かれるん。

「は?」って感じ。

って言うと誤解されるので言い方を変えて……私のなかにそういう感覚がないみたい。俗にいう苦労や努力って「自分磨き」のためだったり「結果的に自分の得」に繋がるまでの過程に使われる言葉だと思うんだけど、結果を出すためには苦労や努力が必要不可欠だし、超普通なことじゃん?

だから苦労や努力は特別なことじゃない。

それを続けて成長して、結果を残し続けることのほうがすごいと思うの。苦労や努力は当たり前なのに、それを特別視して自分を甘やかすことはしたくない。そういう考えでアイドルしてます(笑)。

私はそういう風に考えながらいろんなチャレンジしていたほうが伸びるの。だから結果を残しても「がんばった」じゃない。いま残せる結果って、広い視野で見たら豆粒みたいなもんでしょ? まだまだこれから! でもいきなりグラミー賞なんて取れるわけなんてないから、Mステに出ることを目指してる(←コレめっちゃわかりやすくない?)。それだって難しいことだけどね。

恩返しの義務があると思う

そういう風に「当たり前のこと」を積み重ねれば成長することはこの5年でわかったかな。あとはまわりの人のサポート。夢が叶うにはまわりの協力が99.9%! アイドル活動はまわりのサポートなしじゃなーんもできん。それなのにそのなかで助けられてる自分の夢が叶うって、尋常じゃないくらいのありがたみ。恩返しの義務があると思う。

まとめとして、夢を叶えるキーワードは「自分に厳しくまわりに優しく」。

3月21日、意地でも成功させたろ。


【著者紹介】

さくらなお●1997年9月10日生まれ、愛知県出身。名古屋を拠点とするアイドルグループ・チームしゃちほこのメンバーとして2012年に路上デビュー。路上デビュー5周年を迎える2016年にはVICTORY YEARのスローガンのもと、5公演で5万人を動員するライブを実施。3月21日にはファイナルとして日本ガイシホール公演を実施する。2月22日にはセカンドアルバム『おわりとはじまり』をリリースした。

セカンドアルバム『おわりとはじまり』
3月21日には日本ガイシホール公演を実施!
[咲良菜緒]