「もうどうにでもなーれ!」と思い中国人女性のマッサージ店に行った夜【推しメンが結婚しちゃった日記】
元モーニング娘。の石川梨華に10年以上“ガチ恋”を続けているドルヲタのふちりんによる完全ノンフィクション連載。梨華ちゃんに健気に恋をする彼が、2017年3月13日に結婚した彼女への想いを、結婚が近いという報道があった2017年元旦から振り返り繊細に紡ぐ。【ガチ恋……アイドルにガチ(本気)で恋をすること】
10月15日 日曜日
「もうどうにでもなーれ!」と思い中国人女性のマッサージ店に行った夜
深夜、大宮駅の東口をふらふらと歩いていたら中国人女性に「お兄さん、マッサージどう? 40分3,000円」と声をかけられました。酩酊していた僕は断りきれず腕をつかまれ、謎のビルの高いところにあるお店に連れていかれました。3,000円を支払い、うす暗い狭い部屋に案内されパンツ一丁にさせられました。そのマッサージ師の女性は30代後半と思われ、とくに美人でも可愛くもなく、スタイルが良いわけでもありません。「あのう僕、お酒を飲みたいんですけど」と発言すると焼酎の水割りを出してくれて、僕はそれをちびちびと飲み始めます。
この店で僕はエロいことをして射精までするのだろうか。梨華ちゃんのことが好きなのに、そんなことをしてもいいのだろうか。でも彼女はもう結婚しちゃったんだし、僕が誰とどんなエロいことをしたって関係ないだろう。もうどうにでもなーれ!
女性は簡易ベッドにうつ伏せになった僕の上にまたがり、背中や肩をものすごく雑にマッサージしはじめました。肉厚の柔らかいおしりが、僕の腰のあたりでぴょんぴょん跳ね回ります。しばらくすると「あおむけになって」と言われ、僕は体をゆっくりと回転させると少しだけ勃起していました。彼女は僕の下腹部のあたりにまたがり、僕の顔面のいろんなところに雑にキスをします。なんて愛情のないキスなんだろう。梨華ちゃんはきっと夫に愛情あふれるキスを毎晩しているのだろうな。女性は僕にまたがったまま耳もとに口を寄せ、「あと1万円払ってくれたら、もっと気持ちいいことしてあげる」と片言で囁きます。もうどうにでもなーれ!と思っていた僕だけど、財布のなかにはあと小銭しかありません。「もうお金ないんです」と答えると、「カード持ってないの?」と執拗に尋ねます。お金もカードもないことを証明するために僕は財布を出します。すると彼女は僕の財布のなかを必死にまさぐり、最終的には小銭をベッドの上にぶちまけ「1,000円あった!」と言って嬉々として500円玉2枚を取り、外に出て行って係の者に手渡し、やる気のなさそうな表情で戻ってきました。僕は「どうやら射精はさせてもらえなさそうだな……」と、ホッとしたような残念なような気持ちになりました。
彼女は射精させてあげない代わりとでも言うように僕の手をとり、自分のやや垂れたおっぱいに押し当てました。おっぱいから離し、また押し当てます。服の上からとは言えお母さん以外のおっぱいに生まれて初めて触れたわけだけど、感想は「ただの脂肪のかたまりだな……」でした。そして僕は腕時計を見て「もうそろそろ時間ですよね」と言い、とてもむなしい気持ちで服を着ました。僕にもう金がないことを分かっているので、女性はとくに引き留めることもしません。やる気のなさそうな表情で僕をぼんやり見つめています。僕は微笑を浮かべて「じゃあまたね」と言って、店を出ました。もう2度とマッサージ屋になんて来ないぞ、と固く誓いながら。
謎のビルの高いところから1階まで下りて外に出たところで、傘を忘れてきたことに気づきました。でももう1度あの場所に戻ることを思うと気が滅入ったし、雨は止んでいたので、そのまま帰路につきました。むらむらしたまま帰宅した僕はすぐにパソコンを立ち上げて中国人女性のAVを探したけれど、一向に見つかりません。しぶしぶアジア系女性のAVを購入してダウンロードし、ひとりで射精しました。そして僕は切なさと虚脱感を覚えつつベッドに横になり、梨華ちゃんのマイクロファイバータオルを握りしめながらひとりで眠りました。