千葉・鯛の浦で夏気分を満喫したぜ!【ナカジマノブ(人間椅子)のご当地フォルムカードマスターへの道】第15回

連載・コラム

[2019/8/30 12:00]

ドラマー界随一ともいえる(!?)コレクター、ナカジマノブが日本全国のキュートな“ご当地フォルムカード”を収集し、ご当地フォルムカードマスターを目指す連載。しかも、集めたカードは毎回誰かに送っちゃいます!


第15回:千葉・鯛の浦で夏気分を満喫したぜ!


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千葉・鯛の浦で夏気分を満喫したぜ!

イエーイ! ドラムやってます、ナカジマノブです。人間椅子ニュ−アルバム『新青年』発売記念ワンマンツアーに足を運んでくれた全国のみんな、ありがとう! セミファイナルの大阪も、ファイナルの東京もスンゲー盛り上がった。みんなの声、ちゃんと俺まで届いてたぜ! 正直グッときたし、熱いものがこみ上げてきた。人間椅子の30周年はまだまだ続くぜ。イベントもたくさん出るし、12月13日には中野サンプラザでワンマンライブも決まってる。みんなよろしく!

ツアーも終わり、ひと息ついていたんだけど、ふっと何もない日がポツンとやってきた。天気もいいし、こんな日は夏らしくどっかにドライブがてら出かけたい! 細かいことは特に決めずに、車に乗って海に行ってみようと何となくアクアラインを走って、いい眺めに気持ちも軽くなってきたところで思いついた。もっとでっかい海を見に鴨川に行こう! 鴨川に着いたら、一度は行ってみたいと思っていた鯛の浦で天然記念物の鯛を見て、土地のものを食べて、そして郵便局に行こう。我ながら、ばっちりの計画!

自宅から車で2時間足らずで鴨川に到着。緑の田んぼのなかを過ぎて海沿いの景色に感動しながら走っていると、見えてきました、鯛の浦!

鯛の浦は、小湊の内浦湾から入道が崎にかけての沿岸部の海域で、もともとは“妙の浦”という名前の土地だった。日蓮宗の開祖の生誕地であり、日蓮が誕生したとき、この場所で鯛が飛び跳ねて蓮の花が咲き乱れた言い伝えから、地元の人がこの海域を“鯛の浦”と名づけて漁を禁じたことに由来するんだって。

そんな鯛の浦では船に乗って海へクルージングに出て、海面を泳ぐ鯛を見ることができる。鯛がこんなに海面近くに生息してるのは、ここだけらしいよ! 船の上から船員さんがえさを投げ込むと、海面に音を立てて勢いよく鯛が泳いでくる。海水が綺麗だからよく見えるし、鯛の迫力もなかなかのもので、見ごたえ抜群。おすすめです!

そして、やはり土地のもの、海のものを食べたい!というわけで、鯛の浦の美味しいものを食べたぜっ。サンガ焼き定食!

めちゃくちゃうまかった!

ここでいうサンガ焼きっていうのは、魚の身を味噌とネギであえて貝に詰めて焼いたもので、お店によって調合や具材が違う。俺が立ち寄ったお店は、アジとサバを自家製の味噌と玉ねぎであえているのが特徴で、アジとサバの旨味と玉ねぎの甘み、そして味噌の風味が、焼いてあることですっごく香ばしくて最高だった! ご飯が何杯でもいけちゃう感じ。今思い出しても、唾が出てくる! みんなもぜひ食べてみて。(次ページへ)