竹下幸之介(DDTプロレスリング)の『ニシナリライオット』第15回:「入団を直訴した小学生の僕に、高木社長はきちんと返事を返してくれた」

連載・コラム

[2019/8/23 12:00]

2007年04月17日

254話『ワンセグって何!? 』

今日は良い日でした!!

良い日というか、ある嬉しいことがあった日は良い日なんですよ(・∀・)

ある嬉しい事とは言えませんが...

その内言える日がくるかも知れません(o^-')b

さてさて昨日言った通り今日フィリピン人の転校生が来ました!!

これはNOVAの実力を発揮しなければ!!
と思い英語で喋りかけてみたんですが、恥ずかしがって喋ってくれませんでした...

その内慣れてくれればいいのですが...


シグリドが寂しい思いをしないようにと、積極的に英語(NOVA製)で話しかけていたがまったく心を開いてくれなかった。当たり前だ。シグリドは英語は話せない。話すのはフィリピン語だ。

何日も何日も話しかけたが意味はなかった。一度も話すことはなく卒業してしまったので、ここに書ける話は残念ながら今回ばかりはない。

それよりも、この日どんな嬉しいことがあったのか気になる。

思い当たる節はいくつかあるのだが時期的に、弊社社長・高木三四郎にモバゲーで入団直訴をして返事をもらった頃だったろうと思う。

今思えば我ながらなかなか大胆な行動に出たなと思うが、小学生の入団直訴に(しかもモバゲーのメッセージ)まともな返事を返してくれた高木社長には、優しさの中に狂気を感じざるをえない。

「中学校の部活動で結果を残したら入れてあげるよ」

この言葉を信じて西成の中学校に進学することをやめて、受験をして陸上部に。ヤンキーからアスリートに。ガルフィーからアシックスに。

人の言葉って、簡単に人の人生に影響を与えてしまうことをこの歳で学びました。

竹下幸之介

1995年5月29日生まれ、大阪府大阪市出身。身長187センチ、95キロ。現役高校生レスラーとして2012年8月の日本武道館大会でデビュー。高校卒業後、日本体育大学へと進学し、学業とプロレスの両立に励み、2018年3月に無事卒業した。卒論のテーマは『ジャーマン・スープレックス』。2018年4月に入江茂弘に敗れるまで、KO-D無差別級王座11回防衛の最多記録を樹立した。地元西成への愛が深く、2018年大みそかの『年越しプロレス』には、「西成魂」の刺繍が入ったオーダーメイドの特攻服をわざわざ作って参戦。“西成のエリートヤンキー幸之介”として愛されている。