ゆってぃ『誰得!? なりきりハードコア』:PANTERA『VULGAR DISPLAY OF POWER』
[2021/4/27 12:00]
パンク/ハードコア大好き芸人・ゆってぃがそっち系の名盤ジャケットのコピーにストイックに挑むワカチコな連載! ※ワカチコ=若さ、力、根性
「よそ者を殺せ!」の合図だと思いましたから
早朝にこれを書いてます。そして早朝にPANTERAを聴いてます。頭が狂いそうです……。ファッキングフォースティール!! さて、今回のなりきりハードコアは『VULGAR DISPLAY OF POWER』です。
PANTERA『VULGAR DISPLAY OF POWER』(1992年)
日本語訳のアルバムタイトルは『俗悪』。なんつータイトルよ! まぁ、タイトルどおりにパワーあふふれているというか、こぼれ倒してるメタルアルバムです。攻撃的とはこのこと!
むかーしむかし、六本木の外人しかいないバーに友達と迷い込んだときに「やべ! 外人しかいないし爆音で何か曲流れてるし……なにここ!こわっ!!」と思ってたら、このアルバムの3曲目の『WALK』が爆音で流れてきたんです。
(知らない人に向けてこの曲を説明すると、謎のスローテンポで作られた、簡単にいえば殺人鬼がうしろから襲ってくるような曲です)
友達の声もかすかにしか聞こえないくらいの爆音で流れ出した『WALK』。外国人のみなさんが曲に合わせて「デッデデレデWALK!」で瓶ビールを机にドン!と置くんですよ。しかもそこのバーにいる人たち全員。マジで「よそ者を殺せ!」の合図だと思いましたからね。それからPANTERA聴いたら恐怖と戦慄が走るようになりました。
ってか、アルバムジャケットも何だよ!と思いますよね。人がぶん殴られてるだけの写真。たまりませんね。しかし、今いたらどんなバンドなってたのか。DAMAGEPLANもDOWNももちろんよかったけど、やっぱりPANTERAっしょ! 結局あの思い出から抜け出せない僕でした。
(※次回は5月中ごろワカチコ予定!)