【TOKYO IDOL FESTIVAL 2016特集】TIF初出演アイドルに直撃!〜夏の魔物編〜

特集・インタビュー

[2016/8/10 12:00]

“TIF”こと『TOKYO IDOL FESTIVAL』初登場のアイドルに直撃!

8月5日、6日、7日の3日間、東京・お台場・青梅周辺エリアにて、日本、いや世界最大級のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』が開催されます。今回は同フェスに初登場となる出演者のなかから、耳マン的に“大注目”そして“推させていただきたい”アイドルを直撃! 1組目は青森で開催されているフェス『夏の魔物』のホストユニット、夏の魔物! 今回はメンバーのアントーニオ本多に初出演の意気込みや見どころ、ライブを楽しむ方法をたっぷりとお聞きしました。彼らは8月7日(日)に出演。

夏の魔物。左からアントーニオ本多、鏡るびい、ケンドー・チャン、成田大致、塚本舞、大内雷電


【更新:TIF出演後の感想と思い出♡】

可愛らしいアイドルが正確にプロレス技を言い当てていることに感動した

『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』は私に強い印象を残した。
控え室ゾーンでは、数百ものアイドルたちがひしめきあい、ケータリングのかき氷の列にならんだり、お互いのセルフィーに収まりあったり、キャピキャピしたりしている。
私はその異空間をコスチューム姿で最高度の異物として歩いていた。
するとアイドルたちはほぼすべからく私に「おつかれさまでーす」と挨拶してくれるのだ。
アイドルの誰もがこう思ってるはずなのに、「TIFの楽屋に片方の乳首を露出させた半裸のオッさん!?」。


しかしフェスのアッパーな雰囲気もあってか、そんな疑問もあまり意に介さぬようで、アイドルのみなさんは私を仲間として認識してくれているような気がした。
それはなんだか嬉しかった。


私たちのステージのあと、裏にいた中年男性の舞台監督が私にこう言った。「あのバックドロップ、痛くないんですか?」
私はこう答えた。「信じられないほど痛いです。でもそれが仕事なので」
ちなみに私が食らった技はバックドロップではなくブレーンバスターであった。
プロレス技の名前なんて、中年男性でもアヤフヤになってきている時代なのだなあ、と感じ、すこし寂しくなった。


特典会の帰り、送迎のマイクロバスのなかで、とあるアイドルグループの娘さんたちと同席した。
バスが楽屋に到着し、降りる際に、近くに座っていた推定20歳くらいのアイドルさんが、急に私に話しかけてくれた。「先ほど、ライブ見ました。よかったです。ブレーンバスター、やられてましたね!」
私は可愛らしいアイドルが正確にプロレス技を言い当てていることに感動した。
しかし持ち前のシャイネスにより、その子の名前やグループ名も聞かずじまいに、してしまった。

ありがとう、その子。プロレスの未来はまだまだ僕らの手の中だ。
live long, and prosper.



TIF初出演の意気込み・目標

こんにちは、夏の魔物のイエロー・ブリック・ロード、アントーニオ本多です。
普段はプロレスをやっているのですが、なかなか人気がでません。
むしろ、バカにされ、蔑まれています。紙テープの代わりにトイレットペーパーが飛んできます。
しかし、私自身はよいプロレスをしていると、信じています。
TIFにも、自分がよいプロレスをしていると信じているアイドルたちがいるかもしれない。
そんな方たちと共演できれば光栄です。
「never give in, never give out, never give up!」、これはアカデミー助演男優賞を逃したときのシルベスター・スタローンの言葉。


私たちの「ここを観て!」 見どころをアピール

アイドルというのはどうやら偶像という意味らしい。
世の中には自ら作った偶像のなかに隠れ、本性を晒すことなしに、イメージで商売して、あげく裏では税金を使い込んだりしている人がいる。
プロレスラーにもそういう表づらだけのプロレスをやる奴はいる。
そしてそういう奴がまた人気があったりして、私は枕をそっと噛む。
しかし私が“夏の魔物”を好きなのは、彼らが、私たちが、存外に泥臭い人たちだからである。
ライブ中に全員鼻水が垂れてしまっていてもサマになるような勢いがある。
アンダードッグなバイブスがアウトバーンしている。
「ロック、ロックって、ロールはいったいどうしちまったんだ?」、これはキース・リチャーズの言葉。それを噛み締め鼻水垂らして踊ります。


推し曲を予習しちゃおう!  私たちのライブを100倍楽しむ方法

『バイバイトレイン』
それは私にとって失われた青春の歌だ。
わたしはどうやら切符を買い忘れてしまったようだ。
もう這って歩いてゆくしかない、ミュンヘンからパリまで。



『恋愛至上主義サマーエブリデイ』
つかむことなく過ぎ去ってしまった恋愛というのは過ぎ去ってしまった夏に似ている。
外に出てみてもなにもなく帰ってきたあの夏休み、お母さん、わたしはこうしていま歌って踊っている。
恋愛の歌、夏の歌を。
気持ち、入っちゃいます。


そんな夏の魔物の出演日&出演時間はコチラ!

【8月7日 10:00〜10:15】DREAM STAGE
【8月7日 14:10~14:25】SMILE GARDEN




プロフィール

夏の魔物

青森で毎年開催されているロックフェス『夏の魔物』の公式ユニットとして主催者の成田大致を中心に結成。“ロック”“アイドル”“プロレス”などあらゆるエンタメ要素をクロスオーバーさせたライブを行う。


夏の魔物 今後の予定

リリース情報

夏の魔物 ファーストアルバム『夏の魔物』発売決定!
ファーストアルバム『夏の魔物』
2016年9月7日(水)発売
・初回限定盤A(CD+DVD) ¥3,500(税込)/PCCA-04414
・初回限定盤B(2CD)¥3,500(税込)/PCCA-04415
・通常盤(CD only)¥3,000(税込)/PCCA-04416


ライブ情報

『夏の魔物ファーストアルバム発売記念“夏の魔物現象2016”10th ANNIVERSARY BOM-BA-YE』
日程:9月16日(金)
会場:恵比寿リキッドルーム
開場:16:30/開演:17:30
出演:人間椅子、大森靖子、生ハムと焼うどん、ベッド・イン、吉田豪、夏の魔物、クロユリ from 夏の魔物
※スペシャルゲスト有り!
チケット:・10.1夏の魔物FESチケット付き:¥12,000(9/16当日にFESチケット引き換え)
・10.1夏の魔物FESチケット購入済み割引:¥4,000(9/16入場時にFESチケット購入チェック有)
・通常前売り:¥5,000(+1drink)


各種、「チケットぴあ」にて販売中!


【本企画に参加してくれた4組のアイドルたち】
・夏の魔物【8/10 追記UP】
・生ハムと焼うどん【7/27 UP】
・A応P【7/28 UP】
・ベッド・イン【7/29 UP】

[耳マン編集部]