石野理子(アイドルネッサンス)のカープ愛【カープと私〜広島東洋カープファンによる9打席連続企画〜】

特集・インタビュー

[2016/10/4 12:00]

【祝】広島東洋カープ25年ぶり優勝!

実に25年ぶり(!)のセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ! この特集では、日本中を熱くしてくれたカープに敬意を表し、音楽界・エンタメ界のカープファンからの愛情あふれる「カープと私」エピソードを9打席(9日)連続で公開します。10月12日からは32年ぶりの日本一を目指し、クライマックスシリーズのファイナルステージに挑む彼ら。まだまだカープは止まらないっ! カープ カープ カープ広島!広島カープ!

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石野理子(アイドルネッサンス)

『我が家でカープ話が盛り上がるひとときは、大好きな広島にいることを実感する瞬間』

今日も新幹線の窓の向こうにマツダスタジアムが見えてきた。 広島に帰ってきた。 私はアイドルグループ“アイドルネッサンス”のメンバーとして毎週末を東京で過ごし、 広島と東京を行き来する生活を3年続けている。

平日の夕飯時は父と私の会話が弾む。 会話の中心は、もちろんテレビ観戦しているカープのこと。 父は生粋のカープファン。 広島生まれ、広島育ちの私も当然のごとくカープファン。 あ〜あ
、また今日も母に叱られた……。 試合観戦が始まるとほかのことがまったく手につかなくなる……。

スタジアムへは年に数回、家族でカープの応援に行く。 小さいころ、スタジアムに行くことが決まると興奮して眠れなかった。

先日、憧れのスタジアムのグラウンドに立つことができた。 光栄にも試合前の国歌独唱のお仕事をいただいたからだ。 スタジアムの客席から見る景色とはまったく違う大きさと迫力が目の前に広がっていた。 カープの選手が躍動するグラウンドにいると思うだけで興奮と緊張が入り混じる。 国歌独唱を終えたあと、スタジアムに来ていた父に会い「お疲れ様!!」と言ってもらえた。 父なりの褒め言葉。
ホッとした。

テレビでカープの試合を観戦する。
父と私の会話は今日も弾んでいる。 我が家でカープ話が盛り上がる夕飯時のひとときは、私が大好きな家族、大好きな広島にいることを実感する瞬間。

そういえば……東京にいるとカープの話はおろか野球の話はまったくしない。 今日も新幹線の窓からスタジアムを見ながら東京へと向かう。 行ってきます!!  今度、メンバーにカープの話してみようかな。


【著者紹介】

石野理子(いしのりこ)●2000年生まれ、広島県出身。アクータズスクール広島第20期生。2014年5月、ソニー・ミュージックアーティスツがプロダクション設立40周年を迎え初めて立ち上げたアイドルプロジェクト、アイドルネッサンスの初期メンバーに選出。11月6日に東京・Zepp DiverCityにて4thワンマンライブ『お台場で迸(ほとばし)るネッサンス!!』を開催する。


【本企画に参加してくれた音楽界・エンタメ界の赤ヘルたち】
・石野理子(アイドルネッサンス)【10/4 UP】

[耳マン編集部]