関ジャニ∞の『関ジャム 完全燃SHOW』でも紹介された『音楽塾ヴォイス』って!? YUI、絢香、家入レオらを輩出
12月20日に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』で、多くのアーティストを輩出したミュージックスクール『音楽塾ヴォイス』が紹介された。この『音楽塾ヴォイス』とはいったいどんな塾なのであろうか。
今回のゲストは歌手の家入レオ。家入は尾崎豊の『15の夜』に衝撃を受けて歌手を目指し、YUIや絢香らの人気女性ボーカリストを輩出している『音楽塾ヴォイス』に入塾した。同塾はボーカリスト、シンガーソングライターを育成するミュージックスクールで、福岡本校と東京校の2校を構えている。
番組では同塾のレッスン方法が3つ紹介された。ひとつ目は「安定した声量を手に入れる」ためウィスパーボイスのような要領で声を出さずに歌い、腹式呼吸を意識するという練習法。そのほかにも腹筋やジャンプなど、負荷をかけながら発声を強化するシーンも紹介された。
ふたつ目は「作曲のバリエーションを増やす」ため、既存曲のメロディを変えて歌うという練習法。メロディの付け方を分析することによって、作曲の幅を広げるという狙いがあるとのこと。3つ目は「歌詞の表現方法を増やす」練習法。既存曲の歌詞を読み取って物語を整理し、そこから自分で歌詞の続きを作り、表現の引き出しを広げるというものだった。
『音楽塾ヴォイス』が気になる人は同塾のホームページをチェックしてみよう。同ホームページでは塾長・西尾芳彦氏のインタビュー動画が公開されており、スクールの成り立ちや方針について深く知ることができる。同塾はもともと福岡のワンルームマンションから始まったそうで、当初は少人数制でレッスンをしていたそうだ。インタビューでは西尾氏が、YUI、絢香、家入とのエピソードや、「制作、曲作り、曲の分析などは欠かさずやるようにしています。それが音楽塾ヴォイスの力の源。そこがないと生まれていかない、発展していかないと思っているので、僕自身が1番勉強する勉強家でありたい」など、方針についてたっぷりと語っている。そのほか家入のメッセージ動画なども公開されている。
番組の終盤では関ジャニ∞が家入と『君がくれた夏』をセッションした。ベースの丸山隆平は、弦を弾いたあとに左手でネック上を滑らせて音程を変えるスライドを取り入れ「主張しすぎないようにするのが難しかった」とコメント。渋谷すばるは原曲キーで歌い上げ、家入と美しいハーモニーを生み出した。演奏を終えた丸山は「ちょっと力、入っちゃった。でもムードに沿う音は出たんじゃないでしょうか」と語り、渋谷も「本番が1番良かったんじゃないですか」と達成感のある表情を見せた。
なお、次回の放送は“90年代J-POP”を特集。毎回恒例のジャムセッションでは、関ジャニ∞の楽曲のスペシャルメドレー『High Spirits 〜 勝手に仕上がれ』を生演奏するようだ。年内最後の放送も期待しておこう。