関ジャニ∞丸山隆平&安田章大が難解ユニゾンをバッチリメイク!『関ジャム』でゲス『私以外私じゃないの』を好演

連載・コラム

[2016/1/11 10:00]

 1月10日に放送されたジャニーズグループ・関ジャニ∞による音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』に、ゲスの極み乙女。がゲストで登場。関ジャニ∞とゲスの極み乙女。のセッションがくり広げられた。

 ゲスの極み乙女。と言えば最近、ボーカル&ギター・川谷絵音と、タレント・ベッキーとの不倫騒動が取りざたされたばかり。そんなゲスの極み乙女。の登場とあって注目の放送となったが、楽曲制作の裏側を明かすトークや、「牛丼屋にひとりでいる女」というテーマをもとに即興で曲作りをするコーナーなど、その音楽性にマニアックに迫る充実の内容となった。特に即興での曲作りはコード&リズムを決めていくメンバーの様子が“ガチ”で非常に生々しく、第一線で活動するミュージシャンの本気のやり取りが楽しめる音楽ファン垂涎の内容となった。

 名物のセッションコーナーでは関ジャニ∞の丸山隆平がボーカル&ベース、安田章大がボーカル&ギターを担当し、ゲスの極み乙女。の川谷、休日課長(ベース)、ほな・いこか(ドラム)、ちゃんMARI(キーボード)とともに同バンドの代表曲『私以外私じゃないの』を演奏。丸山はテクニシャン・休日課長のフィーリングをしっかりと再現したグルーヴィなプレイを聴かせ、安田も太い音色でファンキーにギターのカッティングを決めて楽曲をリードした。同曲は後半にトリッキーなユニゾンフレーズが登場するが、丸山&休日課長、安田&川谷の息の合ったユニゾンは見事で、スリリングに、そしてエモーショナルにエンディングを迎えた。難度の高い楽曲であったが、丸山、安田ともにしっかりとした演奏力を見せつけてくれた。

 今回は、ゲスの極み乙女。のミュージシャンシップの高さ、そして丸山&安田の楽器演奏者としての魅力をたっぷりと味わうことができた、充実の放送であった。

[耳マン編集部]