レリゴーどころの騒ぎじゃねぇ!一流ミュージシャン大集合のMay J.一発録りレコーディングが神現場だった

特集・インタビュー

[2016/2/18 12:00]

国内ファーストコールが大集合!
先日、都内某所でMay J.がものすごいミュージシャンたちと一発録りレコーディングをするとの噂を聞きつけた耳マン研究所(編集部)。もちろん『Let It Go ~ありのままで~』で国民的歌手となったMay J.姫の美声を生で聴けることにも期待マックスだが、参加ミュージシャンのクレジットを見てみると……なんだこれ! 山木秀夫(ドラム)、三沢またろう(パーカッション)、高水健司(ベース)、青柳誠(ピアノ)のリズムセクションに、西村浩二、佐久間勲(トランペット)、村田陽一(トロンボーン)、近藤和彦、小池修、山本拓夫(サックス)他ものすごいホーンセクション……国内ミュージシャンのファーストコールばっかりじゃねーか! こんな神的なメンバーが一堂に会してレコーディングをするなんて……これは行くしかない。おしっこちびりそう。

編集部に届いたタレコミメール。全員すげぇ……

一発録りレコーディング!?
今回のレコーディングは3月16日にリリースされるMay J.のカバーアルバム『Sweet Song Covers』に収録される『異邦人』(久保田早紀/1979年)のカバー。なお一発録りとは、文字どおり“せーの!”で全員一緒に演奏してレコーディングするスタイルのこと。はるか昔には当たり前のスタイルだったが、技術が進化した現代ではパートごとに録音を重ねていくことができるようになり、一発録りのレコーディング(しかもこれほどまでの大所帯編成)は珍しい。ちなみに、今回はMay J.の歌も同時に録音するということで、本番を控えたスタジオ内には若干の緊張感も漂っていた。

スタジオに到着。各ミュージシャンが音合わせ中

音合わせ〜確認作業の巻
本番の前に、音合わせ的に演奏がスタート。最初はぎこちない箇所もあったが、徐々に演奏がまとまっていく。そして、このとき録音した仮の演奏を聴きながらミーティングし、各パートの細部のアプローチや音のバランスを詰めていく。

ホーンセクションのみなさま。ぐるっと半円状にホーンセクションが配置されており、写真はその一部だ。奥にはピアノが見える

ドラムの山木秀夫さんはスタジオ奥のブースでプレイ

“大仏さん”の愛称でお馴染みの大ベテラン・高水健司さん(上写真)、そして三沢またろうさんはコンソールルーム近くのブースにて録音(下写真)

今録った演奏を聴きながら最終確認中。中央左にはMay J.さん

ドラゴンボールの世界! 気を開放したサイヤ人かよ……
そして、緊張感漂うなか本番がスタート! 先ほどの試し録りの段階でもすさまじいグルーヴを生み出していたが、「じゃあ本番!」のひと声で全員のスイッチが完全にオン! ものすごい集中力でアンサンブルを紡ぎ、もう……演奏がさっきの音合わせと全然違う! まさにドラゴンボールの世界。全員、気を開放したサイヤ人みたい。スカウター確実に壊れるわぁ。ほんのさっきパパッと追加した細かいアプローチも各自完璧にこなしているし(当たり前だけど)、一流プレイヤーの瞬発力、集中力、演奏力を目の当たりにしました。
(※一発録りの緊張感ある現場のため、本番中の写真はありません)

2テイク目がOKテイクに!
リズムセクションによるグルーヴのポケットを突きまくりの演奏、全体をゴージャス&ドラマチックに包み込むホーンセクション、そしてMay J.の艶やかな歌声……。まさにミュージシャンシップの塊だ。こんな演奏をタダで聴けるなんて、本当に罰が当たりそう。最終的には2テイク目がOKテイクとなり、このときに録音しきれなかったダビングもの(細かいパーカッション系など)を録音して終了!

3月16日リリースの『Sweet Song Covers』

やっぱり生演奏はいい……感無量
アフロだったりジャジィだったり……さまざまに展開していくこの『異邦人』。打ち込み系の音楽もステキだけど、人間の肉体から生み出される生演奏ってやっぱりすごい。そう思わせてくれる素晴らしい作品だ。レコーディング現場は観ることができなくても、ここに集まった一流ミュージシャンたちの演奏は各地のライブ会場などで聴くことができる。音源だけではなく、機会があったらぜひ会場にも足を運んでみてほしい。なお、GYAO!では2月18日から24日までこのレコーディングの様子を公開。こちらもチェックしてほしい。

[Oh!!ビーフ]