ヒップホップアイドルlyrical school(リリカルスクール)のすべて

特集・インタビュー

[2016/4/26 12:00]

lyrical schoolインタビュー
メンバーがメンバーを紹介!「新生lyrical schoolはこんなグループです」
新体制になったlyrical schoolのメンバー全員にインタビューを決行し“メンバー他己紹介”をリクエスト。照れながらも相手の魅力を紹介する姿からは、メンバーの仲の良さや絆の深さが感じられるでしょう。それではlyrical schoolの個性豊かなメンバーを、メンバーのみなさんにご紹介いただきます!

★meiがamiを紹介★
「みんなから可愛がられる、縁の下の力持ち」

mei
ami

ami:やだぁ~! こわいよぉ(笑)。
mei:ami~! うふふふふ(笑)。(一呼吸置いて)そうですね、amiはlyrical schoolイチのいじられ愛されキャラですね。いじられるところが多くて、みんなからいじられまくっちゃう!
一同:(笑)
mei:でも、いじったりからかいたくなってしまうくらい、みんなから可愛がられる性格なんです。とにかく可愛いんですよね。でも、lyrical schoolというひとつのグループのメンバーとして見ると、縁の下の力持ちとして欠かせない存在です。
———結構天然なところもあるんでしょうか?
mei:天然っていうよりも、すごいおっちょこちょいなんですよ! しっかりしてるときもあるんですけど、おっちょこちょいのほうが、強いよね?
ami:え~~~(笑)。
mei:あと、ラップするときの声の特徴は一番あるんじゃないかな。もうそれは結成当時からずーっとそうなんですけど。声がすごく高くて可愛いので、それがラップにも生かされてる。“ラップに一番向いてる声なんじゃないかな”って思いますね。
一同:あぁ~(うなずく様子)。
mei:その声の可愛さは、とてもアイドルらしいというか。……でも、最近はかっこいいよね!(amiのほうを向いて)
ami:う、うん(笑)?
一同:(笑)
ami:自分だとわかんないから(笑)!

★amiがayakaを紹介★
「アイドルとしてもラップの面でも一番ギャップを持ってる」

ami
ayaka

ami:ayakaはアイドルが大好きなんですよ。それで、アイドルのことをしゃべると急にキモくなるんです(笑)。ライブやレコーディングで歌ってるとき、ayakaの立ち位置は“プリンセス”で、本当に“可愛い♡”みたいな感じになるんですけど、アイドルのことをしゃべるときだけすごく気持ち悪くなっちゃうんですよ(笑)。
ayaka:(照れ笑いでamiを見つめる)
ami:あとライブやイベントなどで本当に大好きなアイドルさんにご挨拶したりするとき、急に早口になって、好きなのにその気持ちを伝えられないガチさが出ちゃったりもするんですよね(笑)。でも逆にそれがいいなって思うところでもあります。あと、ayakaはかっこいいラップもできて、そこをメンバーは “男(っぽい部分)が出た”って言ったりしてるんですけど(笑)、そこのギャップが一番あるかなって思います。可愛いときとかっこいいときのギャップが一番出てて、見てておもしろい子だなって思います。
ayaka:全然(ayakaにとって)プラスじゃないじゃん(笑)!
ami:プラスだよ、全部プラス(笑)! アイドルとしてもですし、ラップの面でも、一番ギャップを持ってるのがayakaなのかなって思います。ayaka自身もアイドルが好きだからこそ、ファンの方の気持ちが一番わかるメンバーなんじゃないかと思いますね。

★ayakaがminanを紹介★
「MPCやドラムなど何でもできる、女の子が憧れる歌姫」

ayaka
minan

ayaka:minanは途中加入だったんですけど、途中加入だったのにすごく……まぁ私が言うのもアレですけど、上達があまりにも早くて。lyrical schoolにとって歌姫という存在です。一番歌が上手くて、大黒柱というか、いつも大事な……
minan:(ayakaの声を遮りながら)やだぁ! もう~! やめてよぉ、もう~!(ayakaの肩を叩く)
ayaka:いっぱい褒めれば、あとから何か買ってもらえるかもしれないんで(笑)。
一同:(笑)
ayaka:いやぁでも本当に、lyrical schoolにとってすごく大事な、みんなそうなんですけど、すごく大事な存在です。最近MPCも始めて、この子は何でもできるなぁと思って。一回ドラムをやってるところを見たんですけど、私からしたら手と足をバラバラで動かすっていうのもあり得ないことなんで、すごいなぁって。器用だし、何でもできるし、おしゃれだし、女の子のファンもすごくつきやすいので
mei:女の子が憧れる存在!
ayaka:そう! 女の子もまずminanをチェックしてほしいなって。もちろん男性にも! ライブではすごくかっこいいんですけど、普段はすごく可愛くて。そのギャップにも男性はキュンとされると思います!
minan:めっちゃイイこと言ってもらえたんだけど! 嬉しい~(笑)!
ayaka:次はminanが言うんだよ(笑)。


★minanがyumiを紹介★
「美的センス抜群で独特な個性の持ち主」

minan
yumi

minan:はあぁ~、yumiかぁ~(笑)。
yumi:怖いんだけど! 怖い(笑)!
minan:yumiはねぇ、まず顔が可愛いですねぇ。
ami:それさぁ、入った(加入した)当初から言ってるよね(笑)。
minan:そうなの。入った当初からyumiの顔が好きで、でもまぁ顔ってやっぱり、大事じゃないですか。yumiは、色白。色白で~、このキレイな形の黒髪のボブと……。
yumi:なんか怖い(笑)!
minan:このビジュアル面が私はすごい好きで。あと、ラップがキレキレ! 早口でも絶対に噛まないですし、独特の声色?この低めの声がすごい好きで。その声で繰り出されるラップはたまらないです! あとyumiは美大出身なので、美的センスが抜群でお寿司が好きで有名なんですけれども、TシャツだったりオリジナルでiPhoneケースとかバッグとかも作ってて、それも超可愛いんですよ! それにyumiの個性も出てて独特で、すごいセンスの持ち主だなって思います。
yumi:なんか、もう……(笑)。
ami:(yumiのことを)売り込んでるよね!? マネージャーみたいになってきた(笑)!
minan:ぜひうちのyumiをよろしくお願いします(笑)!
yumi:もう(恥ずかしくて)お布団にくるまりたくなってきた……褒められ慣れてないから(笑)
一同:(笑)

★yumiがhimeを紹介★
「癒やし系でとにかくキュート、しっかりしてる一面も」

yumi
hime

yumi:そうですね~、himeは、もうとにかくキュート! 本当に、今リリスクメンバーの癒し的存在になっていて。高校生ということで私たちにとって妹みたいな存在だからっていう可愛さももちろんあるんですけど、本当にしっかりしてて、もうなんか“持田(※himeの本名)パイセン”って感じなんですよ。
一同:持田パイセン!(笑)
yumi:芸能歴も長くて、すごく礼儀正しくて、メンバーにパンとか買ってきてくれるんですよ! 差し入れしてくれる、みたいな。気遣いが細やか。あと最近ブログを始めたんですけど、なんか、ブログの内容が……おもしろい(笑)
hime:そうですか(笑)!?
yumi:なんか、なんだろう、年齢が離れてるってことがあるからかもしれないんですけど、結構いろいろね、高校生の流行を教えてくれるんですよ。
一同:(笑)
mei:もう、Twitterから(若さが)出てるよね!
minan:ツイートからにじみ出てる(笑)!
hime:(照れ笑い)
yumi:今までのリリスクにない“風”というか。それですごいみんな可愛いって思っているのに、ラップをすると日本語ラップというより外国人のラップみたいな感じでかっこよくて。リズム感もそうですし、韻の踏み方がなんか、フロウっていうんですかね、わかりやすく耳に気持ちいい感じのラップをしていて。あと、寝てるときにスーン、スーンって音がする……。
hime:それ、言ってないのに~(笑)!
ami:寝息? 寝息だと思うんですけど。
ayaka:寝てる姿が本当にキレイ!
minan:私、25年間生きてきたなかでこんなに可愛い寝顔の子、会ったことないんですよ!
mei:私もです!
一同:1位、1位!
minan:もう、マジで可愛いんですよ!
———その、寝息というのはどういうものなんですか(笑)?
yumi:なんか、寝ながらちっちゃい声でスーン、スーンって言ってるんですよ!
minan:ハムスターみたいですごい可愛いんだよねぇ。
yumi:赤ちゃん……可愛いものの代表が赤ちゃんとペットだと思うんですけど、赤ちゃん・ペット・himeちゃんみたいな(笑)。
一同:あはははは(笑)。わかるぅ!
hime:(ひたすら照れ笑い)


★himeがmeiを紹介★
「誰を相手にしても楽しませられる頼もしい存在」

hime
mei

hime:meiさんは本当に煽り上手で、“ライブといえばmeiさん”みたいな印象が私はあるんです。私は2015年の12月に途中加入したばかりなんですけど、加入してからわかったことは、meiさんはただ煽るだけじゃなくて“メンバーがどうしたらライブを気持ちよくできるか”っていうところまで考えてくださっているなぁっていうことで。『photograph』っていう曲の間奏でmeiさんがソロでラップをする場面があるんですけど、その内容が毎回違うんですよ。その会場にお子さんが多かったらお子さん向けのラップをしてみたりとか、誰を相手にしても楽しませられるっていうのがmeiさんの強みだと思っていて。すごく頼もしい存在なんですよ。
mei:(笑顔をこらえるような表情)
ami:嬉しそう~(笑)!
一同:(笑)
hime:ライブで頼もしいだけじゃなくて、裏でも、ルーズリーフに手書きで全曲の立ち位置とダンスをまとめたものを私にくださって。ライブだけじゃなくてほかの場面でもすごく頼もしいなって。まわりの人の気持ちを汲み取って最後はライブに還元してくれる、という頼もしい方です。


★初期メンバーayakaと新メンバーhimeによるお互いの印象
ここで、初期メンバーのayakaと新メンバーのhimeにグループ加入前・加入後のお互いの印象について聞いてみた!

左からayaka、hime

★ayakaから見た hime★
「himeがいるだけで雰囲気が変わって、新しいグループのようになる」
———加入前のhimeさんの印象は?
ayaka:加入前からhimeのことは知っていて、本当に可愛いしラップも上手だし、気になる存在ではあったんですね。あの、私……ニーハイが好きなんですよ(笑)! それで、himeがよくニーハイを履いてて。しかもツインテールで、なんかいつもピョンピョンしてて(笑)。その姿が本当に大好きだったんですよね。
———himeさんが加入してからのリリスクはどうですか?
ayaka:リリスクに入ってからは、もうhimeがいるだけで雰囲気が変わって、やっぱりラップも上手なので本当に新しいグループのようになって。himeのラップが入ると一気に本格的になるというか、場の雰囲気がガラッと変わるんです。ダンスも上手で、パフォーマンス面でもみせれる部分がたくさんあるので、himeが入った新生リリスクで“本当にこれからがんばって行こう” という気持ちですね。
———先輩らしいステキなコメントですね。
ayaka:前までは“自分がどんな方向性でいくか” とか“どうやったら自分のファンが増えるか” とか、自分のことばっかり考えていたんです。でも、5年活動していくなかで、“もっとみんなのことを見なきゃ” って思うようになりました。

★himeから見たayaka★
「ずっと私にとってのアイドルだし、憧れの存在」
——lyrical schoolへの加入前、加入後のayakaさんへの印象は?
hime:実は、加入前からリリスクさんのファンで自分でグッズを買ったりライブに行ったりするくらい好きだったんです。対バンも何度かさせていただいたことがあったんですけど、いつも楽しみで本当に普通のファンだったんです。そんななか加入することになって……ayakaさんは加入する前も加入してからも本当に親切にしてくださって、一番自分(hime)のことを見て細かい部分に気付いてくれて指摘してくれるんです。あと、ayakaさんはアイドルが好きですけど、ayakaさん自身が一番アイドルらしいアイドルだと思うんですよ。ライブ中でもどんな表情を切り取られてもダメなところがないっていうか。見た目も中身も可愛くて、優しくて……。加入前からも加入してからも、ずっと私にとってのアイドルだし、憧れの存在です。


メンバーが語るニューシングル『RUN and RUN』
新旧メンバーの絆の深さも感じられたところで、『RUN and RUN』に収められたお気に入り・思い入れのある歌詞をメンバー全員に語ってもらった!

ayaka:私は、minanパートの「悲しみの倍 喜びはある」というフレーズがすごく好きです。minanの歌い方が好きっていうのもあるんですけど。『RUN and RUN』はもうすでにライブで披露しているんですけど、ライブの最中に“あぁ……そうだよな”ってすごく噛み締めながら、そのフレーズを歌うminanを見てます。そのフレーズが、一番好きです。

minan:いやぁ~ちょっと選べないですよねぇ、正直。みんなそうかなぁって思うんですけど……『RUN and RUN』の歌詞には私たちのメジャーデビューが決まって、ファンのみなさんに伝えたいことが全部詰まっているので。もう、一字一句聞き逃してほしくないというか、全部にギュッと想いを込めて私たちも歌っているので。……でもこれじゃ答えになってないですよねぇ(笑)。でも、それくらいすべてが思い入れのある歌詞です!

yumi:私も、“ここのフレーズ!”っていう感じじゃないんですけど、自分たちがメジャーデビューするということがありつつも、年度初めの4月のタイミングでみんなの背中を押す、っていうメッセージを込めた曲でもあるんですよね。『RUN and RUN』はなんか、優しいんです。“がんばれー!”ってただやみくもに言うんじゃなくて、“優しさ”が歌詞のなかにあるなぁって思っていて。それでなおかつサビではメンバー6人でワイワイしてて、ダンスも込みでみんなで盛り上がれる感じの曲になっていて。これは音源ももちろんですけど、ライブでみんなで楽しみたいなっていう感じで。聴きどころっていうより、楽しみどころ(笑)? メンバー6人でワイワイしている感じがすごいもう、最大限に活かされているというか。そこが魅力かな、と思います。

ami:この曲の歌詞は本当に全部良くて、私も選べないくらいなんですけど……。自分のバースで考えると、曲の後半のマイクリレーのなかで「だって自分こそ人生の立役者」っていうフレーズがあるんですけど、そこが特に思い入れがあります。やっぱりみんな人それぞれ人生があって、でもそのなかの自分が立役者で。自分がどう変わっていってどう人生を楽しんでくかっていうのはやっぱり自分次第だなって思うんですよ。そのフレーズを歌うことによって、自分で改めて“今自分の人生、自分で楽しくやってるんだ!”って思えるような。そういう感じが、あのフレーズひとつにあると私は思って。『RUN and RUN』はすごく明るい曲だと思うので、この曲でみんなの人生も、自分の人生も明るくしていきたいなってすごく思います。

hime:私も自分のバースからなんですけど、『RUN and RUN』に「ぶちかませ!」って入ってるんです。それでカップリング曲(『リリスクのうた』)の自分のバースにも「いっちょかましますかー!」っていうフレーズが入っていて。
一同:確かに!
hime:両方に「かます」っていうフレーズが入ってるんですね。それで、“あ、両方に入ってるんだ”って気付いたんですけど、改めて“メジャーデビュー、ぶちかまないと!”って思って。レコーディングもそういう気持ちを持って挑みましたし、ライブ中もその歌詞たちにすごく奮い立たせられるので、そこが自分にとって一番思い入れのあるフレーズですね。また、加入してから始めてリリースするシングルで、初めて自分がもらったパートがそういう内容だったので、なおさら大切にしないとって思いました。

mei:私も、もう本当に最初から最後まで全部好きなんですけど、なんか、“すごいここ、考えさせられるな”って思う部分があって。さっきamiも言ってたんですけど、6人のマイクリレーでamiが最後に「だって自分こそ人生の立役者」っていう部分。私からamiに「まずは自分が信じてあげなくちゃ」→「だって自分こそ人生の立役者」ってつなげるんですけど、“もう、自分がやるしかないんだな”って実感するんですよね。その前にも「私は笑ってる?」→「なりたい自分になってる?」っていうフレーズがあって、自分に問いかけてるところとか、“あぁもう、自分はこの何年後はどうなってるんだろう”とか思いながら……でも思ってるだけじゃダメなんだなって……すごく考えさせられるなぁと思って。そのマイクリレーの歌詞があるからこそ、サビの部分の言葉がすっごい心に入ってくるというか。本当に優しく、背中を押してくれてる感じもするし。生きてるなかでみんなに当てはまるような応援メッセージソングだなって思います。この曲を聴くと本当にいろんな方に背中を押されてるんだなぁ、背中を押してもらっているんだなぁとも思うし、自分たちもみんなの背中を押さなきゃとも思うし、改めて自分は自分で、自分の背中を押さないといけないなって思いました。
———タイミング的にも、歌詞とご自分の気持ちがリンクする部分があったり?
mei:そうですねぇ。私も結成当時からいるので、6年目を走ってる最中で“やっとメジャーデビューだ!”っていう気持ちもあって、なおさら歌詞が心に刺さってきます。

番外編:インタビュー後の感動エピソード
(実は、インタビューが終了しメンバーが楽屋に戻ったあと、himeさんが申し訳なさそうにこちらに来て「あの、もし余白があったら付け加えていただけますか」と、語り切れなかったayakaさんとの思い出を話してくれたのです。ayakaさん、そしてグループを想うhimeさんのピュアさや真っ直ぐさに、とっても感動しました……)

hime:あの、もし余白があったら付け加えていただけますか? 初めてのライブで自己紹介ラップをやったんですけど、私のパートもいただいて。それで私のパートはayakaさんの次だったんですけど、ayakaさんがご自分のパートの最後に、私の目を見てウンッてうなずいてくれて。その曲の最中、私は緊張して歌詞も飛びそうだったんですけど、そのayakaさんとのやりとりがあったから自信満々にラップできたんです。そういうところにもayakaさんの先輩としての頼もしさを感じて、感動しました。

新しくなったlyrical schoolの勢いはもう止まらないっ!
lyrical schoolのみなさん、貴重なお話の数々を本当にありがとうございました! 新体制になったリリスクの快進撃はまだまだ始まったばかり。今後のさらなる活躍が心底楽しみです!


【lyrical schoolの今後の予定】

『RUN and RUN』4月27日(水)リリース!

lyrical school『RUN and RUN』初回限定盤ジャケット
lyrical school『RUN and RUN』通常盤ジャケット

榊ピアノ