ヒップホップアイドルlyrical school(リリカルスクール)のすべて【インタビューあり】

特集・インタビュー

[2016/4/26 12:00]

『“リリスク”ことlyrical schoolがメジャー進出!』
2016年4月27日、6人組ヒップホップアイドルユニット、“リリスク”ことlyrical schoolがシングル『RUN and RUN』でメジャーデビューを果たす。4月5日に公開された同曲の“スマホ推奨MV”はスマホをジャックされるような感覚になる、これまでにない斬新なギミックが瞬く間に話題となり、彼女らの名を世に知らしめる強烈なインパクトを放った。MVの真新しさが注目される反面、同曲はこれまでずっと“走り続けてきた”彼女たちを象徴するような歌詞で、その様子を見守り・応援してきた“ヘッズ”(lyrical schoolファンの総称)にとっても感慨深い作品となったようだ。今回はそんなlyrical schoolのこれまでの軌跡をご紹介するとともに、メンバー全員にインタビューを決行! 彼女たちのことがすでに大好きだった方も、これから大好きになるであろう方も、ぜひお読みください!

lyrical school。左からhime、yumi、ami、minian、mei、ayaka

lyrical school『RUN and RUN』【MV for Smartphone】


『2010年、tengal6として結成! tofubeatsをいち早く楽曲プロデューサーに迎えたアイドル』
lyrical schoolは2012年までtengal6の名義で活動。2010年10月にオーディションで選ばれたami、ayaka、mei、yumi、erika、marikoの6人で結成され、「6本のマイク」で歌うというスタイルはその後のメンバーチェンジを経ても変わることはなく、常に6人体制で活動している。2011年5月に初のCD作品であるミニアルバム『まちがう』を手売りで販売開始、7月に全国流通盤にて発売。同年10月にtofubeatsプロデュースのシングル『プチャヘンザ!』をリリースした。同曲はのちにSMAPやYUKIの楽曲のリミックス、森高千里や藤井隆とのコラボレーションなどさまざまなアーティストとの活躍も繰り広げるtofubeatsが当時まだアイドルやアーティストの総合プロデュースを手がけたことがなかった頃に、初めて楽曲のプロデュースを担当した作品。現在でもライブで歌われることが多くフロアを盛り上げるキラーチューンで、耳に残るメロディと胸キュンな歌詞が印象的だ。

tengal6『プチャヘンザ!』


『2012年、lyrical schoolに改名〜メンバーチェンジを経て渾身のアルバムをリリース』
2012年6月、タワーレコードが運営するアイドル専門レーベル『T- Palette Records』の発足1周年イベントに出演し、同レーベルへの移籍と、ユニット名を“lyrical school”に改名することを発表。8月、lyrical schoolとしてシングル『そりゃ夏だ!/おいでよ』をリリースした。新スタートを切ったものの、2013年1月にmarikoが卒業、3月にhinaが加入、6月にerikaが卒業、8月にminanが加入と約半年の間にメンバーチェンジが相次ぐ。しかし9月、そんな逆境を吹き飛ばすようにリリースされた改名後初のアルバム『date course』がアイドルファンのみならず幅広い方面から高い評価を受ける。なお、アルバムに収録されたシングル曲はすべてayaka、ami、mei、yumi、hina、minanの6人によって再録されたもの。

lyrical school『date course』ジャケット。江口寿史が描いたジャケットを見たことがある人も多いかもしれない!


『音楽性・パフォーマンスが高評価!ロッキン・サマソニなどフェス出演、リキッドルームやZeppワンマンなど着々と活躍をみせる』
2014年には3枚のシングルをリリースしたほか、『サマーソニック』『ロック・イン・ジャパン・フェスティバル』『TOKYO IDOL FESTIVAL』などの夏フェスに出演。11月には恵比寿リキッドルームでワンマンライブを開催するなど精力的な活動をみせる。2015年には初の全国ツアーを行い、ツアーファイナルはZepp Diver Cityで開催した。パフォーマンスを向上させながら地道にライブの動員数を増やし、着実に人気を獲得していくさまは実に爽快で、グループ自体もどんどん輝きを増していく。


『人気のヒミツは誰でも楽しめること!? グッズがオシャレで同性のファンも多い』
そんな彼女たちの魅力はtofubeatsら気鋭のトラックメーカーが手がける楽曲、エネルギッシュなライブパフォーマンス、キュートで屈託のないメンバーのキャラクターなど多岐にわたるが、一番は“誰が聴いても観ても楽しめる”という点だろう。ライブの現場でもアイドル特有の決まりごとのようなものはなく、オーディエンスは思い思いに音楽や空間を楽しんでいる。それゆえ、女性アイドルながら同性のファンも多いのだ! また、オシャレで普段使いのきくグッズのデザインも人気で、2015年には渋谷マルイでポップアップショップが開かれるなど、“アイドル”や“ヒップホップ”の垣根を超え、多くの人々にlyrical schoolならではの世界を発信し続けている。


『himeを新メンバーに迎えてメジャーデビュー! 勢いが止まらないっ!』
2013年以降はメンバーチェンジがなかったものの、2015年12月にhinaが卒業。メンバーチェンジが多い同グループで1番長い期間をともにした6人だったこともあり、多くのファンが悲しんだ。しかし! 同月に元ライムベリーのhimeが電撃加入。ライムベリーとlyrical schoolはアイドル界のラップユニットとして人気を二分する存在だったため両者のファンの間では衝撃が走ったとともに、その漫画のようなエモい展開にアイドルファン全体が大盛り上がりとなった。注目を浴びるなか、満を持して2016年4月27日にメジャーデビューシングル『RUN and RUN』をリリース、さらに初主演映画『リリカルスクールの未知との遭遇』が5月28日より劇場公開される。同作品にはスチャダラパーのANIをはじめ個性あふれるヒップホップなアーティストたちが登場。
これまで決して平坦ではなかった道のりを、笑顔を絶やさずに走り続けてきた彼女たち。その勢いはもう止まらない。それでは、高まる気持ちを抑えきれないまま、インタビューへどうぞ! これが今のlyrical schoolだっ!!!

[榊ピアノ]