大倉忠義&横山裕のリズムアプローチ、安田章大の祖母とのエピソード&ギター演奏がアツかった!関ジャニ∞『関ジャム 完全燃SHOW』

連載・コラム

[2016/5/2 18:21]

『[Alexandros]がゲスト!安田が語る亡き祖母との感動エピソード』
関ジャニ∞による音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』の5月1日放送回は、人気バンド[Alexandros]がゲストで登場した。関ジャニ∞と[Alexandros]は同世代ということもあり、お気に入りの曲&歌詞を発表するトークコーナーも終始和気あいあいとした雰囲気で進行。同コーナーでは、関ジャニ∞の安田章大が“自分にとっての大切な曲”としてBESの『Tears』を紹介し、亡くなった祖母とのエピソードを明かした。彼らが初めて紅白歌合戦に出場したときに、亡き祖母が手を叩いて喜んでいたことを母から聞いた安田は「仕事をがんばって、お婆ちゃんが喜んでくれるようなテレビに出ていこう」と決心したそう。『Tears』は安田をそんな気持ちにさせてくれた大切な曲だといい、涙を浮かべて話すそんな安田の姿に心を打たれた視聴者もいただろう。

[Alexandros]Twitter

関ジャム完全燃SHOWTwitter

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『大倉と庄村ツインドラムがおもしろい!横山のティンパニもいい感じ』
お楽しみのセッションでは、関ジャニ∞の渋谷すばる(ボーカル&アコースティックギター)、安田(ボーカル&エレキギター)、大倉忠義(ドラム)、村上信五(キーボード)、横山裕(ティンパニ)と[Alexandros]メンバー、さらにサポートのギターというメンバーで『ワタリドリ』([Alexandros]/2015年)を演奏した。注目は大倉と庄村聡泰([Alexandros]のドラム)のツインドラム。ふたりで異なったリズム叩くという冒険的なアレンジとなったが、庄村が叩くソカ系のリズムに大倉が気持ち良くタムを乗せていくアプローチがおもしろく、リズミカルな同曲をさらに躍動的に表現していた。終盤にはドラムソロのかけ合いもあり、曲のフレーズをもとにしてスネアで遊ぶ大倉に対して、キレよい連符のタムまわしを聴かせる庄村のプレイという対照的なアプローチが印象的だった。リズム面では横山の演奏も光り、彼のティンパニがサビをより壮大に、ダイナミックに響かせていた!

『ワタリドリ』を収録する[Alexandros]のアルバム『ALXD』(2015年)

『セッションでも大活躍の安田ッ!』
感動的なエピソードを明かした安田はセッションでも大活躍で、イントロではコード弾きから即座に白井眞輝([Alexandros]のギター)が弾くフレーズにハモってみたり、中盤でも白井のプレイに裏メロ的なアプローチで絡んだり、彼のギターがフィーチャーされた場面が多かった。歌でもキーが高い同曲のメインメロディ&ハモりを力強く歌い上げ、その歌唱力をバッチリと見せつけていた(渋谷も同じく!)。

「バンドに入れてもらったような感覚」と大倉は演奏前に語っていたが、その言葉どおりに一体感に満ちあふれていた今回の演奏。演奏中に思わず渋谷がうなり声をあげてしまうなど、まさに“ライブ”といったアツい演奏だった。次回のゲストはTHE ALFEEの高見沢俊彦! 一体どんなセッションになるのか……。楽しみだ!

[耳マン編集部]