関ジャニ∞丸山隆平の音価たっぷりのオトナなベースプレイ!『関ジャム』でTHE ALFEE『メリーアン』をセッション

連載・コラム

[2016/5/9 11:54]

『ゲストはTHE ALFEEのタカミー!』
関ジャニ∞による音楽バラエティ番組『関ジャム 完全燃SHOW』。同番組は、バンド系ジャニーズグループ関ジャニ∞とゲストミュージシャンによるセッションコーナーが名物だが、5月8日の放送ではゲストの高見沢俊彦が属するバンドTHE ALFEEの代表曲『メリーアン』(1983年)が演奏された。

THE ALFEEの最新アルバム『三位一体』(2015年)

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『すごいTHE ALFEEっぽい演奏』
今回のセッションには、関ジャニ∞から錦戸亮(アコースティックギター&ボーカル)、丸山隆平(ベース&コーラス)、大倉忠義(ドラム)、横山裕(ティンパニ)、村上信五(キーボード)が参加。そこに高見沢とサポートギターを加えたメンバーによる演奏となった。メインボーカルを務めたのは錦戸。歌い出しからこぶしの効いた味のある歌声を聴かせ、そこにコーラスの丸山もキレイにコーラスを乗せる。THE ALFEEの美しいハーモニーが見事に再現されており、往年のファンも楽しめたに違いないだろう。

『ベースは音の“長さ”が大事!』
演奏面ではコーラスでも大活躍だった丸山のベースに注目! この曲はイントロ&Aメロのベースの音価(音の長さ)が短くなりすぎてしまうと、力強く前進していくような雰囲気が出ない。指弾きで臨んだ丸山はこのセクションを人差し指だけで丁寧にピッキングし、しっかりと8分音符ぶんの音価を保って演奏。指弾きの際はピッキングに使用する人差し指と中指で音色や音価に違いが出やすいため、それらをそろえるために人差し指のみ使用していたと思われる。そこに今回使用していたプレシジョンベース&ヴィンテージアンプの温かみも合わさり、かなり貫禄のある演奏を聴かせてくれた! 細かいポイントだと思うが、しっかりとツボをおさえた見事な演奏だった!

イメージ

今回もステキな演奏で楽しませてくれた関ジャニ∞。次回のゲストは吉川晃司で、セッションでは彼の代表曲『KISSに撃たれて眠りたい』(1994年)が演奏されるという。大倉が初のメインボーカルを務めるとのことなので、こちらも非常に楽しみ! 放送は5月15日。期待して待とう!

[耳マン編集部]