X JAPAN完全復活!『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』開催で滞った音楽シーンに挑戦状を叩きつける!
ヴィジュアル系バンドが大集合!『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』開催
世界中を股にかけて活躍しているヴィジュアル系バンドが10月14日、15日、16日の3日間、幕張メッセに集結するイベント『VISUAL JAPAN SUMMIT 2016』が開催されることが発表になった。第一弾として、日本を代表するヴィジュアル系バンドのX JAPAN、LUNA SEA、GLAYの出演が決まった。X JAPANメンバーのPATA(ギター)が入院したことにより、最新アルバムのリリースやツアーの予定が延期になっていたが、このイベントでX JAPANが完全復活を遂げる。多くのロックバンドが集う音楽フェスは1年を通して各地で開催されているが、ヴィジュアル系バンドに特化したイベントが10万人規模で開かれるのはこれが初めて。国内外でもライブビューイングが予定され、イベント単位での海外進出も狙っている。
YOSHIKI、SUGIZO、TAKUROが緊急記者発表
7月22日には、同イベントの記者発表が都内で開催された。発表会には、このイベントの発起人であるYOSHIKI(X JAPAN)、SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)、TAKURO(GLAY)が登場。イベントが開催されるに至った経緯が3人の口から語られた。その理由として、YOSHIKIがアメリカで暮らすようになり、海外の視点から日本のヴィジュアル系を見つめる機会が増えたことも大きな要因のひとつ。ヨーロッパをはじめ、南米の地域にも日本のヴィジュアル系バンドの影響を受けたバンドが存在していることを知り、随分前から構想があったそうだ。さらに2015年6月に開催されたLUNA SEA主催のロック・フェスティバル『LUNATIC FEST.』やGLAYのデビュー20周年記念イベント『20th Anniversary Final GLAY in TOKYO DOME Miracle Music Hunt Forever』にサプライズ出演したことにも感化され、SUGIZO、TAKUROとの話し合いと称する飲み会を重ね、今回のイベント趣旨が固まっていったようだ。
滞っている音楽シーンに挑戦状を叩きつけたい
日本のヴィジュアル系シーンが、これから世界でもさらに大きくなるだろうと期待を寄せるTAKUROは「日本の素晴らしい文化として誤解なく伝われば」とコメント。SUGIZOは「僕らのカテゴリーは世界的にマイノリティー。今だからこそ僕らができる強力なカルチャー」と、さらに大きな舞台に挑戦していく意志を語った。YOSHIKIは、「僕は破滅に向かってます……」とジョークを飛ばしながらも「自分たちが信じているものに全力を尽くしていく。SUGIZO、TAKUROという力強いパートナーであり友達と一緒にイベントを立ち上げ、滞っている音楽シーンに挑戦状を叩きつけたい」と、意欲的な発言を残した。