【美肌・スタイルキープの秘訣は!?】ロックスターROLLYのパワフルさと美の秘密に迫る!
【精神編】
表情も重要「ムスッとしてると運が逃げる、ニコッとしているだけで得をする!」
———メイクのほかにも気を付けていることはありますか?
人間って、当たり前だけど顔の表情がとっても大事で。世間の皆様のなかでは僕のことをハーフだと思ってくれてる人も時々いるみたいなんですね。僕はクイーンのフレディ・マーキュリーがメイクしたエキゾチックな感じとか、ロジャー・テイラーの感じになりたくて。ああいう外国人は眉毛とアイホールの間が狭い。日本人はその間隔が広いのです。で、どうやるべきだろうとムムムと鏡を見て、こう、目をカッと開いて眉毛に近づけると(※下記写真3枚目参照)彫りが深くなるよね。あ、何でしたらこれで自撮りしたほうがわかるよ。僕自分で撮りますよ! (スタッフのiPhoneで自撮りを始める)。
眉毛と目の間隔が狭いでしょ。そうすると外国人風になるわけです。あとはね、いっつも怒っていると怒った表情が板についてしまう。こういう顔つきをしているとどうなるかというと、運が逃げます。
絶対そう、考えてみて! 誰でも、いつもムスッとしている人よりも、ニコッてしてる人のほうが好かれるでしょう。ムスッとしてると運が逃げる、ニコッとしているだけで得をする!
———ROLLYさんにもしかめっ面になってしまう時期などはありましたか?
あぁー、泥水をすすった時期もあったかもしれないが、僕の場合、ありがたいことに、フッフッフ、アホなのか、うちの母親がすごい天然だったのか……。うちの母親は僕が昔いじめられていたときに何て言ったかというと、“いじめられても、ありがとうな〜って思っておけばいい。いじめられて嫌がらせを受けても、それを我慢できたあんたはその子たちよりも強い子になれてるから”って。かといって僕も彼らをいつか暴力とかでやり返そうっていう気持ちはなくて、“いつかこれがネタになるんじゃないかな”って子どものときから思ってた。そしたらなったね。その後、自分が何かを表現する立場になったときに、“昔いじめられてたこともネタになったゼ! やったぁ!”って思ったんだ。よく母親が言ってたことが本当になった。それで、そういう風に思ってると若々しくエネルギッシュでいられますよね。
「“ROLLY”をやるのが自分の仕事」
———精神のエネルギッシュさが若々しさや美しさにも繋がってくるのでしょうか。
そうね。私はミュージシャンなんですけど、もちろん作詞作曲もやりますし、ギターも弾きますし唄も唄いますし、それ以外にもお芝居、ミュージカル、絵本の読み聞かせもやりますし、お仕事を頼まれたら何でもやってみるのです。そこでその都度毎回心がけてることはひとつです。それは、僕にその仕事を頼んでくれた人が“この人に頼んで良かったな、面白かったな”って思ってくれるために一生懸命全力でやること。どんな瞬間でも全力でやる、と。僕は1990年にデビューして1993年くらいにはミュージカルに出ていたんでね、ミュージシャン仲間に “ミュージシャンなのになんでお芝居やってるの?”ってよく言われたの。なんでかっていうと、子供のときからお芝居とか好きだったしやってみたかったから。で、そこで得られたこともたくさんあるんです。例えばコンサートのMCでも、だいたいロックバンドの人は(声色を変えて)“久しぶり〜! みんな元気だった? じゃあ次新曲いくよ! ノってる〜?”とか同じような感じでしか言えないけど、私は(またも声色を変えて)“本日はようこそご来場、誠にありがとう、あぁ誠にありがとうございましたぁ……(以降ミュージカルのような語り口で2分ほど口上を披露)。それでは次の曲まいりましょう!”とかってできるわけ。今のは昔やってたミュージカルのセリフなんだけど。そういう、いろんなことに挑戦することによって自分の引き出しを増やしているわけ。だから、もはや自分はミュージシャンから出発したが今は“ROLLY”をやるのが自分の仕事なんだって思ってるね。
【アルバムリリースツアーへの意気込み】
「毎回全力を尽くすだけ」「同じコンサートは2度とない」
———さて、今回のカバーアルバム『ROLLY'S ROCK THEATER〜70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその光と影〜』のリリースツアーの見どころはどんなところですか?
今は年間120回ぐらいライブをやってるのよ。だからもう、実を言うと明日のことぐらいしか考えてない(笑)。でもそのせいで、瞬発力がすごく出せるようになってねぇ、もう2日か3日に1回くらいずつステージがあるから、毎回全力を尽くすだけで。今度のツアーも、できれば『ROLLY'S ROCK THEATER〜70年代の日本のロックがROLLYに与えた偉大なる影響とその光と影〜』を聴いていただいたほうが楽しいと思います。
———セットリストもカバーアルバムのなかから中心に?
新作以外にも『ローリーズ・ロックローリー』(1996年)っていうアルバムを出したのがなんと20年前なのですが、そこからも演奏します。なぜならば、そのアルバムを録音したときのメンバー、ドラム・松本淳さん、ベース・永井ルイさんに加えて、2年前に星になられたキーボード・小川文明さんの代役にレッド・ウォーリアーズやザ・イエロー・モンキーでも活躍した最高のロックンロールキーボーディストの三国義貴さん、この4人が今回のライブのメンバーでもあるのだ! ライブでもこの4人ですごく楽しいロックンロールを演奏しますね。ただ、まだ練習してない(笑)。でもきっと良くなるね。
———『ローリーズ・ロックローリー』も聴いてるとなお楽しめるということですね。
そうね、ここを特に聴いてくれっていうのも、取り急ぎ、ないね(笑)。うん。僕はね、出し惜しむのが嫌な人で、できないタイプなの。MCも一切決めてない。だから同じコンサートは2度とないね。今は、お金を出して観にきてくださるお客様が喜んでもらえるように全力を尽くして、いい演奏をするように心がけるしかない、それだけですね!
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