ANZEN漫才・あらぽんの下町ヒップホップLOVERS〜BUDDHA BRAND『ブッダの休日』〜
みやぞんの大活躍で人気急上昇中のANZEN漫才。そんなANZEN漫才の司令塔とも言えるあらぽんは、ネタのなかでラップを披露するほどのヒップホップ好き。地元・東京都足立区でディープな日々を過ごしながらヒップホップに浸ってきた彼が、あふれんばかりのヒップホップ愛を綴る連載がスタートだ!
どーも、最近トイレットペーパーの芯を切れ目にそって開いてみたら
「あれ?ひし形が重なってる? これって杏仁豆腐の白いやつと同じなのかな? そうなるとひな祭りの何段目かにもいるやつかな?」
なんて思いながら開いた芯をそっと丸め直したANZEN漫才のあらぽんです。
みなさま、新年明けましておめでとうございます! 今年も『下町ヒップホップLOVERS』よろしくお願い致します。というか久しぶりにコラムタイトルを書いた気がする……。
ということで、2018年もお気にソングをジャンジャン紹介していきますよ! よろしくお願いいたします。
今月のお気にソング
“ノリビリ”している名曲です
2018年一発目のお気にソングはこちらです。「伸び伸びのんびり行けばいい~♪」的な曲です。
この曲の好きなところは、小鳥のさえずりみたいな、陽射しが差し込んで朝食にエッグベネディクトとかマフィン系食べてる感じのイントロから、曲が一気にリズミカルに変わるところです。
のんびりしててノリノリで“ノリビリ”してる感じの曲です。あと僕だけの“あるある”なのかもですが、イヤホンでこの曲を聴くときに、イントロの音量で音を合わせると曲調が切り替わったときに音がデカくて耳やられます。なので音量に注意しながら聴いてみてください。
海で溺れて死にかけたあの日
この曲を聴いていた頃は、ちょうど高校の夏休みで地元の友だちと海に遊びに行って溺れて死にかけてました。まったく泳げないのに調子こいて沖のブイの近くにあった大きな岩場に向かってる途中、急に足がつかなくなってそのまま溺れました。
近くにいた友だちに助けてもらおうとしたらその友だちふたりも泳げなくてまさかの同じゾーンで3溺れ。生命の危機すぎて近くでゴムボートに乗っていたカップルに助けてもらおうとしたけど完全にスルー。溺れながらに濁った海でハワイばりのサングラスつけてるやつってやっぱ信用できないなと思っていたら、ライフセーバーの方が「そこの3人大丈夫だったら手あげて」と気がついて声かけてくれた!
助けてもらえる~と思ったら僕以外のふたりはすでに生還地域にいてライフセーバーに「大丈夫です~」と手をあげていて、まだ全然溺れてるのに多数決で救助必要なしと判断されて、もがきながら自力でなんとか陸に戻り生還しました。
帰宅してからは家の水槽の水の音で夢をみて3日間毎晩溺れる夢ばかりみてました。
みなさん、海ではしゃいでもいいですが、腰より上に入るときは自分の遊泳力と相談して気をつけてください。
休日だぁ~感が増します
休日というタイトルがついているので、この曲はズバリ休日に聴いてほしいです。昼寝しながらとかでもいいですし、遊びに行く前とかでも休日だぁ~感が増してテンション上がると思いますよ。
新年始まったばかりなのでとりあえずこたつにミカンで「THE正月」しながら伸び伸びのんびり行けばいい~♪
無理矢理曲に寄せましたがすごくリラックスする音が満載な曲なので、のんびりしてるときにこの曲を思い出したら聴いてください。
みやぞんにも『ブッダの休日』を聴かせてみた……
「昔みんなで海に旅行行ったよね~。船盛おいしかったな」
【著者紹介】
あらぽん●1985年10月13日生まれ、東京都・足立区出身。幼馴染のみやぞんと2009年11月にANZEN漫才を結成。みやぞんの特技であるギター、そしてあらぽんのラップを組み合わせた音ネタで活動するようになり、『足立区の歌』などのネタで注目を集める。『とんねるずのみなさんのおかげでした』『世界の果てまでイッテQ!』などでみやぞんの激烈天然キャラが爆発して話題となり、今や大注目コンビのひとつとなっている。