「ぼっちがつらい」グッドモーニングアメリカたなしんのお悩み相談 第15回

連載・コラム

[2016/6/8 17:30]

「ぼっちがつらい」

19歳女性(大学生)

たなしんさん、こんにちは。いつも楽しく拝見してます。
私は大学に通って2年目になるのですが、いまだにグループで浮いています。大学生にもなって中学高校のときみたいにグループにこだわる必要ないと思うのですが、ぼっちはやはり辛いです。
私の冷めた性格が原因であることは理解しています。正直まわりの子たちは子どもっぽい気がするのです。ここはまわりのノリに合わせるしかないのでしょうか。
どうかアドバイスお願いします。

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「独り立ち」

いやぁ、ジメジメしてきたよね。
やっぱりいつでも開放的でいたい。だから最近はレゲエ。レゲエ聴いてる。開放的でおおらかな自分に出会ってるわぁ。
今日はダブしんって感じでゆったりいこ。決めた。

今回の悩みは“ぼっち”ね。確かにこういう感じの子っているよね。
でも集団の中には必要だと思うよ。冷静で俯瞰的に物事を見てくれる人。

キミみたいな人ってまわりが子どもっぽく見えちゃうんだよねきっと。それでちょっと見下した気持ちになっちゃうのかもしれない。

もしかしたら学校の人たちだけじゃなくて、家族とかにも見下しちゃう系の感じ出しちゃってない?

それはマズい。マズいわぁ……。もうダブしんが解決してあげるっきゃない。

もちろん解決策は用意してあるよ。

キミはね……無人島だな。

無人島で究極のぼっちになって、まわりの人の大切さを感じてほしい。やっぱりまわりの人がいてキミがいるわけ。

オススメの島もあるよ。猿島。
猿島は貸し切りできるのよ。しかも……7万円。
7万円だったらさ、学生でもバイトでがんばれるんじゃないかな。どう?バイトしてる?

あとね、無人島に行ったら……そのときはぜひ短パンを試してみてほしいんだ。できれば上裸で。

やっぱり身体も開放的にならないと! 短パンで開放的になればさ、何が大切なのかが自然とわかってくるはず。
短パンよりも大切なものって何なのか……その答えをしっかり見つけてきてほしい!

やっぱりキミも深く考えすぎ。もっと自然にいこうよ。
ブルースリーは本当にいいこと言うよね。ドントフィール……?なんだっけ? まぁ、あとで思い出すわ。

今回はこんな感じでどうかな?
いまボボ族っていうアフリカの民族が作ったジャケットと短パンを組み合わせて名古屋の街を歩いてる。
さすがに視線が痛いからこの辺で失礼するね。

「ファイヤー!」

じゃあ、またね!


【今日のファイヤー!】
「Don't think. Fireeeeeeeeee!!」


<次回更新は6月22日(水)予定!>

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【著者紹介】

たなしん
4人組ロックバンド、グッドモーニングアメリカのベーシスト。高校生の頃にメロコアバンドfor better, for worseを結成。当初はギタリストだったが、のちにベーシストに転向する。同バンドは2006年に活動休止し、2007年にバンド名をグッドモーニングアメリカに変更して再始動した。年間100本前後のライブ活動を経て、2013年にメジャーデビュー。最新アルバム『グッドモーニングアメリカ』発売中。2015年11月27日には初の武道館公演を開催した。

[耳マン編集部]