活動停止後に身長が伸びた!?Berryz工房・熊井ちゃんの躍進がめざましすぎる
熊井ちゃん大活躍
Berryz工房の熊井友理奈こと、熊井ちゃんの活躍がめざましい。
昨年10月よりTBS系列『王様のブランチ』のリポーターとして出演中、また、世界各国からのセレクトショップ『JETSET SOLO PLUS』2016年SSコレクションのモデルにも抜擢され、現在配布中のカタログやオフィシャルサイトで抜群の長身スタイルを披露している。
そして何といっても、目を惹いたのが世界的なブライダルファッションデザイナー・桂由美との仕事だ。今年1月1日付けの自身のブログにて、「2016年は、桂由美さんとお仕事させて頂くことになりました」と公表、1月の『ユミカツラ パリコレ・ドレス発表会』に出席し、各種メディアからも大きく注目を浴びた。先日2月16日には桂氏のショーに出演、ランウェイデビューを果たし、燦々と輝くドレスをまとい荘厳たる美貌で見る者を魅了した。
そんな熊井ちゃんだが、「美人なのに天然」「話の着地点が見えない“くまくまトーク”」など、クールビューティーなルックスとは裏腹に、愛くるしいキャラクターを持つことで知られている。身長が高くてカッコイイ女性は多くいても、身長が高いのにカワイイ女性は熊井ちゃんだけだ。プロデューサー・つんく♂氏も「平均身長が日本人より随分高いK-POP界でも彼女程の身長は居ないんじゃないかなぁ。それでいてあいつの場合、かわいいから不思議」と評している。
オーバーオールをこんなにもカッコよく着こなす人がいたのか!と思わせるほど凛々くキメたかと思えば、意味が解らないほどの可愛さをぶち込んでくる、両側面ともに熊井ちゃんの魅力だ
ずっと“自称176cm”だった熊井ちゃん
「アイドル界でいちばん背が高い」「アイドル界のスカイツリー」ともいわれ、テレビ出演時における「テロップに被ってしまう」「メンバーに照準を合せると顔が映らない」などの、高身長ゆえの“見切れ芸”はファンならずとも話題になることが多い。だが、公式プロフィールには長年「176cm」とされ、それは当時14歳だった2008年5月29日時点から更新されていなかったのである。身長にコンプレックスを抱いていた熊井ちゃん。「実際はもっとあるんじゃないか」という声も陰ながらに囁かれていたが、本人の心の内を察し、「本人が176cmだと言うなら、誰がなんと言おうと176cmなのだろう」というのが暗黙の了解だった。
しかし、そんな禁断の疑惑を深めてしまったのは、他でもないつんく♂氏だった。熊井ちゃんがセンターを務めたシングル『シャイニングパワー』(2011年)リリース時のブログにて、「180cm越えの女性ボーカルがセンターを取ったグループはJ-POP界初の出来ごとでしょう」と綴ってしまった。
プロデューサーのこの言葉を機に「身長逆サバ」疑惑が急浮上。ファンを中心としたさまざまな検証、推測がなされ、最終的には「熊井友理奈」でググると「182cm」と出てくる事態となった。おい、Google先生よ。
コンプレックスを克服した熊井ちゃん
「背が高い」ことにコンプレックスを持っていた熊井ちゃんだったが、そうした中で次第に「176cm“は”あります」「高い靴履いてるんで確かに今日は190cm位ありますけど」と徐々に心境の変化も見られ、「背が高い」ことを活かしたバラエティ番組への出演なども目立ってくる。思い返してみれば、つんく♂氏のあのブログでの発言は、コンプレックスを乗り越えて欲しいというプロデューサーとしての助言でもあったのだろう。
以降は「モデルをやりたい」と意欲的な姿勢をみせるようになり、最終的には事務所に内緒でモデルのオーディションに応募していたという衝撃の事実も発覚。(バレて怒られた模様……)
そして、ついに世界を揺るがす歴史的事件が起こる。2015年7月29日、日本テレビ系列『ナカイの窓』出演時のことだった。「公開身長測定」という、長年奥に閉まってきたパンドラの匣を番組序盤からあっさり開けてしまい、「181cm」という衝撃の結果(予想どおりともいう)に鮮烈が走ったのだった。しかし、バラエティ番組のひと幕でのこと。首の角度など「正確な測定とは言えない」という指摘もあり、実際はもう少し高いのでは?という声もあったりする。
Berryz工房の活動において、長年「176cm」を貫いてきた熊井ちゃん。そこには決して「逆サバ」ではなく、ももちこと嗣永桃子がBerryz工房活動停止により魔法が使えなくなってしまい、トレードマークであった髪形“ももち結び”ができなくなったことと同様なのかもしれないとも思えてくる。コンプレックスを克服し、身長測定もいつだってできたはずなのだから。「熊井ちゃん本人が176cmと言えば176cm」という半分ネタにもなっていたファン心理を汲み取り、活動中はそれに徹して真相は薮の中としていただけ、と思うのはさすがに考えすぎか。だが、活動停止中ながらもメディアに今でも「Berryz工房の熊井友理奈」として登場し、ファンクラブイベントなどでは、Berryz工房の楽曲を歌い、あたかもグループが活動し続けているかのような振る舞いをみせている、「あくまで今は活動停止しているだけ」というファンの心情と同じBerryz愛に溢れているような人なのだから。
なにより、桂由美氏に「パリコレも夢ではない」と言わしめた熊井ちゃん、今後の活躍に目が離せない。