マドンナチョコ完成！〜女王様がバレンタインに埼玉に降り立った！〜オバッチの『ロックな食生活』【第7回】

2月13日＆14日、女王様10年ぶりの日本公演
10年ぶり!?　当時47歳のマドンナが、東京ドームでレオタードを着て踊りまくっていたのが、もう10年も前になるなんて。実は初めて買った洋楽のCDがマドンナでした。何かで観た『VOUGE』のプロモーションビデオが衝撃的にカッコよくて、おこずかい片手にCDを買いに行った思い出が……。

今回の来日、「こりゃ行くしかないっしょー！」と意気込んだものの、初日2月13日のチケット争奪戦にやぶれ、あとから決まった追加公演のバレンタインデーのチケットを無事にゲット。ついに10年ぶりのマドンナ女王様への謁見（えっけん）の権利を得ました。うひひ。

せっかくバレンタインだし、今回はマドンナのチョコを作ることにしてみました。作業を行った2月13日（土）って通常なら寒くてコタツに潜っている頃ですが……今年は「春なの？」くらいの暑さです。チョコを作るには日中は暑かったので、13日のコンサートに参加した人たちの感想を読みながら、夜にワクワクした気持ちで作ることにしました。

2時間は長いのか？
「そろそろ始まるよね？」と、ツイッターを検索。あれ？　まだ始まってないの？　コンサートの遅れがネタになってしまっている！　そういえば前の東京ドームは1時間以上も押してた気がするな……今回は結局2時間遅れでスタートしたとか……すぐ翌日の終電検索をしました。

マドンナチョコを作ろう！
さて、私も準備しなくては！　今回はお弁当ではないので、『クックパッド』でキャラクターチョコの作り方を参考にさせて頂きました。

使用したチョコは『森永ダース』です。ミルク、ビター、ホワイトの3色があるのでこれにしました。

（1）アルバムの画像を反転したものをプリントし、マスキングテープで固定します。その上にシリコンシートをしいて、湯煎で溶かしたビターチョコと爪楊枝を使って、黒い部分をトレースます。トレースが終わったら、冷蔵庫で冷やして固めます。

（2）ホワイトチョコを湯煎で溶かし、さっき固めたチョコの上から塗っていきます。冷蔵庫で冷やして固めます。

（3）ホワイトチョコとミルクチョコを1：1の比率でボウルに入れ、溶かして混ぜ合わせ、背景の部分に塗り、冷蔵庫で冷やして固めます。すべて固まったらシリコンシートから剥がし、裏返して4つの辺をナイフでカットして完成です。

マドンナチョコ！！！

余ったチョコで衣装のチョコも
チョコが余ってしまったので、マドンナの歴代有名衣装もチョコで再現してみました。

まずは黒のゴルチェ！

グラミーで着ていたマタドール風衣装！

スーパーボウルのハーフタイムショーのやつ！

そしてマドンナと言えばコレ！ゴルチェ！胸がポイント！　これが作りたかったので、衣装チョコ作りました。

マドンナへの愛をチョコへ込めてみた♥︎

待ち時間＆終電にドキドキのコンサート
さて「どれくらい待つのかな？」という気持ちでさいたまアリーナへ。前座のDJがニルヴァーナ、ビヨンセ、エミネムを流しながら「ヨロシクオネガイシマース！」とご挨拶。時間が押した場合は彼のプレイ時間が長くなるのかな？　「がんばって〜！」とみんな温かく見守る雰囲気。そして1時間経過したところで、DJ退場。会場内のBGMがマイケル・ジャクソンになって大盛り上がり、そして……間もなく開演しますのアナウンスに大盛り上がり！

会場が暗転し、マドンナが檻に入ってセット上空から登場、もう拝みたくなるくらいの神々しさ！　1曲ごとに変わる演出、ステージセットの豪華さ、ダンサーさんめちゃくちゃかっこいい！　マドンナは歌って、踊って、ギター弾いて、チャーミングに話しかけ、もうこの会場すべてが彼女のモノみたいな感覚に。

最後の方でなぜかバナナを持ってきたマドンナが男性ダンサーとバナナ食べるシーンだけが、「へっ？何の意味が？？？」ってなりましたが、その後『Holiday』でまた会場を熱狂させ、最後はブランコみたいなのに乗ってマドンナは私たちの前から去ってゆきました。最高のエンターテイメント、夢のような2時間でした。

ずっとトップで居続けるマドンナは霊長類最強の女性アーティストだなぁと。

最後に会場の外で看板とチョコ！　アイシテマース！　マドンナー♥︎

【著者紹介】

オバッチ（ジャケ弁職人）
本職は印刷関係のデザイナー。料理の腕は人並み、手先は器用。好きなミュージシャンはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ナイン・インチ・ネイルズ、ベン・ハーパー、岡村靖幸など。いつかザック・デ・ラ・ロッチャさんにお弁当を食べてもらうのが夢です。