ガリガリガリクソンのカープ愛【カープと私〜広島東洋カープファンによる9打席連続企画〜】

特集・インタビュー

[2016/10/9 12:00]

【祝】広島東洋カープ25年ぶり優勝!

実に25年ぶり(!)のセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ! この特集では、日本中を熱くしてくれたカープに敬意を表し、音楽界・エンタメ界のカープファンからの愛情あふれる「カープと私」エピソードを9打席(9日)連続で公開します。10月12日からは32年ぶりの日本一を目指し、クライマックスシリーズのファイナルステージに挑む彼ら。まだまだカープは止まらないっ! カープ カープ カープ広島!広島カープ!

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ガリガリガリクソン

『白状します。確かにもともとは阪神タイガースファンでございました』

広島東洋カープ、セ・リーグ優勝バンザイ!

まずはカープリーグ優勝おめでとうございます!! いぇいいぇいいぇーい(原稿の文字を詰めるため、今回の文章でやたら使います)。私は関西出身なので、「おい、デブ!お前本当にカープファンなん?」と思われてる方も多いと思います。確かに!!! 私はテレビに出るためなら平気で嘘をつく人間です。オバケが見えないのに、見えるとか言ったり、ニートでもないのに「オッス!おら、ニート!」とか言ってみたり……。もう「オッス!おら、ニート!」とか10年は言ってないですね。

なので、「カープファンと言うのもビジネスでしょう?」と言われております。はい、ここで白状します。確かに私は、もともとは阪神タイガースファンでございました。と言うのも、関西に住んでいるとへその緒を切るよりも先に、親から徹底的にタイガース戦闘員としての教育を受けさせられるのです。六甲おろしを歌うと、おばあちゃんがおもちゃを買ってくれたり、おじいちゃんがお小遣いをくれたりします。

アンチ巨人の教育も受けました。東京ドームのグラウンドの下には巨大な磁石が埋め込まれていて、ナベツネさんが電磁波でボールの動きをコントロールしている、と。そんな私と広島カープとの出会いは中学生のときでした。当時は友達とパワプロ(=実況パワフルプロ野球/野球ゲーム)をするのが日課でありました。そんなとき、決まって友達が私にこういうのです。

「坂本(あ、私、本名さかもとゆうすけなんですよ。ちょっとかっこいい名前でしょ?うっとり)、お前はカープな」

と……。当時、達川監督で野村さん、木村さん、緒方さん、前田智徳さん、金本さん、佐々岡さん、今思えば夢のようなメンバーだったのですが、成績のほうはもう全然ダメで……。パワプロでカープを使う=絶望というイメージがありました。ほかのチーム、例えば阪神の坪井選手だったらストライクゾーンならほぼバットに当てられるし、西武(当時)の松坂は155キロ投げるし、巨人の高橋はドカドカホームランを打つ。カープは緒方さんが強肩というのありましたが、あんまりゲームでは役に立たないのです。そんななか、なぜ私が「カープを使え!」と言われてたかというと、壮絶なイジメにあっていたからです。

「なんでカープはよわいんや! カープさえ優勝してくれたらパワプロでこいつらをコテンパンにできるのに!」

その一心で私は、阪神ファンというショッカーのアジトから抜け出すことを決意したのであります。それからも、中学、高校時代にカープが優勝することはありませんでした。ただ、はじめはパワプロの選手データを上げたい一心でカープを応援していたのですが、そのうちにカープの本当の魅力に気付き始めました。

コツコツとがんばる姿はもちろん、ボールを運んでくるミッキーくん、謎の生命体スラィリー(球団マスコット)、ベース投げのブラウン監督、などなど。たくさんの登場人物がカープを盛り上げてくれました。そして、球団も一生懸命カープを活性化させる工夫をしてくれてます! 球場内にお化け屋敷があるんですよ。意味がわからない!!! でも、これがカープの魅力でもあり、パワーの源になってると思います。マクドナルドのポテトと一緒で、カープ嫌いな人って世の中にいないと思います。マクドナルドのポテト、嫌いな人いないでしょ?

今回の優勝で、カープファンの方が激増すると思います。ただ、我々カープファンは「お前はにわかファンだ!」とか、「ファッションで応援しやがって!」とは絶対に言いません! 元タイガースショッカー戦闘員の私でも受け入れてくれるんだから! 一緒に応援しましょう!!! そして、ほかのチームのファンのみなさんも、カープのことを二番目に好きな球団でいてください!

結局、いぇいいぇいいぇーいって一回しか使ってないね。おーこわっ!!!


【著者紹介】

ガリガリガリクソン●1986年2月19日、兵庫県伊丹市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。強烈なルックスを武器にニート漫談などで活躍し、「吉本を代表する広島ファン」を公言している。大槻ケンヂ、くるり、BEAT CRUSADERSなどミュージシャンとの交友も深い。


【本企画に参加してくれた音楽界・エンタメ界の赤ヘルたち】
・石野理子(アイドルネッサンス)【10/4 UP】
・河原真(ROCK'A'TRENCH、BIGNOUN他)【10/5UP】
・磯部正文(HUSKING BEE)【10/6UP】
・ウエノコウジ(the HIATUS etc)【10/7UP】
・岡峰光舟(THE BACK HORN)【10/8UP】

[耳マン編集部]