Berryz工房12周年スッペシャル!あのベリ愛あふれるタワレコ柏店の店員さんに会ってきた

特集・インタビュー

[2016/3/3 00:00]

タワレコ柏店員・伊藤さんが語るBerryz工房の魅力
そしてここからは、そんなBerryz愛あふれる伊藤さん個人の“ベリヲタ”像に迫ってみる。暴走注意だ。

――メンバーだと誰が好きなんですか?

「熊井ちゃんです。嶺脇(育夫氏/タワーレコード株式会社の代表取締役社長。アイドルヲタクとして知られる)社長と被ってますね。社内でお会いすることはあまりないですが、現場ではよくお見かけします(笑)。とにかく今は『王様のブランチ』が毎週楽しみで仕方ないです!」

――そもそも、Berryz工房にハマったきっかけはなんだったんですか?

「YouTubeでモーニング娘。や℃-uteを見たりという、ハロプロDD(※誰でも大好きの意)というところから始まり、気付いたらBerryz工房の現場ばかりに入り浸っていました。曲でいうと『Be元気<成せば成るっ!>』(2011年 シングル)あたりなので、全然新参ですよ」

Berryz工房 『Be 元気<成せば成るっ!>』 (MV)

――なぜ、Berryz工房だったのでしょう?

「Berryz工房から生まれてくるコンテンツがすべて面白かったですよね。ライブが一番楽しかったのはもちろんですけど。イベントにしても、DVDマガジンにしても、ハズレがない。あとは楽曲ですね、タワレコ店員的にいえば。ハロプロにもいろんなグループありますけど、単純に好きな楽曲が多かった。そして、その曲を満遍なくライブでやる。ライブの定番曲というのも偏ってないし、封印されている曲というのもないじゃないですか。初期曲、アルバム曲、カップリング曲……だから、全部観たくなる。今日行かれなかった現場でこの曲やったんだ……と悔しい思いもいろいろしましたね。“あー、バスツアーで『BERRY FIELDS』やったのか……”とか」

――Twitterを拝見する限り、現場にもよく参戦しているようですが。

「関東だったら行けるところは全部行ってます。ハーモニーホール座間にはじまり、よこすか芸術劇場、オリンパスホール八王子、中野サンプラザ……」

――ぶっちゃけ、お店の営業に支障をきたすことはないですか? 現場は土日が多いけど、こういう小売店は土日忙しいと思いますし。

「そこは休みを代わってもらったり、半休とか使ってうまくやりくりします。その代わり“お店でBerryz工房めっちゃ売るから!!”と言って。“Berryzだったらしょうがないよね、伊藤は……”という周りの理解もあり。武道館も平日に決まったり、ラストの4日間もなんとか調整して全部行きました」

千奈美に「現場は常に1人」という、完全なる1人ヲタとのこと。ただ「ガンガン踊りますよ」という“フリコピ”(※アイドルと同じ振付けを真似する)スタイルだそうだ。Berryz現場に何気に多いですよね。男女問わず、一人でフラっとやってきて、ライブはじまったらフリコピハンパない人。自分も1人ヲタだけど、ほぼ地蔵(※じっと見ている)なので、そういう人たちのこと、陰ながら尊敬してます。

――思い出に残っている現場はありますか?

「自分の中でいろいろ区分があって。イベントだったら異種戦・対バンは凄かったですよね。青年会議所の厚木大会(たから市 第42回神奈川ブロック大会 厚木大会 2014年9月14日)なんて、発表の段階でヤバい予感しかしなかったじゃないですか」

「社団法人日本青年会議所主宰」という、ある意味“お堅い”イベントだったはずなのに、最終的にとんでもない1日になった厚木大会

「明和電機とやった学園祭(湘南工科大学『第50回松稜祭』2014年11月2日)だったり、でもやっぱりjealkbとの対バン(『やれんのか!!!2MAN企画 アイドル vs ヴィジュアル系 渋谷編の巻 ~INOUEISEKI SP~』2013年5月31日)ですね、ベストは」

――あー、あれはベリヲタとジュアラー(jealkbのファン)が織りなした奇跡の空間。アイドルヲタクとバンギャルが融合した、J-POP/ロック史に残る伝説の夜だと思ってます。

「ライブ自体もすばらしかったけど、“Berryz最高!”と“JKB”コールが交互にファン同士が讃え合いながら鳴り響く光景は凄かったですよね!コンサートでいえば、『Berryzマンション入居者募集中!』のよこすか劇場夜公演(2013年2月24日)」

――よこすか?行ったはず……ん?なんかありましたっけ? あ、みんな研修生の真似してたやつだ!

「そうです、最終的に会場全体が“イエーイ!”祭りになったヤツ(笑)。DVDマガジンにも入ってますけど、あの空間、雰囲気は忘れられないです」

(いかん、このままBerryz工房思い出話で朝まで語れる雰囲気になってきた……。いや、でもこれ取材ですし……軌道修正しないと……。)

――ここ10年くらいで音楽の聴き方も変わってきて、CDショップの在り方も変わってきたと思うんです。そんな中、伊藤さんのようなアツい意思を以て売るバイヤーさんの存在って大きいと思うんですよ。ブームもあって、ロック好きが突如アイドルにハマるのもめずらしくなくなって。いろんな意味でアイドルソングの存在って大きかったのかなと思ってるのですが。

「僕、今年31歳なんですけど、小学生のときにCDバブルの時代を過ごして、ドラマ『101回目のプロポーズ』のチャゲ&飛鳥『SAY YES』とか。そういう時代なので、CDを買うという習慣が小学生くらいのときからあったんですね。そして、中学生のときに出会ったのがHi-STANDARD。そこからJ-POPではない音楽にハマりまして、若い頃はパンク/ハードコア、そんなのばっかり。それで、2010年くらいですか、アイドルブームが出てきて。今でこそアイドルコーナーがどこのお店行ってもありますけど、当時はまだなくて。タワーでもそうしたアイドルコーナー作ってやって行きましょうという話になったとき、ちょうど自分がJ-POPの担当をやっていたんです。そこでアイドルソングが“いいな”とスッと入ってきたんですよ。もともとJ-POPで育ってきたというのもあって、“個人的に、J-POPらしいJ-POPがないな”と思ってたんです、そこは今でも思ったりするんですけど。それがアイドルの曲だったのかなぁ。それでいろんなアイドルの曲をチェックするようになって、そんな中、ハロプロという泥沼に足を突っ込んでしまい、こんな感じになってしまった(笑)」

――CDショップのバイヤーって、音楽好きにとって憧れの職業でもあると思うんです。タワレコで働きたいと思ってる人も多いと思いますし、実際自分も過去にタワレコさんに求人応募したこともあるんです、不採用でしたけど……。伊藤さんにとってのバイヤーとしての信条とはなんでしょう?

「自分が好きなものを売りたい、伝えたいという、それが自分がタワーレコードに入ったときの初期衝動ですからね。入社して10年、このお店に来て3年ほどが経ちますが、そこは今でもしっかりと。Berryz工房しかりですね。むしろ“ほかの店舗はBerryz工房の推しが足りてねぇんだよ!!”と、本気で怒ってますから(笑)。全然意味がわからない。“こんなにすごいグループなのに!”と、ゆいたいです」

――最後ビシっと締めてもらおうと思ったら、結局Berryz工房突っ込んできやがった……(笑)。いいぞ、もっとやれ!!

「『③夏夏ミニベリーズ』(2006年)の初回盤もありますので、ご来店お待ちしております!」(数に限りがあります)

そんなアツすぎるBerryz愛にあふれる伊藤さんのいるタワーレコード柏店は現在、3月31日に閉店に向けての『THANKSセール』を開催中。まだ行ったことがない人はもちろん、行ったことある人も今一度、閉店前にこの壮観なハロプロコーナー&Berryz工房コーナーに足を運んでみてはどうだろうか。

[冬将軍]