岡村靖幸『幸福』発売記念11人連続レビュー企画〜天照大桃子(バンドじゃないもん!)編〜

特集・インタビュー

[2016/2/3 19:00]

岡村靖幸『幸福』をベイベな11名が連続レビュー!
岡村靖幸が1月27日にリリースしたオリジナルアルバム『幸福』の発売を記念して、耳マンでは岡村ちゃんを大特集! “11年ぶり”にかけて、岡村ちゃんをリスペクトし、愛してやまない“ベイベ”による新作レビューを11夜連続でお送りします。3人目はアイドルユニット、バンドじゃないもん!のメンバー、天照大桃子氏です。


天照大桃子(バンドじゃないもん!)
『岡村靖幸さんに出会って6年目。
初めて私の目の前で発売されたオリジナルアルバムを
抱きしめているだけでしばらく生きていけます』


馬鹿にされるのが怖くて、かっこいいと思うことすら貫けずに透明な心を隠してしまう。そんな自分を靖幸さんの音楽は、優しさと、情熱と、鼓動が踊り出すような音使い、言葉使い、目と耳を通して、頭を通して、心を通して、いつも全身から勇気を満ち溢れさせてくれます。

私は自分に自信あり気に思われるけど、本当は恥ずかしがり屋で、大好きなものの目の前じゃいつもパニックになるような人間です。敬愛する靖幸さんのアルバムにこうしてコメントを出すのも今かなり精一杯の思いで文字にしています。

『幸福』というアルバムのなかに「写メ」という歌詞が入っていて、それがなんだかたまらなく嬉しかったです。生まれるのが遅くて知るのが遅かった組のファンとしては、靖幸さんのオリジナルアルバムが、私達の世代の、この時代に発売された事実がとても幸せだからです。近年では靖幸さんが自撮りをされていたりするのがものすごく素晴らしく、今らしい靖幸さんを実感させてくれました。

靖幸さんが活躍している時代をちゃんとリアルタイムで目撃できている今が刻まれた今作。私にとっては靖幸さんを大好きになった、『家庭教師』と並んで特別な一枚となりました。もう、岡村靖幸さんが憧れなこと、「若いのに珍しいね。」なんて言わせません。今も、ここにいる我々の王子様です。そして、いつも変わられない岡村靖幸さんのピュアすぎる生き様が伝わる言葉のひとつひとつは私の希望です。

長くなってしまってすみません。
とにかく何が伝えたいかと言うと『幸福』の完成、リリース、おめでとうございます、そして、ありがとうございます、これからも大好きです、それから、あのーそのーレッツゴー!!

岡村靖幸さんに憧れて、ステージを身体中で使いきって魂を込めて歌っているアイドルのひとりより。


【著者紹介】

天照大桃子(バンドじゃないもん!)
タレント・作家・歌手。ちゃんもも◎名義でも活動し、テレビ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に初期メンバーとして出演。2014年4月よりアイドルグループ、バンドじゃないもん!に加入し天照大桃子として活躍の幅を広げる。同年11月、初の著書『イマドキ、明日が満たされるなんてありえない。だから、リスカの痕ダケ整形したら死ねると思ってた。』を発売した。


【本企画に参加してくれた11名のベイベたち】
・榊ピアノ(耳マン研究所)【2/1 UP】
・成田大致(夏の魔物)【2/2 UP】
・天照大桃子(バンドじゃないもん!)【2/3 UP】
・澤部渡(スカート)【2/4 UP】
・本間悠子(HMV 立川)【2/5 UP】
・南Q太(漫画家)【2/6 UP】
・古森57YO優(リットーミュージック社長)【2/7 UP】
・オカモトレイジ(OKAMOTO'S)【2/8 UP】
・川本真琴【2/9 UP】
・福岡晃子(チャットモンチー)【2/10 UP】
・小出祐介(Base Ball Bear)【2/11 UP】

[耳マン編集部]